中期5ヵ年計画の4年目を推進するバンドー化学。目まぐるしく事業環境が変化する中で積極的な投資を進める吉井満隆社長に、その戦略を尋ねた。
◆足元の動向は。
17年3月期第1四半期は、先ごろ決算発表したように減収増益となった。売上は海外の現地通貨ベースで見ると増収だったが、為替円高が響いて減収となった。
一方、原材料価格の低下やコストダウン活動、高付加価値製品への切り替え促進によって販売粗利が良化し、増益要因となった。
◆セグメント別の状況については。
自動車部品事業は、国内で
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