独ランクセスは8月30日、東北復興支援の一環として、宮城県東松島市と石巻市で小学生を対象にした化学実験教室「つくってまなぼう!わくわく実験教室」を開催したと発表した。
今回の実験教室は、夏休み期間を利用して、5日に東松島市あおぞら(大塩地区)放課後児童クラブと同市いちご(赤井地区)放課後児童クラブ、6日に石巻市子どもセンターで開催し、地元の小学1年生から6年生までの計59人の児童が参加した。
この化学実験教室は、子どもたちに楽しみながら化学の知識を学んでもらうことを目的に開催するもので、今年で3回目となる。今年は「色を学ぼう!」をテーマに、光と色の三原色に関するレクチャーや実験、三原色の軽量樹脂粘土を使った作品作りなどを行った。
ランクセスは東日本大震災により被災した子どもたちの支援を目的に、2011年から公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の「子どもまちづくりクラブ」の活動を支援している。
その支援活動を通して、被災地の復興が進む中、子どもたちへのさらなる支援拡充を目指し、14年から宮城県内で化学実験教室を開催するプロジェクトを開始した。
今年度も、4月に社内を横断するメンバー14人によるプロジェクトチームを立ち上げ、実験教室の企画・準備を進めて開催に至った。