横浜ゴム タイのタイヤ生産拠点、 2分野で国際規格の認証を取得

2011年09月28日

ゴムタイムス社

 

ISO50001の認定書

 横浜ゴムはタイの乗用車用およびトラック・バス用タイヤ生産拠点であるヨコハマタイヤマニュファクチャリング(TRYT)が8月にエネルギーマネジメントシステムの国際規格であるISO50001を取得し、9月には労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格であるOHSAS18001も取得したと発表した。
 ISO50001は2011年6月に新たに発行された規格で、同社グループとしては初の取得となる。この規格は組織がエネルギー効率やパフォーマンスの改善を目指し、必要なシステムやプロセスを確立、実行することを目的としている。 TRYTは2010年4月からISO50001の取得に向けた取り組みを開始した。

OHSAS18001の認定書

 一方、OHSAS18001は、職場における労働災害や健康被害から人を守り健全な企業経営を行うための規格で、同じく2010年4月より取得のための取り組みを開始した。同社グループは安全健康な職場環境づくりを重点課題に取り上げており「安全衛生は全ての基本である」という基本方針のもと、活動を推進している。今回のOHSAS18001取得はこうした活動の一環として行われた。TRYTの取得により、同社グループでOHSAS18001を取得した拠点は5つとなる。

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