ヤマカミは10月24日、大宮けんぽグラウンドで10月2日、16日、23日に実施された日刊スポーツ杯争奪東京総合健保野球大会で、同社野球部が優勝したと発表した。
同大会は各健康保険組合が実施している事業所対抗野球大会の優勝チーム又は、これに準ずるチームが参加し覇権を競う野球大会で、日刊スポーツ新聞社の後援により実施され、今年で40回目の開催となる。
今年から東部ゴム健保が東部ゴム商組の野球大会協賛となったため、東部ゴム健保に加入する会社で東部ゴム商組の野球大会の最上位チームが参加資格を与えられることとなり、ヤマカミ野球部が出場し見事優勝、健保の頂点に立った。
初出場のヤマカミチームは一回戦で日本リーテック(電設工業健保)に1対0で競り勝ち、二回戦は岡野電線(東日本電線工業健保)とサドンデスの末2対1で勝利した。
3回戦は昨年度優勝で3連覇中の強豪、日本医療企画(出版健保)に7対6で逆転勝ちし勢いに乗った。最終日の準決勝はコナミホールディングス(関東ITソフトウェアー健保)に4対2で勝利し決勝にコマを進め、昨年度準優勝の朋栄(計機健保)と覇権を争うことになった。決勝では相手カレオンの本塁打で1点を先制されたが、ヤマカミが終盤に逆転し、2対1で頂点に立った。MVPにはヤマカミの村山聡遊撃手(33)が輝いた。3位はコナミホールディングスとDTS(東京都情報サービス産業健保)となった。
ヤマカミ野球部監督の山上茂久氏は「大会出場チームは各健保の代表チームで、軟式野球界では有名な強豪チームが多数出場している。ヤマカミは全試合逆転で1点差の厳しい試合をものにすることができた。大会前は上位入賞を目標にしたが、選手のあきらめない強い気持ちと運にも恵まれ優勝することができた。東部ゴム健保代表として初出場で幸運にも優勝することができ大変光栄に思っている」と述べた。