独ランクセスは9月20日、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSIワールド)」の構成銘柄に、19日付けで6年連続で選定されたと発表した。
同インデックスは、財務に重要な影響を及ぼす環境・社会・コーポレートガバナンス要素に基づいて、年1回、構成銘柄を選定するもの。
「ベスト・イン・クラス」のアプローチに基づき、各産業分野における企業のパフォーマンスを測定し、その中から業界上位10%の企業のみがDJSIワールドの構成銘柄に選定される。
ランクセスは今年、イノベーションプロセス管理と気候戦略等の分野の実績で、特に高い評価を受けた。
同グループは、環境保護・温暖化防止に向けた昨年の目標を達成したことで、今年初頭に新たな目標を設定。25年までに、温室効果ガスの排出量を25%削減することを目標として掲げた。
DJSIは、世界有数の金融市場指数プロバイダーであるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が、サステナビリティ投資のスペシャリストであるロベコサム社と共同で作成している。
今年は、先進国・新興国市場の世界最大手3400社以上に、同アセスメントへの参加を呼びかけた。