1937年の創業以来、工業用ゴム・プラスチックの専門商社として顧客の幅広いニーズに対応してきた蒲田ゴム。6月に代表取締役社長に就任した亀田昌岐新社長に、社長就任の感想や今後の経営課題などについて話を聞いた。
―社長就任の感想は。
それまで勤めていた会社を辞めて入社した段階で、すでに社長になることは決まっていたので、就任後も取り立てて大きな心境の変化はない。入社後は営業、総務、人事など会社全般の業務に携わってきており、その中で社長に必要な経験を積んできたと思っている。現在は、総務関係、人事関係の業務を中心に行っている。
経営者としての父親(亀田元秀・現会長)の後ろ姿を見て育ってきたので「誰かがこの会社を引き継いでいかねば」とずっと考えていた。その面では親孝行の意味合いもかなり含んでいる。
社長就任
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