横浜ゴムは8月9日、パシフィコ横浜で9月1日から3日間にわたり開催される、日本最大級のトラック関連総合展示会「ジャパントラックショー2016」に出展すると発表した。
「次世代」をテーマに安全性・経済性・環境性に貢献するタイヤとサービスを紹介し、運輸・輸送業界での存在感を高めていく。
タイヤ商品では大型トラック・トレーラー・バス用の超偏平シングルタイヤを参考出品する。超偏平シングルタイヤは従来一軸で片側2本必要だったリアタイヤを1本にできるため、軽量化による燃費向上や省資源に寄与するほか、積載スペースの拡大によって積載効率を高めることができる。
サービスではタイヤ個別のコンディションや運行履歴、点検状況などを一元管理することで、安全性が高く、無駄のないタイヤ運用とタイヤ管理・メンテナンスの省力化をサポートする、タイヤ個体管理サービスのコンセプトを紹介する。
併せて同サービスの構成要素のひとつであり、タイヤの空気圧とタイヤ内空気温度をリアルタイムで監視する、空気圧モニタリングシステム「ハイテス」の新型プロトタイプを展示する。
タイヤ個体管理サービスは、専用アプリによってスマートフォンやタブレットでも必要な情報を確認することが可能で、ブースでは体験デモンストレーションやムービーを用意し、先進性や優れた利便性をアピールする。
ジャパントラックショーは1984年から開催されていた「東京トラックショー」をリニューアルし、今年初開催となる。トラックや架装、トレーラー、部品・用品メーカーなど約120社の出展と、5万人の来場者を見込んでいる。