日本ゴム工業会・ゴム板部会がまとめた16年1~9月のゴム板の生産・出荷実績によると、合計生産量は1万4712tで前年同期比1・5%減、出荷量は1万4322tで同0・7%増となった。
生産の内訳はプレス製品が1万4424tで同1・5%減、その他288tで同2・1%増。出荷の内訳はプレス製品が1万4055tで同0・6%増、その他266tで同0・7%増。
16年のゴム板生産の年間推移を見ると、1~3月の合計生産量は前年同期が消費増税後の反動減により振るわなかったこともあり、前年同期比6・5%増となった。合計出荷量は5132tで同2・5%増となり、こちらも増加した。
4~6月では、4月の生産量は同月実績を上回ったものの、5月以降が減少し、4~6月の合計生産量は前年同期比5・9%減となった。また、出荷量を見ると、4月に前年同月をわずかに上回った後、5月は減少に転じ、6月は再び前年同月を上回った。4~6月の合計出荷量は前年同期比1・8%増となった。
7~9月では、生産量は減少が続き、特に9月は2桁の落ち込みとなった。7~9月の
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