【ベルト特集】横浜ゴム 特色あるコンベヤを上市

2016年09月26日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムの16年上半期のコンベヤベルト事業は、国内の売上は前年対比で横ばいだった。需要先別にみると、最大需要先の製鉄用は中国の供給過多により、国内鉄鋼各社の収益環境が悪化したことから、状況は厳しい。

 一方、海外に関しては資源価格の下落が続いていることや、中国勢が力をつけていることから、価格競争が激化している。

 こうした流れを受け、16年下半期の見通しについては、国内は引き続き横ばい、海外はさらに価格競争が激化すると予想され、厳しい環境が続くと見ている。

タフテックスブランドのロゴマーク

タフテックスブランドのロゴマーク

 同社は他社との差別化を図る狙いから、耐摩耗性や難燃性など特色のある製品開発に注力している。

 その中で、15年12月に「フレイムガード・ロック」「高温耐熱性MJ(メタル・ジョイント)帆布ベルト」、16年8月に「タフテックスアルファ」を上市した。

 フレイムガード・ロックは、JIS難燃耐カット耐摩耗性コンベヤベルトで国内向

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