日本貿易振興機構(JETRO)がまとめた今年上半期の日中貿易の双方輸入ベースの実績によると、輸出入とも減少幅は縮小しているものの、4期連続でマイナスになっていることが明らかになった。
総額は前年同期比3・9%減の1422億6140万ドル、輸出は4・5%減の663億7913万ドル、輸入は3・4%減の758億8228万ドル。日本の対中貿易赤字は、半期ベースで2012年上半期以降、9期連続になるという。
こうしたことから、日本の輸出に占める中国の割合は、11年の19・7%をピークに下降を続け、今年上半期では17・1%まで減少して、輸出先1位から2位に後退した。
対照的に輸出先1位となっているのが