東洋ゴム工業は10月19日、日頃から工場をサポートしてもらっている地域の住民や従業員の家族への感謝の気持ちを込めて、22日に宮城県岩沼市の仙台工場で「地域ふれあいフェア2016」を開催すると発表した。
地域ふれあいフェアは、仙台工場と同社の労働組合が主催する地域コミュニティー向けのイベントで、今年で24回目の開催となる。 今年のフェアでは、ステージでのダンスパフォーマンスやキャラクターショーを行うほか、縁日ゲームコーナーやフードコーナーを設け、園芸教室なども開催する。
また、スタッドレスタイヤを中心とする展示・販売コーナーやタイヤ全般に関する相談コーナーも設けて参加者の疑問に答える。さらに、希望者を対象に、通常一般には公開していない工場見学ツアーを行ない、モノづくりの現場を実際に見ることで、タイヤメーカーの仕事を身近に感じてもらう。
仙台工場は1962年に自動車用タイヤの製造を開始し、今日まで半世紀以上にわたり生産活動を続けている。地域の住民や従業員の家族からの支援と理解を得、仙台工場がこれまで事業を継続できていることに対する感謝と、工場所在地の岩沼市の地域活性化への貢献活動として、93年から毎年秋に地域ふれあいフェアを企画・開催している。