スチレンブロック共重合体(SBC)のパイオニアである米クレイトンポリマー社は、常に新製品開発へのチャレンジを続けてきた。日本法人のクレイトンポリマージャパン(東京都港区、中西信輔社長)は、現在、新たな市場開拓を期して、2つの新製品に注力している。
1つめは、自動車内装用に開発した高流動性水添スチレン系熱可塑性エラストマー。従来、自動車のインパネには、スラッシュ成形した塩ビにウレタンのトップコートを施した部品が採用されてきた。今回開発した「インジェクション・モールディング・ソフトスキン(IMSS)テクノロジー」では、同エラストマーをベースとした