住友ゴム 二輪車用タイヤを点検 7台に1台が整備不良

2016年09月05日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は9月5日、「ダンロップ全国タイヤ安全点検」の一環として二輪車用タイヤの安全点検を行った結果、約7台に1台の割合でタイヤの整備不良が確認されたと発表した。

 この点検活動は2012年から毎年、8月19日の「バイクの日」前後に全国の道の駅やレストハウスなどで行っており、4回目の今年は8月7日に、同社グループの二輪車用タイヤ販売会社であるダンロップモーターサイクルコーポレーションが全国6カ所で実施した。

 全国で626台の車両を点検した結果、タイヤにかかわる整備不良は全点検台数のうち90台(約14・4%)で、その内訳は(重複含む)タイヤの残溝不足が54台(8・6%)と最も多く、ヒビ割れが28台(4・5%)、偏摩耗が14台(2・2%)、損傷が6台(1・0%)という結果になった。なお今回の点検により、2012年からの累計点検台数は2275台となっている。

 また、点検に加え、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明したチェックカードを配布するなど、ライダーにタイヤの日常点検の重要性も訴求した。

 同社では点検結果を踏まえ、今後もライダーに安全で正しい使用方法や管理方法などを伝えていくとしている。

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