横浜ゴムは10月28日、中国のタイヤ生産販売子会社である蘇州優科豪馬輪胎有限公司が、22日に江蘇省蘇州市高新区にある同社敷地内で「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトの第五期植樹祭を開催したと発表した。
同社の福谷修一総経理、従業員とその家族のほか、中国の事業統括会社である優科豪馬橡膠有限公司の近藤成俊董事長、蘇州市浒墅関中心小学校の児童と家族、蘇州市高新区の環境保護局、環境保護協会の関係者など合計208人が参加。
420㎡の敷地に、土地本来の常緑広葉樹などの苗木15種、3157本を植樹した。
蘇州優科豪馬輪胎は、優科豪馬橡膠の全額出資でトラック・バス用タイヤ専門の生産販売子会社として2006年4月に設立し、14年4月からは乗用車用タイヤの生産も行っている。
今回の植樹により、横浜ゴムの中国での累計植樹本数が約4万9000本になったほか、横浜ゴムグループ全体の累計植樹本数は約44万本となった。
横浜ゴムは、創業100周年にあたる来年までに、国内外の生産・販売関連拠点で50万本を植樹するYOKOHAMA千年の杜プロジェクトに07年から取り組んでいる。
同プロジェクトでは、植物生態学者の宮脇昭横浜国立大学名誉教授による指導の下、苗作りから植樹、その後の杜の育成まで従業員が自ら行っている。