東洋ゴム工業は10月５日、仙台工場がある宮城県岩沼市で収穫された、野菜や米を一般にプレゼントする「宮城のおいしいおすそわけ」キャンペーンを９月末から実施していると発表した。
同社が岩沼市に主力工場を構えてタイヤづくりを行ない、国内外にそれらを供給していることを地元・宮城の人たちに知ってもらうため、今年１月からエリアコミュニケーション「メイド・イン・ミヤギ」を展開している。
これは、２０１１年３月11日の東日本大震災で被災しながら、それを乗り越えていこうと奮闘している地域の「農水産物」生産者と、同社が取り組むタイヤ生産を「ものづくり」という共通のキーワードで結び合わせ、生産者としての互いの情熱や真摯な姿勢を伝えるものだ。
今回のオープンキャンペーンは、この「メイド・イン・ミヤギ」の一環として、全国に宮城県の農水産物を同社から知らせ、届けるプレゼントキャンペーン。同社ＨＰの特設サイト「メイド・イン・ミヤギ」、もしくはキャンペーンサイトで案内している。
応募者の中から抽選で１００人に、震災で被災した岩沼市の農業復興支援活動の一環として設置された、事業創出拠点「岩沼みんなの家」で収穫された野菜と米をプレゼントする。
