ブリヂストンは8月30日、2014年にワールドワイドパートナーとなって以来初めて迎えたリオ2016オリンピック大会(リオ大会)において、日本・ブラジル・米国・韓国の4か国でブランディング活動を展開したと発表した。
リオ大会は8月21日に閉会し、東京へとオリンピック旗が引き継がれたが、同社グループも2017年より活動をグローバルに拡大する。
今大会では、マーケティングキャンペーンを始めとして、グループ従業員の一体感を醸成する施策や、アスリート支援、国際ゴルフ連盟(IGF)と共同でゴルフ競技のサポートを実施、ブラジルの若者への教育・スポーツ支援プログラムを通じてリオ大会が残すレガシーに貢献したほか、IOCが新たに立ち上げたオリンピックチャンネルの創設パートナーとなることも発表した。
同社グループは、今大会で得た経験を基に、オリンピックというプラットフォームを通じて引き続きブランディングを強化していくとともに、世界中の従業員の意識を高めグループ全体の一体感を醸成し、真のグローバル企業を目指す。また、今後、アジアで開催される平昌・東京・北京の各大会に向け、同社の製品・サービスや知見を使ってオリンピックの開催国やアスリートに貢献していきたいとしている。
なお、ブリヂストンは東京2020パラリンピック競技大会のゴールドパートナーとして、パラリンピック日本選手団をサポートしており、米国子会社であるブリヂストン・アメリカス・インクは、2024年までUSパラリンピックパートナーを務める。スポーツを通じより多くの人々が参加できる社会を実現するというパラリンピックの理念を支持し、サポートしていく方針。