コンチネンタルタイヤは10月21日、イギリスの月刊誌「evo」が主催するタイヤテストに「SportContact(スポーツ・コンタクト)6」がデビューし、最も高い評価を獲得したと発表した。
競合8社のタイヤとともに235/35R19サイズで評価された結果、様々な面で同製品の性能が認められ、ドライブレーキングとウェットブレーキングで最高の評価を獲得した。
同タイヤテストでは、市場に提供されるサマータイヤの中から優れた製品が評価され、その中から最も優秀なタイヤが発表される。
性能・品質・安全性・操作性・有用性が評価されるこのテストは、タイヤにこだわる人々に自信を持って新しいサマータイヤを選んでもらうための、タイヤ業界のお墨付きとなっている。
同誌は「今回のサマータイヤテストで、コンチネンタルは2年連続で最も高い評価を獲得した。この評価はドライテストで特に発揮された。ブレーキングで他を圧倒したほか、ウェットテストでも素晴らしい性能が確認された。このカテゴリーでこれほどのオールラウンドの性能をもつタイヤは他にはない」とコメントしている。
同社は同新製品によって、ウルトラハイパフォーマンスタイヤの分野で引き続き成功を収めている。本社のあるドイツ・ハノーバーで開発されたスポーツ・コンタクト6のサイズレンジは、19~23インチで、アウディR8やポルシェ911といった純スポーツカーのほか、BMW5シリーズやメルセデスAMGなどの乗用車に適している。また、電気自動車テスラ「モデルS」にも最適だ。
同社は、ウルトラハイパフォーマンスタイヤの市場がさらに拡大すると予測しており、同製品が対象のサイズで年間成長率が10%近くになると見込んでいる。ホンダのシビック・タイプRに純正採用されており、ニュルブルクリンクの北コースでFF最速タイムを記録した。