ブリヂストン　吹奏楽団久留米の創立60周年記念で東京公演開催

　ブリヂストンは10月14日、同社のブリヂストン吹奏楽団久留米が、２０１５年に創立60周年を迎えたことを記念し、東京公演を開催すると発表した。

　同公演は、長年支えてくれた人々に対する感謝の気持ちを伝えるとともに、同楽団の活動について理解を深めてもらうことを目的としたもの。

　同楽団は、１９５５年に「地域の音楽文化向上と社員の文化活動」を目的として、創業者である石橋正二郎が結成した。楽団員は久留米工場と鳥栖工場の従業員55名で構成されており、通常勤務をしながら全国各地で定期演奏会やチャリティーコンサートを行っている。

　今回開催する東京公演は、これまで演奏を披露する機会が少なかった関東圏での開催となる。事業以外の分野でも社会貢献を目指した創業者の「世の人々の楽しみと幸福の為に」という理念を体感する場となる予定。

　なお、東京公演の観覧希望者については、10月10日発行のバンド・ジャーナル２０１６年11月号にて募集をする。応募者多数の場合は抽選となる予定。

　同楽団はこれからも演奏会やボランティア活動を通じて、人々に愛される楽団を目指していくとしている。