メールマガジン
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その他のエチレン系コポリマー|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月2日 7時
【性質、加工、その特徴】 ポリオレフィンをグラフト変性または高圧法プロセスで共重合することで機能を持たせた樹脂である。主なものを以下に示す。 1)アイオノマー エチレンとメタクリル酸との共重合体に、ナトリウムやマグネシウムなどの金属イオンを反応させ、常温でイオン結合による架橋を行う。 ①低温シール性、熱……
エチレン・ビニルアルコール樹脂(EVOH)|汎用熱可塑性樹脂
2020年7月1日 7時
【開発経緯概略】 エチレン・ビニルアルコール樹脂(E/VAL、EVOH)は、エチレン/酢酸ビニル樹脂(EVA)を完全に加水分解(ケン化)して得られる。EVOHは、日本のクラレで開発されたプラスチックである。エチレンとビニルアルコールの共重合比率と重合度を適切に選択することにより優れた成形加工性と卓越した性能を発揮す……
ポリプロピレン(PP)|汎用熱可塑性樹脂
【開発経緯概略】 プロピレンの重合体で結晶性樹脂であるPPは、1954年イタリアのモンテカチーニ社で合成された立体規則性ポリマーである。メチル基の配列で立体規則性が現れ、3種のポリマー(アイソタクチック、シンジオタクチック、アタクチック)が生成する。PPは、PE-HDに比較して耐熱性・強度・剛性などは大きいが耐……
20年5月の主要石油化学製品生産 3品目増加、15品目減少
2020年6月30日 17時
石油化学工業会がまとめた5月の主要石油化学製品の生産実績によると、高密度ポリエチレン(HDPE)、スチレンポリマー(PS)、スチレンモノマー(SM)など3品目が前年と比べ増加した。 一方、エチレングリコール(EG)、アセトアルデヒド、エチレンオキサイド(EO)
20年5月の可塑剤出荷 フタル酸系は34・0%減少
可塑剤工業会がまとめた5月のフタル酸系可塑剤の出荷は、1万1241tで前年同月比34・0%減となった。内需が1万725tで同36・0%減、輸出が516tで同79・2%増となった。 項目別に見るとフタル酸ジオクチル(DOP)が
ダウ・ケミカルが社長交代 新社長に桜井恵理子氏
2020年6月30日 15時
ダウ・ケミカル日本は6月30日、現ダウ・コンシューマーソリューションズ事業部コマーシャルディレクター(日韓)およびダウ・東レ代表取締役会長兼CEOの桜井恵理子が、8月1日付でダウ・ケミカル日本、韓国法人の代表取締役社長に就任すると発表した。 また、ダウ・東レ株式会社の代表取締役会長兼CEOとして、現……
20年5月のPVC・VCM出荷 PVCは減少、VCMは増加
2020年6月30日 14時
塩ビ工業・環境協会の発表によると、5月の塩化ビニル樹脂(PVC)の出荷は10万9444tで前年同月比10・3%減となり8ヵ月連続で減少した。 国内出荷は6万5704tで同18・2%減で8ヵ月連続で減少し、輸出は4万3740tで同5・1%増で5ヵ月ぶりに増加に転じた。 塩化ビニルモノマー(VCM)は、……
20年4月のプラスチック・ゴム金型生産 生産はプラは減少、ゴムは増加
日本金型工業会のまとめによると、4月のプラスチック金型の生産は2283組で前年同月比7・8%減で7ヵ月連続で減少し、金額は97億2500万円で同0・3%減で9ヵ月ぶりに減少に転じた。 ゴム金型の生産は1235組で
エチレン・酢酸ビニル樹脂(EVA)|汎用熱可塑性樹脂
2020年6月30日 7時
【開発経緯概略】 エチレンと酢酸ビニルのランダム共重合体である。EVA樹脂の工業生産は1960年代アメリカのデュポン社で行われた。酢酸ビニルを共重合させる目的の一つは、ポリエチレンの結晶性を低下させ透明性、柔軟性などの物性を付与することである。その物性に関係する因子としては、酢酸ビニルの分布、共重合比、短……
ポリエチレン(PE)|汎用熱可塑性樹脂
2020年6月29日 15時
【開発経緯概略】 エチレンを重合して得られる結晶性樹脂である。ポリエチレンは、1933年にイギリスのICI社の研究室で高圧実験の際に偶然発見された高圧法により、低密度ポリエチレン(PE-LD)の製造が始まった。1950年代にチーグラー触媒の発見により、開発された高密度ポリエチレン(PE-HD)、近年開発され、成長中の直……
19年のPP生産能力 290万9千tで15万t増
2020年6月29日 9時
経済産業省は、昨年12月末時点のポリプロピレン(PP)各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のポリプロピレンの生産能力は合計で290万9000tで、前年の275万9000tに比べて15万tの増加となっている。 各社の生産能力は、日本ポリプロが102万1000tで、前年……
エアバッグ基布活用の防護服 東洋紡、犬山市へ50着寄贈
2020年6月26日 10時
東洋紡は6月24日、同社犬山工場が犬山市に対して、日頃お世話になっている地域への感謝の意を込め、エアバッグの基布を活用した防護服50着を23日に寄贈したと発表した。犬山市役所にて開催された贈呈式では、山田拓郎犬山市長をはじめとする関係者が出席し、同社の神田弘治犬山工場長より防護服が手渡された。 同防……
19年のPS生産能力 86万3千tで前年比1万t増
2020年6月25日 14時
経済産業省は、昨年12月末時点のポリスチレン(PS)各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のポリスチレン(GP、HI)の生産能力は合計で86万3000tとなり、前年の85万3000tから1万t増加した。 各社の生産能力は、東洋スチレンが33万tで前年と同一となったほか、P……
三井化学名古屋工場が受賞 レスポンシブル・ケア優秀賞
三井化学は6月22日、同社の名古屋工場が日本化学工業協会(以下、日化協)より「レスポンシブル・ケア優秀賞」を受賞したと発表した。 レスポンシブル・ケア賞は日化協がレスポンシブル・ケアのさらなる発展、拡大を図るため、優れた功績あるいは貢献が認められた事業所、工場、部門、グループまたは個人を毎年表彰……
体温感知自己粘着シート開発 三井化学、新市場にも貢献
三井化学は6月23日、ヒトの体温を感知して自己粘着を発現する体温感知自己粘着シート(開発品)の顧客へのマーケティングを本格的に開始したと発表した。 この新素材の最大の特徴は、人肌で温めることで自己粘着性を発現すること。糊を使用せず、シートそのものを人肌に加温することでシート同士がくっつく。糊を使……
20年4月のカセイソーダ出荷 総出荷は0・7%の増加
2020年6月23日 18時
日本ソーダ工業会がまとめた4月のカセイソーダ生産・出荷実績によると、総出荷は33万9100tで前年同月比0・7%増となり、前月の減少から増加に転じた。 国内需要は25万7080tで同5・9%減で12ヵ月連続で減少。内訳を見ると、自家消費が8万979tで同7・8%減、販売が
20年5月のPS生産出荷状況 出荷は5万9828tで18%増
2020年6月23日 17時
日本スチレン工業会のまとめによると、2020年5月のポリスチレン(PS)生産は5万9828tで前年同月比18%増、出荷(国内出荷と輸出合計)は4万6953tで前年同月比19%減となった。 うち、国内出荷は4万2752tで同21%減となった。 用途別では、包装用は1万8776tで同16%減。 雑貨・産……
20年4月のPC・硬質塩化ビニル平板・波板出荷実績 PC平板は前年同月比32%減
2020年6月23日 14時
日本プラスチック板協会がまとめた4月のポリカーボネート(PC)・硬質塩化ビニル平板・波板出荷実績は、硬質塩化ビニルの出荷量(国内・輸出)合計は、平板が1199tで前年同月比28%増、波板566tで同6%増となった。 一方、ポリカーボネートの出荷量は平板が1059t
20年4月のSM生産出荷状況 国内出荷は前年同月比7%減
日本スチレン工業会のまとめによると、スチレンモノマー(SM)の2020年4月の生産は15万4010tで前年同月比横ばい、出荷合計は16万1803tで同3%増となった。 このうち、国内出荷は11万3794tで同7%減となった。 用途別では、主力のPS向け(GP/HI)は5万6698tで同横ばいとなった……
高速塗布可能な液状TIM ヘンケルが上市、業界初
2020年6月22日 11時
ヘンケルは6月11日、サーマルインターフェース材料(TIM)の新製品「BERGQUIST GAP FILLER TGF 7000」の上市を発表した。この液状TIMは、7・0W/mKの高熱伝導率と最大吐出量18g/秒(同社試験による)という塗布速度を併せ持つ画期的な配合の製品。優れたスループットを備え……
シート状潜熱蓄熱建材に初採用 住友化学のヒートレージ
住友化学は6月18日、同社が開発した樹脂製蓄熱材「ヒートレージ」が、建材メーカーから販売されたシート状潜熱蓄熱建材に採用されたと発表した。「ヒートレージ」を用いた製品が社会で実装・販売されるのは今回が初めて。 「ヒートレージ」は相変化を利用して、20~50度の範囲内の所望の特定温度域で熱の出し入れを……
パッサーモシート販売開始 カネカのシート状潜熱蓄熱建材
2020年6月19日 10時
カネカは6月18日、特殊樹脂製潜熱蓄熱材を用いた、シート状の潜熱蓄熱建材「パッサーモシート」を開発し、6月から販売を開始したと発表した。 「パッサーモシート」は、特殊樹脂製潜熱蓄熱材を使用し、厚さ約1mmのシート状に押出成形した潜熱蓄熱建材。屋根部に「パッサーモシート」と押出法ポリスチレンフォー……
19年は331万t ポリエチレンの生産能力
2020年6月19日 9時
経済産業省は、昨年12月末時点のポリエチレン(PE)各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のポリエチレン各社の生産能力は合計で331万tで、前年の332万8000tから1万8000t減少した。 各社の生産能力は、日本ポリエチレンが104万2000tで首位。次いで東ソ……
20年4月のプラスチック製品生産・出荷 出荷は49万8009t
2020年6月18日 16時
経済産業省がまとめた4月のプラスチック製品生産・出荷は、生産が47万4157tで前年比3・5%減、出荷数量が49万8009tで同4・0%減、出荷金額が3379億3864万8000円で同8・3%減となった。 生産の約4割を占めるフィルムとシートの合計は、生産が21万5239tで同2・1%増、出荷数量が2……
20年4月のプラスチック製品生産品目別消費内訳 フィルム・シートは47・1%
経済産業省がまとめた4月のプラスチック製品生産品目別消費量を見ると、再生品プラスチック材料を除いた消費合計は44万5306tとなった。 内訳を見ると、消費量が最も大きいフィルム・シート用が20万9932tで全体の
20年4月のプラスチック原材料生産・出荷 出荷金額は17・0%減少
2020年6月18日 15時
経済産業省がまとめた4月のプラスチック原材料生産・出荷は、生産が62万8738tで前年比10・3%減、出荷数量が50万1280tで同13・8%減、出荷金額が1028億1524万9000円で同17・0%減となった。 生産の約3割を占める塩化ビニル(モノマー)は、生産が20万4709tで同10・8%減、出荷数量……
新型コロナ対策の研究を支援 BASF、データを無償提供
BASFは6月17日、新型コロナウイルス感染者の治療に適した有効成分を探索する学術研究グループを世界中で支援していると発表した。 新型コロナウイルスに対する適切な有効成分を迅速に同定するため、世界中の学術機関が、他のウイルス性疾患で既に使用されている承認済の薬の有効性を細胞培養で試験している。し……
20年4月のプラスチック加工機械生産 生産・金額とも2桁の減少
2020年6月18日 14時
経済産業省がまとめた4月のプラスチック加工機械生産実績は、総数量が931台で前年比28・9%減、総金額が120億2200万円で同34・4%減となった。 プラスチック加工機械の約9割を占める射出成形機(手動式を除く)は、
GSC賞「奨励賞」を受賞 三井化学のスタビオ
2020年6月18日 10時
三井化学は6月15日、新化学技術推進協会よりGSC賞「奨励賞」を受賞したと発表した。同社における世界初の植物由来のイソシアネートである1,5-ペンタメチレンジイソシアネート(スタビオ PDI)およびそれを用いた誘導体(ポリイソシアネート硬化剤)の開発が高く評価されたもの。 同賞の受賞者は、同社の……
BASFがライセンス供与 PBATで中国企業と署名
2020年6月17日 10時
BASFは6月16日、中国における堆肥化可能な生分解性コポリエステル(PBAT)について、同社の高い品質基準に準拠した方法で生産および販売するライセンスを、中国のレッド・アベニュー・ニュー・マテリアルズ・グループに供与する共同契約に署名したと発表した。 レッド・アベニュー・ニュー・マテリアルズ・……
SCJに200万円を寄付 BASF、子どもたちを支援
2020年6月16日 10時
BASFは6月15日、同社の日本法人BASFジャパンが、新型コロナウイルス感染症対策支援として、200万円をセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに寄付することを決定したと発表した。 支援金は、①「全国の放課後児童クラブ(学童保育)を対象とした活動金支援」、および②「経済的に困難な状況にあるひとり親家庭……
PBTパウダーで業務提携 三菱ケミカル、独AMP社と
三菱ケミカルは6月15日、3Dプリンティング用樹脂パウダーを製造販売するドイツのAMポリマーズ(以下「AMP社」)とPBTポリブチレンテレフタレートパウダーにおける共同開発および販売に関する独占的な業務提携に合意したと発表した。 今回の提携により、同社においてPBTを組成段階から3Dプリンティン……
新型コロナと戦う知財宣言 三洋化成工業が参画を発表
2020年6月15日 10時
三洋化成工業は6月11日、新型コロナウイルス感染症の蔓延終結を目的に、保有する知的財産権の無償開放を行う「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」の趣旨に賛同し、同宣言に参画すると発表した。 同宣言は、診断、治療、予防など、新型コロナウイルス感染症の蔓延終結を目的とした開発・製造な……
食品用抗菌・鮮度保持シート 三菱ケミフーズが無償提供
三菱ケミカルは6月10日、同社のグループ会社である三菱ケミカルフーズが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、感染者受入先へ弁当等を提供する事業者および営業自粛により弁当販売を開始した飲食店を対象に、食品向け抗菌・鮮度保持シート「ワサオーロ」の無償提供を開始すると発表した。 ワサオーロは、ワサビ……
欧州初PPコンパウンド拠点 三井化学、営業運転を開始
2020年6月12日 12時
三井化学は6月11日、同社及びプライムポリマーがオランダ・ケメロット工業区内に建設を進めてきた欧州初の自社PPコンパウンド拠点「ミツイ・プライム・アドバンスド・コンポジッツ・ヨーロッパ」の営業運転を開始したと発表した。 これにより、欧州における製販研の一貫体制が整うことになり、欧州拠点の自動車メ……
旭化成守山製造所 撤去工事中に爆発事故
2020年6月12日 11時
旭化成は6月10日、同社守山製造所(滋賀県守山市)のハイポア工場で行われていた休止設備の撤去工事中に爆発事故が発生したと発表した。 同社の発表によると、10日13時40分頃、守山製造所のハイポア工場で、休止設備の撤去工事中に爆発事故が発生。初期消火などにより火災には至らなかったが、作業委託先の1人が巻……
長期ビジョンと新中期策定 ダイセル、持続可能な社会へ
2020年6月11日 17時
ダイセルは6月8日、第4次となる長期ビジョン「DAICEL VISION4.0」と、それに基づく新しい中期戦略「Accelerate 2025」を策定した。 同社は100周年を迎えた昨年来、議論を重ねながら激動する世界情勢を踏まえ、よりスピード感のあるフレキシブルな会社に変わっていくために基本……
循環型包装材を共同開発 三菱ケミカルが日本製紙と
2020年6月10日 14時
三菱ケミカルは6月9日、同社と日本製紙が、同社の生分解性樹脂「BioPBS」と日本製紙の紙製バリア素材「シールドプラス」という、ともに再生可能な原料から製造される生分解素材を用いた循環型包装材を共同開発したと発表した。 BioPBSは、同社が開発、基本特許を有し、当社とタイのPTTグローバルケ……
「WALKCAR」に採用 帝人の炭素繊維とPC樹脂
帝人は6月9日、同社の炭素繊維「テナックス」を使用した熱可塑性複合材料、およびポリカーボネート樹脂「パンライト」が、ココアモーターズが開発した、カバンに入れて携帯できるクルマ「WALKCAR」(ウォーカー)に採用されたと発表した。 「WALKCAR」は、ココアモーターズのウェブサイトで6月9日……
20年5月の発泡スチレンシート出荷 合計は8520t
2020年6月10日 11時
発泡スチレンシート工業会のまとめによると、5月の発泡スチレンシートペーパー(PSP)の総出荷量は8520tで前年同月比3・3%増で3ヵ月連続で増加した。 出荷の内訳は、生鮮食品包装用トレーをはじめとしたトレー反が3920tで同4・0%増で3ヵ月連続で増加し、弁当容器などの一般反は1990tで同……
抗ウイルス機能を新たに付与 ダイセル、保護フィルム開発
2020年6月8日 10時
ダイセルは6月4日、従来の抗菌機能に加え、抗ウイルス機能を有する新たなタッチパネル用保護フィルムを開発したと発表した。 新製品は、同社製品の特長である高い視認性や、ペーパーライクな書き心地の良さなどはそのままに、銀系化合物を配合することで、インフルエンザに代表されるエンベロープを有するウイルス……
新会長に住友化学岩田氏 日本プラスチック工業連盟
2020年6月5日 10時
日本プラスチック工業連盟は5月28日、第72回定時総会および第56回理事会を開催した。今年度はコロナウィルス蔓延とそれに伴う緊急事態宣言の影響により書面決議とした。すべての議案が承認され、新会長に岩田圭一(住友化学社長)氏が就任した。 岩田新会長は就任の挨拶で、「5月28日に開催された第72回定時総会、……
世界包装機構のアワード受賞 クラレの生分解性包装材
クラレは6月3日、同社の豪州子会社プランティックテクノロジーズが、食品ロス低減や廃棄物削減に貢献するバイオマス由来の生分解性ガスバリア材「プランティック」で、世界包装機構(WPO)が主催する「ワールドスターアワード2020」の「プレジデントアワード」部門の銅賞を受賞したと発表した。 「プランテ……
グローバル市場に積極展開 東洋紡の高機能樹脂フィルム
東洋紡は5月20日、飲料用ペットボトルからリサイクルされた原料を使用したフィルム製品群について、「Beverage Bottles to Film―BB2F」という商標のもと、環境に配慮した高機能な製品のラインアップを拡充し、グローバル市場への展開に注力すると発表した。 近年、世界的に環境意識が高……
気候変動とプラ問題で新組織 三井化学、ESG推進室内に
2020年6月4日 10時
三井化学は6月1日、ESG推進室内に「気候変動・プラスチック戦略グループ」を6月15日付で新設すると発表した。 「気候変動・プラスチック戦略グループ」設置の主な目的は、「気候変動対応方針、プラスチック戦略の推進加速」「循環経済をはじめとするグローバルなESG情報の収集・分析及び全社戦略への反映」……
ダイセル、化学技術賞を受賞 ウェハーレンズ開発と製品化
2020年6月3日 13時
ダイセルは6月1日、同社の「硬化性樹脂によるウェハーレンズの開発と製品化」が、近畿化学協会の2019年度「第72回化学技術賞」を受賞したと発表した。 化学技術賞は、化学に関する研究および技術で、工業化・製品化に対して顕著な業績があると認められた45歳未満の研究者・技術者に贈られる。 「硬化性樹脂に……
20年4月のPOフィルム出荷状況 合計は4・2%の減少
2020年6月2日 11時
日本ポリオレフィンフィルム工業組合のまとめによると、4月のポリオレフィン系インフレーションフィルム(POF)は4万3255tで前年同月比4・2%減少となり4ヵ月連続で減少した。 低密度ポリエチレン(LDPE)フィルムは、2万9008tで同0・9%増となり7ヵ月ぶりに増加に転じた。 高密度ポリエ……
20年4月のPVC・VCM出荷 PVC・VCMともに減少
塩ビ工業・環境協会の発表によると、4月の塩化ビニル樹脂(PVC)の出荷は10万5390tで前年同月比19・7%減となり7ヵ月連続で減少した。 国内出荷は7万6631tで同6・5%減で7ヵ月連続で減少し、輸出は2万8759tで同41・6%減で4ヵ月連続で減少した。 塩化ビニルモノマー(VCM)は、出荷……
20年4月のMMA出荷 モノマー出荷は33%減少
2020年6月1日 14時
石油化学工業会がまとめた4月のMMA生産・出荷・在庫実績によると、モノマーの出荷は1万5730tで前年同月比33%減となり2ヵ月連続で減少した。 内訳は、国内向けが9821tで同5%減、輸出が5909tで同55%減だった。 ポリマーの出荷は、
20年4月の主要石油化学製品生産 17品目減少
石油化学工業会がまとめた4月の主要石油化学製品の生産実績によると、前年と比べ増加した品目はなかった。 一方、アセトアルデヒド、SBR(ソリッド)、トルエン、高密度ポリエチレン(HDPE)
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導電性カーボンブラックの効果的使用方法と高機能化技術 開催日: 2025年3月6日
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ゴムの配合・混練・加工技術入門からトラブル対応策まで 開催日: 2025年3月13日
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プラスチックケミカルリサイクル技術開発の現状と今後の展望 開催日: 2025年3月25日
開催日: 2025年3月25日
プラスチックフィルムの基本と最新技術動向 開催日: 2025年3月27日
開催日: 2025年3月27日
ゴム金型構造の基礎と金型作製の勘所 開催日: 2025年4月3日
開催日: 2025年4月3日
ゴム・エラストマー・添加剤の分析技術とデータ解析方法とゴム材料劣化分析を学ぶ 開催日: 2025年4月10日
開催日: 2025年4月10日