フコクの2017年3月期第2四半期連結決算は、売上高が350億7300万円で前年同期比4・8%減、営業利益は15億2200万円で同26・8%減、経常利益は12億4800万円で同40・8%減、四半期純利益は8億8000万円で同38・4%減となった。
売上高については、自動車関連が堅調に推移する一方、建機向けなどの伸び悩みや、円高基調による換算の影響を受けて減収となった。
損益面では、営業利益がグローバルの償却費や販管費率の増加、タイのホース事業の負荷などによって減益。さらに為替差損益が圧迫要因となった影響も加わって、経常利益も減益となった。
この結果を受け、通期の連結業績予想について、売上高・経常利益・当期純利益の各項目で当初予想を下方修正した。
売上高は720億円で前期比0・3%減(当初予想比0・7%減)、営業利益が33億円で同2・2%増、経常利益が31億円で同8・0%減(同11・4%減)、当期純利益が20億円で同1・6%増(同9・1%減)を見込んでいる。