住友理工は9月16日、グループ子会社計7社が10月1日と3日付けで商号変更を実施すると発表した。
10月1日付けで、東海橡塑企業管理(浙江)有限公司が住友理工企業管理(中国)有限公司に、TRI・ヨーロッパがスミトモ・リコー・ヨーロッパに、TRI・アメリカがスミトモ・リコー・アメリカに、TRI京都が住理工ホーステックスに、TRIホース販売が住理工ホース販売に変更する。
10月3日付けでは、TRIサイタマが住理工ファインエラストマーに、TRIサイタマ(タイランド)が、スミリコー・ファイン・エラストマー(タイランド)に変更となる。
同社は2014年10月1日付けで「東海ゴム工業」から「住友理工」に商号を変更。グループ子会社の多くが旧社名由来の商号を冠していたこともあり、グローバルに通用するブランドの統一・構築を推進するため、昨年度から国内外のグループ子会社の商号についても順次変更を進めてきた。今回もその一環。
また、産業用ホース事業では、TRI京都(京都府綾部市、10月1日付けで「住理工ホーステックス」に商号変更予定)に同事業を移管し、これまで小牧製作所(愛知県小牧市)に置いていた事業部の運営拠点を、10月1日付けで新設する京都事業所(京都府綾部市)に移転する。
住理工ホーステックスをグローバル展開におけるマザー工場と明確に位置づけ、事業基盤の再編と強化を進めることで、経営資源の集約と事業基盤のさらなる強化を実現し、「住友理工ブランド」でのグローバル拡販を図る。