住友ゴム工業は10月25日、日本ユネスコ協会連盟との協働事業「チーム・エナセーブ・未来プロジェクト」を今年も実施し、23日に福岡県で行った「博多湾・和白干潟の自然保護活動」で、今年の活動を終了したと発表した。
今年は全国8ヵ所で活動を実施し、約470人の従業員とその家族などが参加した。
チーム・エナセーブは、低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの売上の一部を活用し、同社とダンロップ製品を使用する顧客とが一緒になって行う環境保全活動。同プロジェクトと「チーム・エナセーブ・GREENプロジェクト」の二つの活動を行っている。
2013年から実施している同プロジェクトは、国内外の身近な文化・自然を守り伝える日本ユネスコの「未来遺産運動」に賛同し、日本全国で失われつつある文化や自然環境を保全するために取り組んでいる。
一方、チーム・エナセーブ・GREENプロジェクトは、顧客に代わってタイやインドネシアでマングローブの苗木を植樹し、森をよみがえらせるとともに、自然災害の防止や豊かな漁場の形成などを目指す活動である。09年に活動を開始して以来、多くの顧客の共感を得、累計植樹本数は110万本を超えている。