日本ミシュランタイヤは8月26日、パシフィコ横浜で9月1~3日に開催される「ジャパントラックショー2016」に出展すると発表した。
「モビリティーの継続的な発展に貢献する」ことを企業理念とするミシュランでは、今回の展示会への出展で、運送・輸送事業者が抱える課題に対し、先進的なタイヤとサービスを提供することで業界へのさらなる貢献を目指す。
出展ブースでは、トレーラーだけでなく駆動軸のダブルタイヤをシングルタイヤにした、ワイドシングルタイヤ「ミシュランX One(エックス・ワン)」を展示する。同タイヤは、その革新性のみならず、積載効率・省燃費性能・省メンテナンス性など、実用性の高さから注目されている。
また、ソフトバンクとの協働により、IoT技術を付加して同タイヤの性能を運用面でより向上させる、TPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム:オレンジジャパン社製)をコンセプトシステムとして公開する。
従来型では装着タイヤの空気圧とタイヤ内部温度を、トラックの車載モニターで管理するが、同コンセプトシステムではネット環境にあるパソコン・タブレット・スマートフォンなどの端末であれば、どこでもリアルタイムでその情報を取得することができる。