日本ゴム協会 新会長に平田靖氏選任 通常総会開く

2011年06月13日

ゴムタイムス社

平田靖新会長

 日本ゴム協会は5月30日、第78回通常総会を東京理科大学森戸記念館(東京・神楽坂)で開催した。 総会は平成22年度事業報告および収支決算報告、平成23年度事業計画、同予算案などを審議、いずれも原案通り承認可決した。任期満了に伴う役員選任で は、新会長に平田靖氏(ブリヂストン中央研究所兼環境推進本部フェロー)が選任され、副会長は大武義人氏(化学物質評価研究機構)、柴原彰広氏(東海ゴム 工業)、中瀬古広三郎氏(住友ゴム工業)の3氏が新任、五十野善信氏(長岡技術科学大学)は重任した。 また、一般社団法人への移行についても定款変更の承認を得たことで、今年度中に認可を目指して準備を開始する。 平田新会長は「協会は創立以来、学会と産業界のパイプ役として役割を果たしてきた。ゴム材料が今後果たす機能は多様で、従来のゴム技術だけでなく、ソフトマテリアルという広い概念で研究開発を進める必要がある。ソフトマテリアルを集約していきたい」などと述べた。 総会後は各技術賞の発表と表彰式、特別講演会が行われた。 表彰式では第23回日本ゴム協会賞、第49回ゴム技術有功賞、第58回優秀論文賞、第66回ゴム技術進歩賞、第4回CERI若手奨励賞、第2回ブリヂストンソフトマテリアルフロンティア賞などが発表され、それぞれ表彰式が行われた。

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