メールマガジン
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ゴムベルト・ゴムホース及び工業用ゴム製品の概要
2020年6月14日 17時
ゴムベルト・ゴムホース及び工業用ゴム製品の品目は、経済産業省の生産動態統計で分類が定められている。 まず、ゴムベルトは、コンベヤ、歯付、V型、その他の4つに分類されている。搬送用のゴムベルトはコンベヤに、動力伝動用の歯付ベルトは歯付に分類され、V型には動力伝動用で断面がV字型をしているものが該当……
ポリマー・配合剤の試験方法|ゴムの基礎知識
2020年6月13日 17時
ポリマー・配合剤の試験方法は、JIS規格では主にK6200番台およびK6300番台に定められている。これらの規格番号を、ポリマー、カーボンブラック、配合剤、化学試験および物理試験に分類して整理すると、以下のようになる。 ポリマー JIS K 6249 2003 未硬化及び硬化シリコーンゴムの試験方法 JIS K 6298 20……
熱可塑性エラストマーの分類表|TPEの基礎知識
このページでは、熱可塑性エラストマー(TPE)の分類を紹介する。分類は、TPA、TPC、TPO、TPS、TPU、TPV、TPZの全7種類に分かれ、それぞれにおいて各種TPEの詳細分類を32種類、ハードセグメント、ソフトセグメントを紹介している。 TPAのうちTPA―EEは、ハードセグメントがポリ……
ゴム関係用語集|ゴムの基礎知識
2020年6月12日 17時
ア 圧縮成形 あっしゅくせいけい compression moulding 被成形物を金型キャビティ内に直接置き、金型を閉じ、加圧して成形する工程。 硫黄加硫系 いおうかりゅうけい conventional sulfur vulcanizing system 加硫剤として比較的多量の単体硫黄を用いる。ジエン系ゴムに用いるような、はん用加硫系。最適加硫では主……
ゴム製品の輸出入コード一覧|ゴムの基礎知識
ゴム製品の輸出入コードは、素材や形状、用途に応じて細かく定められている。天然ゴムや合成ゴムが成分や加工法によって異なるコードに区別されるほか、材料や製品は、同じ品目でも自動車用や医療用などそれぞれの用途によってコードが区分されている。タイヤの場合、乗用車用と貨物車用、航空機用、自転車用など、使用……
製品及び製品の試験方法|ゴムの基礎知識
2020年6月11日 17時
JIS規格で定められている製品及び製品の試験方法を、タイヤ、ベルト・プーリ、ホース、引布、軟質発泡材料、防振ゴム、免震ゴム、電線、オイルシール・パッキン、医療・日用品、はきものに分類して整理すると、次の通りとなる。 タイヤ JIS B 8922 2015 産業用車輪 JIS B 9205 1995 農業機械用タイヤ JIS D 4202 199……
主なSI単位への換算率表|ゴムの基礎知識
2020年6月10日 17時
力、粘度、応力、動粘度、圧力、仕事・エネルギー・熱量、仕事率、熱伝導率、熱伝達係数および比熱の、SI単位への換算率は、以下の通り。
ゴム略語集|ゴムの基礎知識
原料ゴムとラテックスの略号(JIS規格)・計60件 Mグループ(ポリメチレンタイプの飽和主鎖をもつゴム) A C M: アクリルゴム(アクリル酸エチルまたは他のアクリル酸エステル類と加硫を可能にする少量の単量体とのゴム状共重合体) A E M:アクリル酸エチルまたは他のアクリル酸エステル類とエチレンとのゴム……
主要ゴムの基本性質12種類|ゴムの基礎知識
2020年6月8日 17時
主要ゴムである天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムの12種類を紹介する。それぞれに対してASTMによる略号、比重(数値)、引張り強さ、破断伸び、引……
日本ゴム業界の年表|ゴムの基礎知識
年 事 項 1945年(昭和20) ・GHQ、指令に基づき国内合成ゴム工場を管理化に置く ・ゴム統制会解散、ゴム統制組合設立 1946年(昭和21) ・GHQが生ゴム押収指令 ・ゴム輸入協会が発足 1947年(昭和22) ・生ゴム輸入第1船が入港 ・ゴム統制組合が解散、ゴム産業復興会議結成大会開く ・全国ゴム産業労働……
ゴムの定義と基本的性質|ゴムの基礎知識
2020年6月4日 12時
日本ゴム協会の「ゴム用語辞典」によると、ゴムとは「常温でゴム弾性を有する高分子あるいはその材料」とされている。 ここで、ゴム弾性とは「小さい外力で変形しやすく、高伸張性(100%以上)を示し、外力を取り除くと短時間でほぼ元の形に回復する性質」のこと。JISでは、表のように定義している。 また、……
原料ゴムの歴史と種類|合成ゴムの基礎知識
2020年6月3日 16時
(1)原料ゴムの歴史 原料ゴムは、天然素材である天然ゴムと、人間社会が作り出した合成ゴムに大別される。合成ゴムは、その化学構造によりグループ分けされ(JIS K 6397:2005)、さらに各グループには類似の性質を有する多数の原料ゴムが含まれている。 原料ゴムの中で最も長期間使用され続けているのがヘベア樹と……
熱可塑性エラストマーについて|TPEの基礎知識
2017年8月9日 16時
熱可塑性エラストマー(TPE)について 熱を加えると軟化して流動性を示し、冷却すればゴム状に戻る性質を持つ熱可塑性エラストマー(TPE)は リサイクル性、軽量化、成形加工性に優れることから従来より架橋ゴムはじめ、塩ビ製品からの代替えが進んできた。 TPEの主要製品にはオレフィン系(TPO)、スチレン系(TPS)、ポリウ……
合成ゴムの種類と用途|合成ゴムの基礎知識
2017年8月9日 13時
合成ゴムの原料 ~合成ゴムは石油から作られる~ 合成ゴムはナフサを分解してできる、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどの石油化学基礎製品から作られる石油化学誘導品の一つ。天然ゴム(NR)に対して、人工的に合成されたゴム状物質あるいはゴム弾性体、およびそれらの原料である合成高分子化合物の総称を言う。……
天然ゴムと合成ゴム需給|合成ゴムの基礎知識
2017年7月23日 15時
新ゴム消費量 日本は世界第4位にダウン 自動車タイヤ、各種産業用ゴム製品(ベルト、ホース、自動車用部品)、医療用製品などのゴム製品を作る原料には、天然ゴムと合成ゴムが使用されれる。合成ゴムはナフサを分解してできる、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどの石油化学基礎製品から作られる石油化学誘導品……
ACM・H-NBR・ECO メーカの生産能力 2019年版
2020年6月23日 17時
ACMの生産能力は、ゴムタイムスのまとめによると、日本ゼオンの川崎・倉敷工場が8500トン、アメリカの工場が8500トンで、合わせて1万7000トンとなっている。 H-NBRの生産能力は、日本ゼオンの高岡工場が4000トン、川崎工場が500トン、また、同社のアメリカの工場が5000トンで……
EPDM・IR・CR メーカーの生産能力 2019年版
2020年6月22日 17時
ゴムタイムスがまとめたEPDMの生産能力は、三井化学が海外工場を含めて17万トン、住友化学が4万トン、JSRが3万6000円の、合わせて24万6000トンとなっている。 IRの生産能力は、JSRが4万1000トン、日本ゼオンが4万トン、クラレが1万3000トンの、合わせて9万4000トン……
S-SBR・BR・NBR メーカーの生産能力 2019年版
2020年6月21日 17時
弊社調べのS―SBRの生産能力では、JSR、日本ゼオン、旭化成、住友化学、全4社合計の生産能力が紹介されている。 4社合計の海外工場を含み、稼働予定を除く工場での生産能力は、57万3000t。以下は表に掲載。 弊社調べのE―SBRの生産能力では、JSR、日本ゼオン、2社合計それぞれの生産能力が紹介……
ゴム用機械メーカーリスト 2019年版
2020年6月20日 17時
アドバンステクノロジーシステム株式会社 〒451-6040 愛知県名古屋市西区牛島町6-1-40 名古屋ルーセントタワー TEL. 052-569-2412 近江度量衡株式会社 〒525-0054 滋賀県草津市東矢倉3-11-70 TEL. 077-562-7111 加藤事務所株式会社 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町11-7ビーエム兜町ビル2階 TEL. 03……
ゴム手袋メーカーリスト 2019年版
アトム株式会社 〒729-2317 広島県竹原市忠海東町4-2-1 TEL. 0846-26-1258 宇都宮製作株式会社 〒540-0012 大阪府大阪市中央区谷町2-6-4 谷町ビル6階 TEL. 06-7639-9900 オカモト株式会社 〒113-8710 東京都文京区本郷3-27-12 TEL. 03-3817-4111 三興化学工業株式会社 〒739-0611 広島県大竹市新……
ゴムシートメーカーリスト 2019年版
2020年6月19日 17時
入間川ゴム株式会社 〒350-1305 埼玉県狭山市入間川1-15-40 TEL. 04-2953-3131 オーサカゴム株式会社 〒543-0042 大阪府大阪市天王寺区烏ヶ辻 1-9-5 TEL. 06-6771-0391 マクセルクレハ株式会社 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町2-4-27 堺筋本町TFビル9階 TEL. 06-6271-8292 霜田ゴム工業株……
ゴム・樹脂ベルトメーカーリスト 2019年版
中興ベルト株式会社 〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル16階 TEL. 06-6398-6716 ニッタ株式会社 〒556-0022 大阪府大阪市浪速区桜川4-4-26 TEL. 06-6563-1211 バンドー化学株式会社 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町4-6-6 TEL. 078-304-2923 フォルボ・ジークリン……
ゴムロールメーカーリスト 2019年版
2020年6月18日 17時
尾髙ゴム工業株式会社 〒640-0413 和歌山県紀の川市貴志川町神戸77-3 TEL. 0736-64-0002 株式会社加貫ローラ製作所 〒544-0005 大阪府大阪市生野区中川5-3-13 TEL. 06-6751-1121 株式会社金陽社 〒141-0032 東京都品川区大崎 1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー6階 TEL. 03-5745-6200 テク……
タイヤメーカーリスト 2019年版
クムホタイヤジャパン株式会社 〒104-0031 東京都中央区京橋3-12-7 京橋山本ビル2階 TEL. 03-3535-0880 コンチネンタルタイヤ・ジャパン株式会社 〒140-0002 東京都品川区東品川2-3-12 シーフォートスクエアセンター9階 住友ゴム工業株式会社 〒651-0072 兵庫県神戸市中央区脇浜町3-6-9 TEL. 078-265-300……
フッ素ゴムメーカーリスト 2019年版
2020年6月17日 17時
旭硝子株式会社 〒100-8405 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング TEL. 03-3218-5741 スリーエム ジャパン株式会社 〒141-8684 東京都品川区北品川6-7-29 TEL. 03-6409-3800 ダイキン工業株式会社 〒530-8323 大阪府大阪市北区中崎西 2-4-12梅田センタービル(総合受付19階) TEL. 06-63……
ファインケミカルメーカーリスト 2019年版
大内新興化学工業株式会社 〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町7番4号 TEL. 03-3662-6451 神島化学工業株式会社 〒550-0011 大阪府大阪市西区阿波座1-3-15 JEI西本町ビル6階 TEL. 06-6110-1133 川口化学工業株式会社 〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル8F TEL. 03-3254-8481 協和化学……
ゴム用試験機メーカーリスト 2019年版
アイティーエス ジャパン株式会社 〒274-0812 千葉県船橋市三咲7-22-7 TEL. 047-449-2961 株式会社上島製作所 〒186-0011 東京都国立市谷保6-5-22 TEL. 042-572-1397 新東科学株式会社 〒101-0034 東京都千代田区神田東紺屋町27 TEL. 03-3252-2791 合資会社テックプロジャパン 〒197-0024 東京都福……
再生ゴムメーカーリスト 2019年版
2020年6月16日 17時
アサヒ再生ゴム株式会社 〒849-0100 佐賀県三養基郡みやき町原古賀5810 TEL. 0942-94-3021 石本ゴム工業株式会社 〒639-2244 奈良県御所市大字柏原1353-3 TEL. 0745-62-5656 大栄護謨株式会社 〒544-0004 大阪府大阪市生野区巽北1-28-19 TEL. 06-6751-3251 株式会社東洋ゴムチップ 〒371-0215 ……
カーボンブラックメーカーリスト 2019年版
旭カーボン株式会社 〒950-0883 新潟県新潟市東区鴎島町2 TEL. 025-274-1211 キャボットジャパン株式会社 〒105-0012 東京都港区芝大門2-5-5 住友芝大門ビル3階 TEL. 03-3431-1721 日鉄カーボン株式会社 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 13F TEL. 03-5207-7638 東海カーボン株式……
ゴム・樹脂ホースメーカーリスト 2019年版
2020年6月15日 17時
クラレプラスチックス株式会社 〒530-8611 大阪府大阪市北区角田町8-1 梅田阪急ビルオフィスタワー 39階 TEL. 06-7635-1500 弘進ゴム株式会社 〒984-0816 宮城県仙台市若林区河原町2-1-11 TEL. 022-214-3011 住友理工株式会社 〒450-6316 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 TEL. 052-57……
ウレタンゴムメーカーリスト 2019年版
大日精化工業株式会社 〒103-8383 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 TEL. 03-3662-7111 ディーアイシー コベストロ ポリマー株式会社 〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目8番地5 TEL. 03-3562-1023 日本ミラクトラン株式会社 〒243-0032 神奈川県厚木市恩名五丁目2番4号 TEL. 046-224-5271 BASFジャパ……
TPEメーカーリスト 2019年版
2020年6月9日 17時
旭化成株式会社 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 日比谷三井タワー TEL. 03-6699-3000 アロン化成株式会社 〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目8番6号 住友不動産日比谷ビル8階 TEL. 03-3502-1401 株式会社カネカ 〒530-8288 大阪府大阪市北区中之島2-3-18(中之島フェスティバルタワー) T……
CMBメーカーリスト 2019年版
株式会社エラストミックス 〒510-0871 三重県四日市市川尻町100 TEL. 059-345-2022 角一ゴム工業株式会社 〒651-2125 兵庫県神戸市西区玉津町新方字東方257 TEL. 078-911-8685 株式会社カワイチ・テック 〒124-0013 東京都葛飾区東立石3-27-1 TEL. 03-3691-3317 株式会社ケースリー 〒103-0025 東京都……
シリコーンゴムメーカーリスト 2019年版
2020年6月4日 10時
旭化成ワッカーシリコーン株式会社 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-9 コンフォール安田ビル3階 TEL. 03-5283-8850 信越化学工業株式会社 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル TEL. 03-3246-5091 東レ・ダウコーニング株式会社 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1大手町……
合成ゴムメーカーリスト 2019年版
旭化成株式会社 〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 TEL. 03-6699-3000 宇部興産株式会社 〒105-8449 東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館 TEL. 03-5419-6110 株式会社大阪ソーダ 〒550-0011 大阪府大阪市西区阿波座1-12-18 TEL. 06-6110-1560 株式会社クラレ 〒100-8115 東京都千代田……
形状記憶高分子|合成ゴム
2020年8月30日 7時
【開発経緯概略】 形状記憶高分子とは、温度変化による性質変化を利用して形状を固定させたり、復帰させたりする機能を付与することができる高分子である。ポリマーの流動を防ぐための固定相と、温度変化に伴う軟化・硬化が可逆的に伴う、軟化相と硬化可逆相の2相構造で構成されている。形状記憶高分子にはこの2相を具備……
導電性高分子|合成ゴム
【開発経緯概略】 プラスチックの導電性材料には、本来絶縁物であるプラスチックに金属繊維、カーボンブラックなどの既存の導電性微粒子または導電性繊維を分散させて導電性を付与した導電性複合材料と、高分子電荷移動錯体のような有機導電性高分子化合物との二つのタイプがある。 導電性複合材料は、導電性フィラーをポ……
フッ素ゴム|合成ゴム
2020年8月29日 7時
【開発経緯概略】 分子中にフッ素原子を含む合成ゴムで、もっとも耐熱性が優れる。例としては、フッ化ビニリデン/三フッ化塩化エチレン共重合体、フッ化ビニリデン/六フッ化プロピレン共重合体、フッ化ビニリデン/六フッ化プロピレン/四フッ化エチレン共重合体、四フッ化エチレン/六フッ化プロピレン共重合体などが……
ブチルゴム(IIR)|合成ゴム
【開発経緯概略】 ブチルゴムは、イソブチレンに橋架け用として数%のイソプレンを加え、低温でカチオン重合して得られる。 ブチルゴムは、際立った特徴を持つ合成ゴムであり、すべてのゴムの中でもっとも反発弾性(リジリエンス)が小さい。弾まないボールなどで知られているが、これはポリイソブチレンのメチル基のため……
室温硬化型シリコーンゴム(RTV)|合成ゴム
2020年8月28日 7時
【開発経緯概略】 RTVは、前項の直鎖状ポリジメチルシロキサンにアセトキシ基、アルコキシ基、イソプロペノキシ基などを有するシラン化合物とその他添加剤を加えたもので、湿気の存在下で硬化する。 RTVには1液型と2液型があるが、1液型は主として空気中の水分と反応して、また2液型は使用時に本体と硬化剤の2液が所定の……
多硫化ゴム(チオコール)|合成ゴム
【開発経緯概略】 有機二塩化化合物と、多硫化アルカリと反応させて得られる合成ゴムで、主鎖に硫黄を含有し、チオコールの名前で呼ばれる。金属酸化物、過酸化物で加硫することができる。固体状、液状、ラテックス状のものがあり、いずれも固有の臭気を持つ。 【性質、加工、その特徴】 ① 耐油性、耐溶剤性が合成ゴムの……
ミラブル型シリコーンゴム(HTV)|合成ゴム
2020年8月27日 7時
【開発経緯概略】 シリコーンゴムは(R2SiO)nを原料とした高重合度の直鎖状ジオルガノポリシロキサンの架橋体からなる弾性体である。 加硫温度の差でミラブル型(高温加硫型、HTV)と室温加硫型(RTV)に大別される。HTVは、まずオクタメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルトリシロキサンなどの環状シロキサンを……
クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)|合成ゴム
【開発経緯概略】 分子量2万程度のポリエチレンに亜硫酸ガスと塩素を反応させて得られる純白海綿状の物質である。硫黄含量は1.3~1.7%、最適塩素含量は30~35%で、これより多くなると硬くなる。SO2Cl基は硫黄量に対して1~1.4%程度で、加硫速度には影響するが、加硫物の性質にはほとんど関係しない。酸化鉛のような金属酸……
ウレタンゴム|合成ゴム
2020年8月26日 7時
【開発経緯概略】 ジイソシアネート類とポリオールとを反応させて得られるウレタン結合を含むゴム弾性体で、熱硬化型と熱可塑型がある。また成形法により、注型タイプ、ミラブルタイプ(通常のゴムのようにロール加工ができる)に分けられる。 ウレタンゴムは、原料と触媒を適当に選択することにより各撞の製品をつくるこ……
アクリルゴム(ACM、ANM)|合成ゴム
【開発経緯概略】 アクリルゴムは、アクリル酸エステルを主成分とする合成ゴムの総称で、たとえばエチルアクリレートとクロロメチルビニルエーテルの共重合体(ACM)、n-ブチルアクリレートとアクリロニトリルの共重合体(ANM)、エチルアクリレートとアクリロニトリルの共重合体などがある。加硫は、トリエチレンテトラ……
アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)|合成ゴム
2020年8月25日 7時
【開発経緯概略】 NBRは、ブタジエンとアクリロニトリルの共重合体で、乳化重合により製造される。アクリロニトリル(AN)の含有量が低いもの(18~24%)から高いもの(47~49%)まで、種々のタイプがある。 AN含有量は耐寒性と耐油性を考慮して選択使用される。耐油・耐溶剤性ゴムとしてもっとも広く使用されているが、……
クロロプレンゴム(CR)|合成ゴム
【開発経緯概略】 クロロプレンを乳化重合して製造される。トランス結合が80~90%の結晶性ポリマーである。メルカプタン、硫黄、金属酸化物により加硫される。古くから広く工業用に使用される。 【性質、加工、その特徴】 ① SBRなどに比べて比重が大きく、約1.25である。 ② 硫黄変性タイプは、やや貯蔵安定性が劣り、貯蔵……
エチレン-プロピレンゴム(EPR、EPDM)|合成ゴム
2020年8月24日 7時
【開発経緯概略】 エチレン-プロピレンゴム(EPR、EPDM)は、エチレンとプロピレンをZiegler-Natta系触媒でランダム共重合したものである。エチレンとプロピレンの配合比、ポリマーの分子量に応じ、バター状から硬質ゴム状の種々の性状をした共重合体が得られるが、このうちエチレン含有量が30~70%、ジエン類が5~10%を……
ブタジエンゴム(BR)|合成ゴム
【開発経緯概略】 ブタジエンをハロゲン化チタンとアルミニウムトリアルキルなどを重合触媒として得られるゴム状重合体をいう。 重合方法としては、乳化重合と溶液重合があるが、乳化重合ポリブタジエンは加工性に劣る。ブタジエンの重合体には、シス-1,4-、トランス-1,4-、および1,2-の三種の構造が存在する。ブタジエン……
ハイスチレンゴム|合成ゴム
2020年8月23日 7時
【開発経緯概略】 ハイスチレンゴムは、スチレンの共重合比が大きいゴムを示すが、一般的にはハイスチレン樹脂とSBRの混合物で、平均スチレン含有量が50~70%のものである。樹脂成分の組成はスチレン成分が80%以上である。スチレンの平均含有量が同一でも、単純な共重合体のハイスチレンゴムとは特性が異なる。 【性質、……
溶液重合SBR|合成ゴム
【開発経緯概略】 溶液重合SBRはブタジエンとスチレンとを有機リチウム触媒を用いた溶液アニオン重合により製造される。アニオン重合では、リビング重合によってミクロ構造や分子配列が制御されたブロック共重合体をつくることもできる。重合法によりスチレンの結合量、スチレンの連鎖形式(ブロック型、ランダム型、対称……
乳化重合スチレン-ブタジエンゴム(SBR)|合成ゴム
2020年8月22日 7時
【開発経緯概略】 スチレン-ブタジエンゴム(SBR)は代表的な合成ゴムで、合成ゴムの中でもっとも多く使用されている。SBRは主としてブタジエンとスチレン(50%以下)のラジカル共重合により得られ、乳化重合により製造される。 SBRでは、結合スチレン量が20~25%のものは天然ゴムと同様な用途に用いられ、加硫することに……
イソプレンゴム(IR)|合成ゴム
【開発経緯概略】 イソプレンをZiegler触媒またはリチウム触媒を用いて重合することにより得られるシス1,4-ポリイソプレン構造を有する合成ゴムである。天然ゴムに極めて類似した分子構造を有するため、基本的な性質は天然ゴムに近く、加工性が天然ゴムよりも短時間で素練りができるものである。シス含有量のもっとも高い……
ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)|その他プラスチック
2020年8月21日 7時
【開発経緯概略】 TPCは、ハードドセグメントに高融点で高結晶性の芳香族ポリエステルを、ソフトセグメントにTgが-70℃以下の非晶性ポリエーテルを使用したマルチブロック共重合体である。 【性質、加工、その特徴】 ① ポリエステルの強靭な性質を有する。 ② 耐熱性が高く、低温特性も良好である。 ③ 耐荷重性が大きく強……
ポリイミド(PI)|熱硬化性樹脂
【開発経緯概略】 主鎖にイミド結合を有するもっとも耐熱性の優れたプラスチックの一つである。1964年にアメリカのデュポン社により開発された。 非熱可塑型ポリイミドは、反応形態により、縮合タイプ(縮合反応)と付加タイプ(付加反応)があり、ビスマレイミドや芳香族イミドを反応原料とした樹脂が多用されている。熱……
ウレタン樹脂|熱硬化性樹脂
2020年8月20日 7時
【開発経緯概略】 ウレタン結合を有する高分子化合物で、主にジイソシアネートとポリオール(活性水素結合物)との重付加反応によって得られる。1930年代後半にドイツのバイヤー社が開発した。ジイソシアネート類・ポリオール類の種類と組み合わせによりフォーム・エラストマー・塗料・接着剤・弾性繊維・合成皮革などの……
シリコーン樹脂(SI)|熱硬化性樹脂
【開発経緯概略】 シロキサン結合(Si-O-Si)に有機のメチル基やフェニル基などが同一分子内に存在している化学物質で、無機物の性質と有機物の性質を併せ持つ熱硬化性樹脂である。1940年代にアメリカのGE社で発明された。三次元網目構造は触媒(過酸化物など)や空気中の水分、熱水との触媒などにより得られる。シロキサ……
ジアリルフタレート樹脂(DAP)|熱硬化性樹脂
2020年8月19日 7時
【開発経緯概略】 ジアリルフタレート樹脂はオルソ、イソ、テレフタル酸とアリルアルコールを塊状重合で20~30%程度重合したところで重合を停止させてプレポリマー(DAP、DAIP、DATPの3種類)を作る。反応は付加重合であるので、フェノール樹脂などとは異なり、水、アルデヒド、アンモニアなどの発生はない。これに強化材……
エポキシ樹脂(EP)|熱硬化性樹脂
【開発経緯概略】 エポキシ樹脂は分子内にエポキシ基を2個以上持つ化合物の総称で、ビスフェノール類多価アルコールやノボラックなどとエピクロルヒドリンとの縮重合体ポリオレフィンなどを酸化し、エポキシ基を導入したものがある。工業的にもっとも多く使用されているのは、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの縮……
ジシクロペンタジエン樹脂(DCPD)|熱硬化性樹脂
2020年8月18日 7時
【開発経緯概略】 ジシクロペンタジエン樹脂(DCPD)は、シクロペンタジエンを高温無触媒で熱重合して製造する。この場合、スチレンやC4~C5の共役ジエン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、無水マレイン酸、フェノールなどの種々のモノマーとの共重合が可能である。また、DCPD樹脂のもつ二重結合を完全に水素添加すると……
キシレン樹脂|熱硬化性樹脂
【開発経緯概略】 m-キシレンとホルムアルデヒドから得られる100%キシレン樹脂(淡黄色、水飴状)と、他の芳香族炭化水素とともにホルムアルデヒドとを縮合によって得られる変性樹脂(液状、塊状、粉状など)がある。多くのマトリックス樹脂に対して基本性能の改質用に反応性原料またはブレンド剤として活躍している。 【……
メラミン樹脂(MF)|熱硬化性樹脂
2020年8月17日 7時
【開発経緯概略】 メラミン樹脂はメラミンとホルムアルデヒドの反応によって生じたメチロールメラミンの縮重合により生成する。メラミン樹脂は1930年代にスイスのCibaが発明した。 pH8~10の弱いアルカリ性でメラミンとホルムアルデヒドを反応させると、メチロール化され、まず、メチロールメラミンが生成する。メラミン1……
不飽和ポリエステル樹脂(UP)|熱硬化性樹脂
【開発経緯概略】 無水マレイン酸のような不飽和二塩基酸および無水フタル酸のような飽和二塩基酸とグリコールの縮合反応により得られるポリエステルを、スチレンやメタクリル酸メチルなどの架橋用ビニルモノマーに溶解した熱硬化性樹脂である。これに硬化剤である有機過酸化物および必要に応じ促進剤である金属石鹸を添……
ユリア樹脂(尿素樹脂:UF)|熱硬化性樹脂
2020年8月16日 7時
ユリア樹脂(尿素樹脂:UF) 【開発経緯概略】 メラミン樹脂などを含めてこれらの化学構造を有するものを一般にアミノ樹脂と総称する場合がある。ユリア樹脂は尿素とホルムアルデヒドを中性または塩基性で反応させるとメチロールユリアができる。メチロールユリアを酸により脱水、または加熱して脱水、縮重合を行って得ら……
フェノール樹脂(PF)|熱硬化性樹脂
【開発経緯概略】 フェノール樹脂は、フェノール類とアルデヒド類との縮合反応により得られる樹脂状物質を主体とする高分子をいう。PFは、1900年代にアメリカのベークランド博士が発明した世界最初の合成プラスチックである。用いる触媒により次の2種類の初期縮合物が得られる。 ・レゾール:アルカリ触媒を使用する反応……
ポリエチレンオキサイド(PEOX)|その他プラスチック
2020年8月15日 7時
【開発経緯概略】 ポリエチレンオキサイド(PEOX)は、エチレンオキサイド分子を水分子と重付加反応させて得られるもので、基本化学構造式HO-(CH2 CH2O)n-Hのnが200~300程度までを通常ポリエチレングリコール、これ以上のものをポリエチレンオキサイドと呼ぶ。重合度によって液体からロウ状のものまでが得られる。 【……
ケトン樹脂|その他プラスチック
【開発経緯概略】 ケトン樹脂は、ケトンとホルムアルデヒドの縮合によって得られる。原料ケトンがメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトフェノン、シクロへキサノンなどによってそれぞれ異なったものが得られるが、多少の特性値の差があるものの、一般的には類似の性質を持っている。 【性質、加工、その特……
ヒドロキシエチルセルロース(HEC)|その他プラスチック
2020年8月14日 7時
【開発経緯概略】 水溶性セルロース誘導体で、非イオン性繊維素誘導体である。セルロースのOH基を部分的にエチレンオキサイドに置換すると、水に可溶なセルロースエーテル(HEC)となる。種々の置換度および重合度のものが製造されており、一般的に低重合度のものはエマルジョン重合の保護コロイド、高重合度のものは塗料……
カルボキシメチルセルロース(CMC)|その他プラスチック
開発経緯概略】 一般にカルボキシメチルセルロース(CMC)と呼ばれているものは、実際はそのナトリウム塩である。CMCのナトリウム塩は、アルカリセルロースとモノクロル酢酸ナトリウムの反応によって得られる水溶性の白色粉末である。 【性質、加工、その特徴】 CMCのナトリウム塩は水溶性で、pHにより水溶液の粘度が変わ……
アセチルセルロース(CA)|その他プラスチック
2020年8月13日 7時
【開発経緯概略】 セルロースの酢酸エステルである。CAには二酢酸エステルと三酢酸エステルがあり、二酢酸エステルはフィルム、シートなどの包装用品および成形材料として、三酢酸エステルはLCD用光学フィルムなどとして使用されている。アセテート繊維は、二酢酸エステルを熟成工程によっていくぶん加水分解したものをア……
特殊透明性プラスチック(非晶質ポリオレフィン)|その他プラスチック
【開発経緯概略】 透明性プラスチックは、光学特性に加えて、軽量性、耐衝撃性、成形加工性などのプラスチック特有の性質により、無機ガラスに代わって光学分野における用途を広げている。この分野に使用されてきた材料はPMMAおよびPCであるが、前者は吸水性が大きく、後者は複屈折率が大きいという欠点を持つ。最近、各……
バイオマスプラスチック、 生分解性プラスチック(グリーンプラ)|その他プラスチック
2020年8月12日 7時
【開発経緯概略】 バイオマスプラスチックは、再生可能な植物由来物質で、化学的または生物学的に合成することにより得られる高分子材料である。生分解性プラスチックは、通常のプラスチック製品と同等に成形・使用でき、使用後は自然界の微生物や分解性酵素により水と炭酸ガスに分解される「自然に還るプラスチック」で……
ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)|その他プラスチック
【開発経緯概略】 TPAEは、ポリアミド(ナイロン)をハードセグメントとし、これにポリエステルポリオールまたはポリオール(PTMG(ポリテトラメチレングリコール))またはPPG(ポリプロピレングリコール)をソフトセグメントとしたブロック共重合体である。 【性質、加工、その特徴】 ① ナイロンの強靭な性質を有する。……
ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)|その他プラスチック
2020年8月11日 7時
【開発経緯概略】 TPUは、分子内に部分架橋を有する不完全熱可塑性タイプと線状の高分子の完全熱可塑性タイプがある。これらは、次の三つに大別できる。 ●カプロラクトン型:カプロラクトンを開環して得られるポリカプロラクトンポリオールにポリイソシアネートを付加重合したタイプ。 ●アジピン酸型(アジペート型):ア……
塩ビ系熱可塑性エラストマー(TPVC)|その他プラスチック
【開発経緯概略】 TPVCは、分子中のハードセグメントとしてポリ塩化ビニル(PVC)を、ソフトセグメントとして部分架橋型NBRなどのゴムを用いてアロイ化したブレンド型TPEである。 【性質、加工、その特徴】 ① セット、熱変形が小さい。 ② 反発弾性が大きい。 ③ 屈曲疲労強度が優れている。 ④ 耐摩耗性が優れている。 ⑤ 着……
オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)|その他プラスチック
2020年8月10日 7時
【開発経緯概略】 TPOはハードセグメントにポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンを用い、ソフトセグメントにEPDMなどを用いる。 TPOの主な種類として①単純ブレン型TPO(s-TPO)と②インプラント化TPO(Reactor-produced,i-TPO)、③動的加硫型TPO(Dynamic Vulucanized,TPV)に大別される。 【性質、加工、そ……
スチレン系熱可塑性エラストマー(SBC(TPS))|その他プラスチック
【開発経緯概略】 SBCは一般ポリスチレンブロックとゴムの中間ブロックを有し、ポリスチレン部分がハードセグメントを形成して橋かけ点となり、中間のゴムブロックが製品にゴム弾性を与える。ソフトセグメントには、ポリブタジエン(B、SBS)、ポリイソプレン(I、SIS)、および2種のポリオレフィン(EB、SEBS)、(EP、S……
熱可塑性エラストマー(TPE、全般)|その他プラスチック
2020年8月9日 7時
【開発経緯概略】 熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers:TPE)は、常温では加硫ゴムの性質(エラストマーとしての性質)を示すが、高温では塑性流動が可能となり、プラスチックの加工機で成形できる高分子材料と定義される。加熱により可塑性を示すエラストマーなので熱可塑性エラストマーと呼ばれる。TPEは……
PA/変性PO系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月8日 7時
【開発経緯概略】 ナイロン(PA)は強靭な樹脂であり、吸湿時ではその衝撃強度は極めて高いが、絶乾時や0℃以下の低温では衝撃強度は必ずしも十分でない。その向上のためPA/変性ポリオレフィン系アロイが開発された。 PAとPOは相溶性が良くないので、POに不飽和グリシジル化合物や不飽和カルボン酸またはその無水物やエス……
PC/ABS樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 PCの流動性改良とコストダウンを目的に開発され、20年以上の実績を有する。 PCとABS樹脂は、部分相溶性であり、相溶化剤などを特別に必要とせずに比較的容易に製造できる。 PCの衝撃強度の厚み依存性、ノッチ感度が高いなどの欠点を改良し、低温での衝撃強度が向上している。 同系統のアロイとしてはPC/……
PPE/PA系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月7日 7時
【開発経緯概略】 非相溶系のPPEとPAをアロイ化するためにPPEにPAをグラフトする方法、PPEを無水マレイン酸などの不飽和酸無水物で変性する方法、スチレン-無水マレイン酸共重合体を添加する方法などが用いられている。そのモルホロジーはPAをマトリックスとし、PPEをドメインとするミクロ相分散構造をとる。衝撃改良剤と……
PPE/PS系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 エンプラのポリマーアロイとしてGE社が1966年に最初に生産を始めたものである。ポリマーアロイの中では数少ない完全相溶系のアロイであり、任意の割合で一相に混合することができる。混合比率により80~170℃の幅広い荷重たわみ温度を有するアロイが得られる。 SBR、SEBSなどのスチレン系エラストマーと……
PVC/TPU系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月6日 7時
【開発経緯概略】 機械的にブレンドしたタイプ、グラフト重合タイプがある。PVCと相溶性のあるポリウレタンはポリエステル系が主体である。ブレンド系はPVCとTPUの比率や可塑剤量によって物性が大きく変化する。 【性質、加工、その特徴】 ① 耐摩耗性、高弾性化、カール性、引張強さなどの向上(PVC側から)。 ② 可塑剤の……
PVC/アクリル樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 PVCと以下に示す二つのタイプの材料とのポリマーアロイである。 ・MMA-アクリルゴム-スチレンの三元共重合体(MASを用いる強化剤タイプの材料) ・MMA-アクリル酸エステル系ランダム共重合体を用いた加工助剤タイプの材料 【性質、加工、その特徴】 ① ゲル化を早め、混練効果を良くし、加工性が向上(PV……
ポリマーアロイ総括|ポリマーアロイ
2020年8月6日 4時
*この記事は「プラスチックスガイド」に掲載されました。 *図・表はPDFでご覧ください カクテルは、そのエキゾチックな名称で、戦後の一時代に大いにもてはやされたものである。「スクリュードライバー」、「マティーニ」、「ハイボール」などが代表的なものである。最近では、ちょっと変ったもので「チューハイ」、「……
石油樹脂|低分子量ポリマー
2020年8月5日 7時
概要と特徴 石油樹脂は、石油類のスチームクラッキングによるエチレンプラントから分解油中に含まれるジオレフィンおよびモノオレフィン類を単離せずに重合したもので、分解油留分のうちC5留分を原料としたものをC5系石油樹脂、C9留分を原料としたものをC9系石油樹脂、両者を原料としたものをC5C9系石油樹脂と呼ぶ。 C9系……
液状ポリイソプレン|低分子量ポリマー
液状ポリイソプレンは、イソプレンをアニオン重合することにより、1,4-構造が主体の低分子量重合体を得ることができる。 この液状ポリイソプレンの分子量は数万の領域であり、架橋形成体として使用できるものである。また、各撞ジエン系ゴムと相溶性に優れ、それらにブレンドされた際には十分な可塑効果を示すと同時に、……
補強材(強化材、無機充填材)|プラスチック添加剤
2020年8月4日 7時
添加剤としては、可塑剤と同様に添加量が多いが、重要なものの一つである。プラスチック材料の最近の材料開発技術の一つである複合材用として使用される改質剤である。近年、プラスチックが金属代替用途に使用されるようになり、注目されている。主な目的は、プラスチックの剛性、機械的強度、荷重たわみ温度、寸法安定性……
高分子添加剤(耐衝撃性改良剤など)|プラスチック添加剤
1980年代頃から新規で大規模な市場が展望できるようなプラスチックの開発が無くなった。しかし、ユーザーから要望は多様化・高度化してきた。そのために多くの材料メーカーは既存の材料の組み合わせによる新規材料の開発を中心的に行った。ABC(A(アロイ)ポリマー同士の組み合わせによる材料開発、C(コンポジット)ポ……
着色剤|プラスチック添加剤
2020年8月3日 7時
1.概要 着色剤は、プラスチックを着色するものであるが、そのほか光の遮断、反射、吸収により製品に耐光性を付与する役割もある。着色剤には、無機顔料、有機顔料、および染料があるが、染料は耐光性に劣るので前2者が中心に使用されている。着色剤は金属系の顔料が多く使用されるため、各プラスチック業界では毒性問題……
帯電防止剤|プラスチック添加剤
1.概要 プラスチックは一般に帯電しやすく、帯電によるほこりや汚れの付着、OA機器類のノイズ発生などが大きな問題となっている。そのため、多くの帯電防止剤が開発され、プラスチックに添加されているがその大部分が界面活性剤である。 2.帯電防止剤の種類 ●アニオン性界面活性剤:脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エス……
滑剤|プラスチック添加剤
2020年8月2日 7時
1.概要 滑剤はプラスチックの成形加工時に、プラスチックと成形加工機の金属面との摩擦を減少したり、樹脂間の摩擦を減少させ、流動性や離型性を改善し、加工性を改良させる。このような作用により、加工時の樹脂温度の上昇を抑制し、実質的に樹脂の分解を抑制して安定剤の補助的役割をしている。滑剤はその作用により外……
可塑剤|プラスチック添加剤
1.概要 可塑剤は、ポリマー分子間に浸透してポリマーの分子間力を弱め、ポリマー分子鎖を動きやすくすることで粘度を低下させ成形加工性を改善したり、ポリマーのガラス転移点を低下し、ポリマーに柔軟性を与える。特に、ポリ塩化ビニルにおいては可塑剤の添加量により自由に柔軟性が制御され、多くの用途に適合させてい……
一般プラスチック用安定剤|プラスチック添加剤
2020年8月1日 7時
1.概要 ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS樹脂、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)などのプラスチック用安定剤はほとんどの樹脂で共通のものが使用される。それらをプラスチックの劣化反応に対する抑制機能別に分類するとラジカル連鎖開始阻害剤、ラジカル捕捉剤、過酸化物分離剤に分けられる。 ……
塩ビ用安定剤|プラスチック添加剤
1.概要 塩ビ(PVC)用安定剤は、多くの種類があるがそれぞれの安定剤の相乗効果が大きく、多くの場合用途に応じて適切な安定剤が数種組み合わせて使用され、軟質塩ビ用安定剤は安定剤メーカーによってワンパック化して販売されているものが多い。 2.塩ビ用安定剤の種類など ①熱安定剤とその説明 熱安定剤は塩ビの劣化の……
PA/PP系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年7月31日 14時
【開発経緯概略】 PAとPPの組合せは、極性が大きく異なり、相溶性の欠如した代表的なポリマー系である。したがって、相溶化剤が重要な役割を果す。PAとPPのポリマーアロイの相溶化剤としては、一般に無水マレイン酸などで酸変性されたPPが用いられる。この系では、ポリアミドの末端基のアミノ基とPP中の酸が反応によりグ……
ポリメチルペンテン(PMP)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
2020年7月19日 7時
【開発経緯概略】ポリメチルペンテンは、4-メチルペンテン-1をチーグラー触媒で重合したものであり、立体規則性の優れた結晶性ポリマーである。イギリスのICIが開発し、全事業を三井石油化学(現在の三井化学)に売却したので、現在同社が世界唯一の製造販売会社である。この樹脂は、嵩高い側鎖を持つため結晶部と非晶部……
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
2020年7月18日 7時
【開発経緯概略】ケトン系樹脂は、カルボニル基とエーテル基が連結した芳香族系ポリマーである。ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)は、イギリスのICI社で1980年代に開発された。PEEKは、ジハロゲノベンゾフェノンとハイドロキノンとの重縮合系のポリマーである。 【性質、加工、その特徴】① ガラス転移温度143℃、融点33……
ポリフェニレンサルファイド(PPS)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
2020年7月17日 7時
【開発経緯概略】パラジクロルベンゼンと硫化アルカリを高温・高圧下で反応させて得られる耐熱性の非常に優れた結晶性スーパーエンプラである。PPSの商業生産を開始した会社はアメリカのフィリップス石油社で、1973年である。重合方法により、架橋タイプ、半架橋タイプ、直鎖タイプに分けられる。 【性質、加工、その特徴……
フッ素樹脂(FR)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
2020年7月16日 7時
【開発経緯概略】分子内にフッ素を含む樹脂で、上市されている主なものは8種類である。世界で最初にフッ素樹脂を市販したのはアメリカのデュポン社で1947年のことである。フッ素樹脂は、炭素骨格とフッ素と微量の酸素からなるパーフルオロ樹脂とフッ素と水素または塩素からなる部分フッ素樹脂に分けられる。共通した特徴……
変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
2020年7月15日 7時
【開発経緯概略】変性ポリフェニレンエーテルは、主に耐熱性、力学的性質、電気的性質の優れた非晶性のPPEに成形性が良好なスチレン系樹脂などをブレンドして製造される。変性PPEは1960年代にアメリカのGE社で発明された。PPEとPSは、任意の比率で完全相溶するため、ブレンド比により耐熱性の幅広いグレードが生産可能で……
ポリブチレンテレフタレート(PBT)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
【開発経緯概略】ポリブチレンテレフタレート(PBT)はジメチルテレフタレートまたはテレフタル酸と1,4-ブチレングリコールとの重縮合により得られる熱可塑性の飽和ポリエステルである。PBTは、1970年代初頭にアメリカのセラニーズ社が工業化し、主に強化グレードで市場開発が進んできた汎用エンプラである。汎用エンプラ……
ポリアセタール(POM:ポリオキシメチレン)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
2020年7月14日 7時
【開発経緯概略】ポリアセタールには、ホルムアルデヒドのみで主鎖が構成されているホモポリマーと少量のコモノマーを共重合したコポリマーがある。POMは1960年代前半にホモポリマーがアメリカのデュポン社、コポリマーをセラニーズ社が上市した。 【性質、加工、その特徴】① 結晶化度が75~85%と高い結晶性プラスチック……
ポリアミド(PA:ナイロン)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
2020年7月13日 7時
【開発経緯概略】ポリアミド(PA)は別名ナイロンともいわれ、アミド結合(CONH)の繰返し単位が主鎖を構成する結晶性の線状高分子である。PAはその原料から次の2種類に分類される。・PAn(ナイロンn、nナイロン)・PAnm(ナイロンnm、nmナイロン)世界で初めて開発されたナイロン66は、1930年代にアメリカのデュポン社で……
ポリカーボネート(PC)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
2020年7月12日 7時
【開発経緯概略】ポリカーボネート(PC)は、一般に二価のヒドロキシ化合物と炭酸との縮合によってつくられたポリエステルの一種である。PCは、1950年代後半にドイツのバイヤー社が発明した。工業的に生産されているものは、ビスフェノールAタイプの非晶性の芳香族ポリカーボネートである。 【性質、加工、その特徴】① プ……
ポリメタクリル酸メチル(アクリル樹脂、PMMA)|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月11日 7時
【開発経緯概略】メタクリル酸エステルのポリマーの総称がアクリル樹脂であるが、一般的にはメタクリル酸メチルを主成分とする非晶性プラスチックを示す。アクリル樹脂は、1930年代イギリスのICI社で発明された。可視部波長全般にわたって光の透過率が均一であるため、透明性の点では、プラスチックの中でももっとも優れ……
アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月10日 7時
【開発経緯概略】アクリロニトリル(AN)とブタジェン(BD)、スチレン(ST)の3種類のモノマーの頭文字を取ってABS樹脂と呼ばれるが、実際には主としてブタジエン系のゴム(PBD、SBR、NBR)の存在下スチレン、アクリロニトリルをグラフト共重合して製造される。その他にAS樹脂とNBRをブレンドする方法なども行われている……
ポリスチレン(PS)|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月9日 7時
【開発経緯概略】スチレンの重合により非晶性で透明性の一般用ポリスチレン(PS-GP)が得られる。重合時に少量のポリブタジエンなどを加えて重合すると不透明の高衝撃ポリスチレン(PS-HI)が得られる。ドイツのBASF社で発明された。メタロセン触媒により、高融点で耐熱性・耐薬品性に優れたシンジオタクチックポリスチレ……
ポリ塩化ビニリデン(PVDC)|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月8日 7時
【開発経緯概略】塩化ビニリデンの重合で得られるポリマーである。塩化ビニリデンの単独ポリマーは高結晶性、高密度であるが、溶融温度と分解温度が接近しているので押出加工は工業的に不可能のため、コーティング時には製膜しない。このため通常は塩化ビニルやアクリロニトリルなどとの共重合物に可塑剤などの添加剤を配……
塩化ビニル樹脂(PVC)|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月7日 7時
【開発経緯概略】塩化ビニルを重合したホモポリマーが大部分を占めるが、酢酸ビニルなどとの共重合体もある。PVCは、1927年にアメリカのUCC社で開発された。PVC製品は重合した粉末状ポリマーに安定剤、可塑剤、着色剤などを加えて混練、各種成形法により製造される。可塑剤の添加量によって硬質と軟質の各種製品が得られ……
塩素化ポリエチレン(PE-C)|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月3日 7時
【開発経緯概略】塩素化ポリエチレンは、ポリエチレンを後塩素化して製造したもので、ポリエチレンの特性に耐候性、耐衝撃性、難燃性、耐薬品性、耐オゾン性を向上させたプラスチックとゴムの特性を備えたポリエチレン系のプラスチックで、熱可塑性エラストマーの一種である。ベースポリエチレンの構造、分子量、塩素化度……
その他のエチレン系コポリマー|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月2日 7時
【性質、加工、その特徴】 ポリオレフィンをグラフト変性または高圧法プロセスで共重合することで機能を持たせた樹脂である。主なものを以下に示す。 1)アイオノマー エチレンとメタクリル酸との共重合体に、ナトリウムやマグネシウムなどの金属イオンを反応させ、常温でイオン結合による架橋を行う。 ①低温シール性、熱……
ポリプロピレン(PP)|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月1日 7時
【開発経緯概略】 プロピレンの重合体で結晶性樹脂であるPPは、1954年イタリアのモンテカチーニ社で合成された立体規則性ポリマーである。メチル基の配列で立体規則性が現れ、3種のポリマー(アイソタクチック、シンジオタクチック、アタクチック)が生成する。PPは、PE-HDに比較して耐熱性・強度・剛性などは大きいが耐……
エチレン・ビニルアルコール樹脂(EVOH)|汎用熱可塑性樹脂
【開発経緯概略】 エチレン・ビニルアルコール樹脂(E/VAL、EVOH)は、エチレン/酢酸ビニル樹脂(EVA)を完全に加水分解(ケン化)して得られる。EVOHは、日本のクラレで開発されたプラスチックである。エチレンとビニルアルコールの共重合比率と重合度を適切に選択することにより優れた成形加工性と卓越した性能を発揮す……
エチレン・酢酸ビニル樹脂(EVA)|汎用熱可塑性樹脂
2020年6月30日 7時
【開発経緯概略】 エチレンと酢酸ビニルのランダム共重合体である。EVA樹脂の工業生産は1960年代アメリカのデュポン社で行われた。酢酸ビニルを共重合させる目的の一つは、ポリエチレンの結晶性を低下させ透明性、柔軟性などの物性を付与することである。その物性に関係する因子としては、酢酸ビニルの分布、共重合比、短……
ポリエチレン(PE)|汎用熱可塑性樹脂
2020年6月29日 15時
【開発経緯概略】 エチレンを重合して得られる結晶性樹脂である。ポリエチレンは、1933年にイギリスのICI社の研究室で高圧実験の際に偶然発見された高圧法により、低密度ポリエチレン(PE-LD)の製造が始まった。1950年代にチーグラー触媒の発見により、開発された高密度ポリエチレン(PE-HD)、近年開発され、成長中の直……
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ポリイミド合成と特性の理解と高機能化 開催日: 2025年1月16日
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自己修復性エラストマーとCO2応答性エラストマーの設計と開発 開催日: 2025年1月23日
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高分子レオロジーの基礎と粘弾性測定解析 開催日: 2025年1月24日
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熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 開催日: 2025年1月28日
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高分子の振動騒音対策入門 制振、防振、吸音、遮音材料の特性と評価から活用法まで 開催日: 2025年1月29日
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ゴム・樹脂の配合技術と混練プロセスを学ぶ 開催日: 2025年1月31日
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ゴム・金属の加硫接着技術と不良対策の最新傾向 開催日: 2025年2月6日
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特許・発明の活用でイノベーションを起こす発想メソッド 開催日: 2025年2月14日
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リチウムイオン電池とバインダを理解する 次世代電池への展望と対応まで 開催日: 2025年2月20日
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シリコーンゴムのすべてがわかる1日速習セミナー 開催日: 2025年2月21日
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ゴム配合・成形加工のトラブル原因追及と解決の勘所 開催日: 2025年2月28日
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ゴムの配合・混練・加工技術入門からトラブル対応策まで 開催日: 2025年3月13日
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プラスチックケミカルリサイクル技術開発の現状と今後の展望 開催日: 2025年3月25日
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ゴム材料の分析法と添加剤の処理法入門 開催日: 2025年4月10日
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プラスチック材料の特性・改質技術と応用成形技術 開催日: 2025年4月11日
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