中部ゴム商組は9月29日、名古屋・名鉄グランドホテルで商工懇談会を開催した。
組合理事17人、賛助会員16人の計33人が参加し、製品ごとの市況や生産出荷報告が行われた。
主催者を代表して川島理事長があいさつしたあと、搬送・伝動ベルト、ホース、耐圧ビニルホース、ダクト・サクションホース、ゴム板の製品ごとの市況が報告された。
その後の質疑応答では、各賛助会員から今後のコンセプトが述べられ、環境にやさしい環境配慮型製品づくり、ユーザーの要望を形にした製品開発、高機能製品への改良、レスポンスの速さの追求などが挙げられた。
また、欧州特定有害物質規制(ROHS・ローズ)が改正され、2019年9月からフタル酸エステル系4物質の使用が制限されることへの対応方法として、同物質を使わない製品の開発を進めていることや、可塑剤を排除する方向で動いていることが紹介された。
懇談会終了後、場所を移して懇親会が行われ、参加者は情報交換を行うなど親睦を深めた。
最後に西日本バンドーの福井中部支社長のあいさつ行い、懇親会は盛況のうちに終了した。