タイガースポリマーの２０１７年３月期第２四半期連結決算は、売上高が１９０億２２００万円で前年同期比３・６％減、営業利益が14億４０００万円で同24・７％増、経常利益が13億６９００万円で同11・６％増、四半期純利益は７億８１００万円で同13・５％減となった。
国内では家電用ホースの販売が減少したが、自動車部品・ゴムシート・産業用ホースの販売が増加した結果、売上高は１０５億５２００万円で同２・９％増となった。増収の影響により、セグメント利益は５億７９００万円で同11・５％増となっている。
米州のうち米国では、自動車部品・産業用ホースともに、販売は前年同期を若干上回り、原材料費などが減少したものの、為替換算上の影響があり減収増益。メキシコの自動車部品も販売は増加し、原材料費などが減少したが、為替換算上の影響があり、減収増益となった。これにより、米州の売上高は61億２９００万円で同15・６％減、セグメント利益は５億４６００万円で同17・９％増となった。
東南アジアは、マレーシアでは家電用ホースの販売は減少したものの、原材料費などが減少し減収増益。タイでは自動車部品・家電用ホースともに販売は増加したが、為替換算上の影響があり減収増益となった。この結果、東南アジアの売上高は12億２４００万円で同13・３％減、セグメント利益は１億３９００万円で同18・８％増となった。
中国では為替換算上の影響があったが、自動車部品・家電用ホースともに販売が増加した結果、売上高は23億８０００万円で同５・６％増となった。増収の影響により、セグメント利益は１億１７００万円で同３０６・６％増となっている。
通期の連結業績予想は当初の見通しから売上高を下方修正、営業利益は上方修正を行い、売上高は３８２億円で前期比３・８％減（当初予想比４・０％減）、営業利益は23億円で同９・３％減（同４・５％増）、経常利益は23億円で同11・２％減、当期純利益がは4億円で同25・３％減を見込んでいる。
