西川ゴム工業の2017年3月期第2四半期連結決算は、売上高が423億700万円で前年同期比4・1%減となった。
利益については、生産性向上およびコスト低減活動に注力した結果、営業利益は38億8600万円で前年同期比56・7%増、経常利益は38億7000万円で同50・7%増となった。ただ、独占禁止法関連損失を特別損失として計上した結果、四半期純損失は108億2400万円(前年同期は四半期純利益14億9100万円)となった。
セグメント別では、自動車用部品は軽自動車の自動車税増税の影響で回復しておらず、売上高は400億3100万円で同4・7%減となった。一方、利益面では、生産性向上およびコスト低減活動に注力した結果、営業利益は36億7300万円で同60・4%増となった。
一般産業資材については、住宅ローン金利の低下や政府の住宅取得支援策の下支えなどで住宅着工戸数が回復し、売上高は22億7600万円で前年同期比8・0%増。営業利益は2億1200万円で同12・1%増となっている。
通期の連結業績予想については、8月9日の前回公表値から変更なく、売上高879億円で前期比2・3%減、営業利益は78億円で同17・6%増、経常利益は83億円で同25・5%増、当期純損失は70億円を見込んでいる。
全文:約551文字