住友ゴム タイ子会社で操業10周年記念式典

2016年10月07日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は10月7日、同社グループのタイにおけるタイヤ製造・販売子会社「スミトモラバータイランド(SRT)」が、5日に操業10周年記念式典を開催したと発表した。

 工場内で仏教式典を行ったほか、近郊のホテルで開催した記念パーティーには、県知事・関係官公庁・協力企業・取引先・工場関係者と同社からの池田育嗣社長など、総勢約300人が出席した。

 記念パーティーでは、池田社長、SRT長畑社長があいさつを行い、池田社長は「SRTはグローバルな供給拠点として操業を開始し、現在ではグループ内最大規模の生産能力を誇る工場に成長した。今後も全てのステークホルダーの皆様の信頼に応え、さらなる成長に向けて精進し、タイ国と日本の相互発展の一助となることを祈念する」と述べた。

 また、長畑社長は「SRTは操業以来、着実に生産を拡大してきたが、規模だけでなく安全・品質・コストでも世界最大級のタイヤ工場にふさわしい体制を築き、今後もタイ経済の発展に貢献していきたいと考えている。10周年を一つの区切りとして、次の10年に向け一層の精進を重ねていく」との決意を示した。

 SRTは2006年11月に生産を開始し、現在は同社グループの中で最大の生産能力を誇る。14年4月には同社グループとして海外では初となる農業機械用タイヤ工場を開設し、生産を開始した。

 操業以来、タイ国内のみならず世界の180を超える国に製品を供給しているほか、環境との調和を図るために環境マネジメントシステムを運用するなど、環境負荷の低減に取り組んでいる。

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