相模ゴムの4~9月期 営業利益が2.5倍に 通期予想を上方修正

2016年11月11日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の2017年3月期第2四半期連結決算は、売上高が28億6700万円で前年同期比15・5%増、営業利益は8億2500万円で同156・0%増、経常利益は6億1200万円で同119・9%増、四半期純利益は4億600万円で同158・7%増となった。

 ヘルスケア事業は、ポリウレタン製コンドーム・サガミオリジナル0・01(ゼロゼロワン)の全国販売が好調に推移する中で、国内ではロック・フェスティバル「デッド・ポップ・フェスティバル」のスポンサーとして販売プロモーションを行い、輸出では東アジア・東南アジアからのサガミオリジナル0・02(ゼロゼロツー)の順調な受注を受け、販売数量の拡大に努めてきた。

 この結果、売上高は21億3500万円で同24・9%増、営業利益は9億2600万円で同99・6%増となった。

 プラスチック製品事業は、原料価格が低水準で推移したことにより、販売価格の下落の影響を受けたが、短納期に対応した生産体制への取り組みや、鮮度保持フィルム等の開発に着手し、収益の拡大を図った。

 これにより、売上高は6億2200万円で同5・6%減、営業利益は7700万円で同77・9%増となった。

 その他の事業の入浴・介護サービス等の売上高は1億1000万円で同3・4%減、営業損失は2200万円(前年同四半期は営業損失1200万円)となった。

 通期の連結業績予想は、第2四半期の好調な業績を受け当初予想を上方修正した。売上高は56億円で前期比15・5%増(当初予想比7・7%増)、営業利益は13億円で同109・9%増(同85・7%増)、経常利益は10億円で同87・0%増(42・9%増)、当期純利益は6億5000万円で同104・9%増(同44・4%増)を見込んでいる。

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