ポバール興業の2017年3月期第2四半期連結決算は、売上高が11億4800万円で前年同期比5・2%減、営業利益は7600万円で同3・6%減、経常利益は5600万円で同32・4%減、四半期純利益は4500万円で同19・2%減となった。
研磨関連で中国向けの販売が減少したことで減収、経常利益は急激な円高の影響を受けて前年同期を大幅に下回った。
通期の連結業績予想については、 10月13日に株式を取得した日新製作所の売上が寄与するものの、上期の販売減の回復が見通せないことや、株式取得に伴う仲介手数料などの発生が見込まれるため、当初予想を下方修正した。
売上高は24億100万円で前期比1・5%増(当初予想比2・4%減)、営業利益は8100万円で同43・9%減(同48・5%減)、経常利益は7000万円で同47・7%減(同59・4%減)、3700万円で同67・9%減(同71・2%減)を見込んでいる。