「STEER Engineering」(インド・バンガロール市、バブ・パドマナバンCEO)の日本法人として、2005年7月に発足した「STEER JAPAN」(東京都台東区、佐藤明彦CEO)は、卓越した機能を持つ超深溝タイプの同方向回転二軸押出機を国内外で展開している。
この押出機の最大の特徴は、スクリュー・エレメントの中心線が偏っていること。これにより、偏心作用による伸長流混練、及び狭クリアランスがせん断熱のピークを抑え、他社製品にはない、様々なメリットを押出機に付与することができた。
まず、せん断による発熱上昇を抑制する事で、高速回転を行えることから、一般的な押出機に比べ、単位時間当たりの吐出量を3~4割増加させるとともに、エネルギーコストの削減を可能にした。
また、一般的には難しい融点が離れたポリマーの混合が行え、分散性が良いことから
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