タイヤメーカー各社が8月に発表した新車装着(OE)情報は、以下の通り。
◆横浜ゴム
横浜ゴムは8月2日、グローバル・フラッグシップタイヤ「ADVAN(アドバン)スポーツV105」が独ポルシェ社の新型「911」「718ボクスター」「718ケイマン」に新車装着されたと発表した。
装着サイズは、911のフロント用が235/40ZR19(92Y)、リア用が295/35ZR19(100Y)、718ボクスターのフロント用が235/40ZR19(92Y)、リア用が265/40ZR19(98Y)、718ケイマンのフロント用が235/40ZR19(92Y)、リア用が265/40ZR19(98Y)。
アドバン・スポーツV105は横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向けタイヤで、高いドライビングパフォーマンスを発揮するとともに、優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせているのが特長だ。
また、同社は8月24日、日産自動車が同日に発売した新型「セレナ」の新車装着用(OE)タイヤとして、「ブルーアースE52」の納入を開始したと発表した。
装着サイズは195/65R15・91S。
「ブルーアースE52」は、「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした同社のグローバルタイヤブランド「ブルーアース」の基盤設計や材料技術を採用し、低燃費性能を高めながら安全性能と快適性能をバランスさせた乗用車用サマータイヤ。
同社は先進タイヤ技術「ブルーアース」テクノロジーを投入したタイヤ開発を積極的に進めており、最新のエコカーやハイブリッドカーを中心に新車装着されている。
◆住友ゴム
住友ゴム工業は8月24日、同日から発売された日産自動車の新型「セレナ」に、ダンロップの低燃費ブランドである「エナセーブEC300+」、「エナセーブ・プレミアム」が採用され、同車の生産に合わせて納入を開始したと発表した。
新型「セレナ」に装着される2種類のタイヤのうち、「エナセーブEC300+」は、タイヤの転がり抵抗低減はもとよりセレナの特性に合わせた操縦安定性能、ブレーキ性能、乗り心地、静粛性を高次元でバランスさせることでセレナが持つ高い燃費性能、運動性能に寄与している。また「エナセーブ・プレミアム」は、ラベリング制度における転がり抵抗性能で最高グレード「AAA」を獲得しているプレミアム低燃費タイヤであり、セレナの求める燃費性能に寄与している。