材料と技術の複合展「エヌプラス」と、食の調理現場に直結するトータルソリューションを提案する「フードシステムソリューション2016」が9月28~30日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された。ゴム関連ではエヌプラスに日本ゼオン、岡安ゴム、ホッティーポリマー、丸五ゴム工業、アキレス、アドバンスト・ソフトマテリアルズ、フードシステムソリューションにはトヨックス、東和コーポレーション、ミドリ安全が出展していた。
◆日本ゼオン
いずれもシクロオレフィンポリマーの開発品である「T62R」「L―24」などを中心に展示を行った。
T62Rは主に車載カメラレンズでの使用を想定した製品。車載カメラは長時間稼働させるため、熱による変色・変形が課題となっている。これに対し、T62Rは耐熱特性を向上させることで、熱変形・色調変化を低減した。
一方、L―24は低吸収性・耐熱性に加え、優れた電気絶縁性も特長だ。これにより、ミラーレス車の開発や通信機器でのより鮮明な画像伝送などのために進められている、電子部品のハイパワー化に対応することができる。
同社ではこうした新材料をパネルと応用事例により、分かりやすく解説していた。
◆岡安ゴム
関東地方での販路拡大のため、昨年に続き