メールマガジン
ENGLISH
フッ素樹脂被膜材を開発 大陽日酸、高導電性を維持
2019年4月4日 12時
大陽日酸は3月25日、基材表面に導電性を持ったフッ素樹脂コーティング膜を形成することが可能な導電性フッ素樹脂コーティング材の開発に成功したと発表した。 同社は、高い導電性を備えた長尺カーボンナノチューブ(CNT)の製造を行っており、極少量のCNTをフッ素樹脂粉末に均一に複合化することでフッ素樹脂……
印にTPE製造設備新設 三菱ケミカル、今年度稼働へ
三菱ケミカルは3月29日、自動車の内装部材などに使用される熱可塑性エラストマーの製造設備をインド国内に新設すると発表した。製造設備は、印ウェルセット・プラスト・エクストルージョン社の塩ビコンパウンド事業買収により獲得した拠点に導入し、本年度中に稼働開始を予定している。 同社は現在、インドでは熱可……
三菱ケミカルの新型ストロー 国内初、京急グループで採用
2019年4月1日 15時
三菱ケミカルは3月25日、生分解性プラスチック「BioPBS」を用いたストローが、京急グループが運営する施設において4月1日より使用されると発表した。同製品を用いたストローが実店舗で使用されるのは国内初となる。 BioPBSは、植物由来の生分解性プラスチックで、自然界の微生物によって水と二酸化炭……
三井化学が化学技術賞 新型ポリマー開発と実用化で
2019年3月28日 18時
三井化学は3月19日、このほど日本化学会より平成30年度日本化学会の「化学技術賞」を受賞し、同月17日に表彰を受けたと発表した。 化学技術賞は、日本の化学工業技術に関して、創造性と成果が特に顕著な者に対して授与されるもの。 今回の受賞は、同社が持つ独自の触媒・合成技術を活用したポリオレフィンとシリコ……
東レがアラミドフィルム開発 硬度と耐屈曲性を両立
2019年3月28日 15時
東レは3月25日、ガラス並の硬度を有し、屈曲半径1mmの折り曲げに耐える透明アラミドフィルムを開発したと発表した。 同開発品は、フレキシブルディスプレイ用光学フィルムや透明回路基板などの幅広い分野への適用が期待される。既にパイロットスケールでの技術確立が完了し、今後、量産化に向けた検討を進めてい……
四国化成が丸亀市に寄付 丸亀城石垣の修復で
四国化成工業は3月26日、崩落した丸亀城の石垣の修復費用として丸亀市に5000万円を寄付したと発表した。 石垣の名城として全国的に有名な史跡丸亀城では、昨年7月の西日本豪雨、また、9月に相次いだ台風の影響で、南西側の石垣が大きく崩落した。丸亀市では、昨年11月から緊急対策工事を開始するとともに「石……
川澄化と住友ベ資本提携 医療機器製品事業拡大へ
2019年3月22日 18時
川澄化学工業は3月20日、同社と住友ベークライトが両社の医療機器製品事業の発展拡大を図ることを目的とした資本業務提携を行うことに同意し、3月20日付で資本業務提携契約を締結したと発表した。 資本業務提携により、両社が有する医療機器製品に関する情報などを共有し、情報に基づく次世代医療機器製品の共同研……
「テペックス」中心に紹介 ランクセス、仏JEC展で
2019年3月20日 16時
ランクセスグループ傘下のボンドラミネーツ社(本社:ドイツ・ブリーロン)は、フランスのパリで3月12日から14日に開催された世界最大のコンポジット展示会「JEC World 2019」において、連続繊維で強化された熱可塑性コンポジットシート「テペックス」の大量生産における新用途を中心に紹介したと発表した……
DIC米子会社が設備新設 PPSコンパウンド北米進出
2019年3月20日 15時
DICは3月19日、同社の100%米国子会社DICイメージング・プロダクツUSA内に、グローバルトップシェアを誇るPPS(ポリフェニレンサルファイド)コンパウンドの生産設備新設、2020年秋の稼動を予定していると発表した。 同社のPPSコンパウンド生産の北米進出は今回が初めてとなるしている。同投……
LIB用セパレータを能増 旭化成、21年に年産4.5億㎡
2019年3月18日 22時
旭化成は3月14日、リチウムイオン二次電池(LIB)用セパレータの生産品目・製造ラインの統廃合などにより、湿式膜の「ハイポア」を年産約3億㎡、乾式膜の「セルガード」で同約1・5億㎡の合計年産約4・5億㎡の能力増加を行うと発表した。増産は設備投資額約300億円をかけ、滋賀県守山市、米国ノースカロライ……
カネカが健康経営優良法人 製品やシステムが評価
2019年3月12日 13時
カネカは3月8日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人 2019 ホワイト 500」に認定されたと発表した。 同制度は、保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を「健康経営優良法人」として認定する制度。 同社は、保有する多様な技術や事業を組み合わせ、「健康」に関わ……
4月1日付で社名を変更 三菱ケミカルアドバンスド マテリアルズに
クオドラントポリペンコジャパンは、平成31年4月1日付で社名を「三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ」と変更すると発表した。 なお、同社の事業所所在地、電話、メールアドレスなど連絡先の変更はない。
ランクセスが建築展に出展 コンクリート着色剤を訴求
2019年3月7日 14時
ランクセスは東京ビッグサイトで開催された建築・建材展に出展し、コンクリート着色剤などをPRした。 同社の高機能無機顔料である酸化鉄顔料「バイフェロックス」と、酸化クロム顔料「カラーサーム」は、塗料、建材、プラスチックなど幅広い用途に使用されており、高い持続性を持つ製造技術を持ち、100種類以上……
三井化学、中国に新拠点 長繊維GFPPを生産
2019年3月7日 12時
三井化学は3月5日、同社グループの中国の製造拠点である三井化学複合塑料(中山)有限公司にガラス長繊維強化ポリプロピレンの生産設備を新設すると発表した。 生産設備新設は、2020年に完工、同年9月に営業運転の開始予定、生産能力は年産3500tとなっている。 長繊維GFPPの製造拠点は、日本、米国……
4月1日付で社名を変更 三井・ダウ ポリケミカルに
三井・デュポン ポリケミカルは3月4日、4月1日付で社名を「三井・ダウ ポリケミカル」に変更すると発表した。 米国ダウ・デュポン社の会社分割により、同社の事業領域を所管する素材科学事業部門の新社が米国ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーとなり、同社の一方の株主がデュポン社からダウ社に変わるため、社名……
ゼロワンローションで新商品 オカモト、伸びやすさ特徴
2019年2月28日 12時
オカモトは2月26日、昨年10月から販売を開始しているオカモトゼロワンローションシリーズの新ラインアップとして「オカモトゼロワンローションウエット」を4月8日メーカー出荷にて新発売すると発表した。 オカモトゼロワンローションウエットは、伸びやすさが特長で、化粧品などでも使用されているヒアルロン酸も……
新社長に栁川秀人氏就任 三菱ケミカル子会社が合併
2019年2月28日 11時
三菱ケミカルは2月25日、同社の全額出資子会社であるウェルシィと、三菱ケミカルアクア・ソリューションズが合併するにあたり、「三菱ケミカルアクア・ソリューションズ」(以下「統合新社」)の代表者を決定したと発表した。 統合新社の代表取締役社長執行役員には4月1日付でウェルシィ代表取締役社長の栁川秀人……
サーモスタットから金賞 クラレの樹脂が開発に貢献
2019年2月26日 13時
クラレは2月25日、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」が日本サーモスタットの自動車用冷却系部品の開発に多年に渡り貢献したとして、日本サーモスタットから「ベストパートナー賞」の金賞を受賞したと発表した。 同社は世界的な自動車用冷却部品メーカーである日本サーモスタットに同製品を販売しており、今回の表……
ポリプラが子会社を合併 PBT事業など効率化
2019年2月19日 16時
ポリプラスチックスは2月19日、子会社であるウィンテックポリマーを4月1日付で吸収合併すると発表した。 ウィンテックポリマーのポリブチレンテレフタレート(PBT)およびガラス繊維強化ポリエチレンテレフタレート(GF―PET)事業と同社の事業基盤との融合により、迅速かつ効率的な経営を目指す。 ウィ……
中国の子会社設立が完了 西川ゴム、売上30億目指す
2019年2月18日 13時
西川ゴム工業は2月15日、昨年8月24日にに公表した同社子会社の湖北西川密封系統有限公司の設立を完了したと発表した。 同子会社は、事業内容は自動車用ゴム・樹脂製品の製造加工および販売で、業績は平成32年度以降から年間売上高1億70百万元(約30億円)を目標としている。 子会社の詳細は、設立は2月14日、所……
エポキシ改質剤を能増へ カネカ、20年夏に2倍に
2019年2月12日 17時
カネカは2月8日、グローバルに拡大している需要に対応するため、兵庫県にある高砂工業所でエポキシ樹脂用改質剤「カネエースMX」の生産設備を増設すると発表した。投資額は約16億円で、2020年7月の稼動を予定している。同製品の生産能力を倍増させ、事業拡大を目指す。 同製品は、エポキシ樹脂などの熱硬化……
1月のナイロン工場火災 ユニチカ、調査内容を公表
2019年2月12日 15時
ユニチカは2月7日、1月8日14時過ぎに京都府にある宇治事業所のナイロン工場にて発生した火災について、同日までに判明していることを発表した。 発生日時は1月8日14時過ぎ、発生場所は京都府宇治市宇治戸ノ内5ユニチカ宇治事業所ナイロン工場で、15時10分消防放水停止、16時53分に鎮火した。詳しい火災原因は……
星和電機の道路照明に採用 ポリプラの接合技術と樹脂
2019年2月8日 15時
ポリプラスチックスは2月6日、同社の樹脂異材接合技術「AKIロック」とPBT樹脂「ジュラネックス773LD」が星和電機の道路照明器具「ポール内配線付ジョイントボックス」に採用されたと発表した。 道路照明の金属ポール内は、湿気がたまりやすく結露による水滴が発生する厳しい環境で、その中に電気配線を……
PPフィルムを米で能増 東レ、20年に年産3万t
2019年2月7日 12時
東レは2月4日、東レプラスチックス・アメリカ(TPA)が製造するポリプロピレンフィルム「トレファン」の生産能力を増強すると発表した。TPAのロードアイランド工場に年産3万tの生産設備を増設し、2020年からの稼働開始を目指す。 北米の二軸延伸ポリプロピレンフィルム市場は、人口増加に伴い年率3%……
KFポリマーを値上げへ クレハ、3月出荷分から
クレハは2月4日、フッ化ビニリデン樹脂「KFポリマー」を3月1日出荷分から値上げすると発表した。 対象はKFポリマーの全グレードで、値上げ幅は現行販売価格に対し10%アップとなる。 KFポリマーは、リチウムイオン二次電池用バインダー向けの販売が伸長している一方で、原材料費や物流費の上昇による収益……
食品用ロボットハンド ニッタ3月から受注開始
2019年2月5日 12時
ニッタは2月4日、昨年の夏から開発を進めてきたロボットハンド「ソフマティックス」の実用試験を終えて、本年3月から受注を開始すると発表した。 ロボットハンド「ソフマティックス」は、これまでのロボットハンドでは困難であった食材に対して、独自設計の把持機構とソフトなエラストマー材料で、形や大きさの異……
東レ・ダウとエコーが協業 カスタマイズ靴販売開始
2019年1月29日 15時
東レ・ダウコーニングは1月29日、同社とデンマークのコンフォートシューズ・レザーグッズブランド「エコー」が、データ解析により3Dカスタマイズした革新的なシューズ「クアントゥーカスタマイゼーション・プロジェクト」を昨年4月から始動し、2月20日から東京・新宿伊勢丹メンズ館を皮切りに日本市場で協業展開す……
海洋プラで産学官連携 「民間の力が鍵」環境相
2019年1月25日 11時
プラスチックごみの削減が社会問題となる中、環境省は、プラスチックとの賢い付き合い方を推進する企業など40の団体が参加するプラスチック・スマート・フォーラムの発足式を行い、原田環境相が民間企業の賛同と協力を呼びかけた。 フォーラムは、海洋プラスチックごみの削減に向けた環境省のプラスチック・スマート……
包装用フィルムを開発 東洋紡今秋より量産開始
2019年1月24日 13時
東洋紡は1月22日、包装用PETフィルム「東洋紡エステルGS」を開発し、製品化を進めると発表した。 「東洋紡エステルGS」は、同社が独自に開発したアルミニウム系触媒「東洋GS・Catalyst」を主原料とする包装用PETフィルムで、新製品として同年1月中旬よりサンプル出荷を開始し、2019年秋ご……
フッ素樹脂を値上げへ アルケマ、原材料高騰で
2019年1月21日 13時
アルケマは1月18日、アジア太平洋地域におけるフッ素樹脂製品「カイナー」の価格を3月1日付で0・8USD/kg引き上げると発表した。 原材料価格の高騰が続くことに対応するために値上げが必要となった。 カイナーPVDF樹脂は、建築用塗料、化学工業、ワイヤーやケーブルなどの産業分野、水処理、電気自動……
クレイトンが新ラテックス 手袋でアレルギー低減
2019年1月17日 15時
クレイトンポリマーは1月10日、浸漬用途やその他の革新的なラテックスの加工技術に適応した、新しいタイプの熱可塑性エラストマーラテックス製品である「カリフレックスIR2GL1ラテックス」を発表した。 「カリフレックスIR2GL1ラテックス」は、手術用手袋やその他の浸漬加工製品用途に向けて開発されて……
ユニチカ、ポリアミド開発 幅広い熱伝導率を確保
ユニチカは1月9日、高い性能要求・熱マネジメントに適用可能な放熱ポリアミド樹脂製品群を開発したと発表した。 放熱ポリアミド樹脂は、ベース樹脂および熱伝導率の選択幅が広く、熱伝導率と物性のバランスに優れることから様々な提案が可能で、LED部材やモーター部材などの自動車分野や、電子・電気分野の熱マ……
ダイセル、ゲノム企業買収 バイオ関連事業を強化
2019年1月17日 14時
ダイセルは1月15日、同社グループ企業であるCTI社が米国のゲノミクス企業アーバーバイオサイエンス社を1月7日付で買収したと発表した。 同社は、2017年度から3ヵ年の中期経営計画「3D―Ⅲ」で、昨今のライフサイエンス領域の環境変化に伴い、キラル事業のリーディングポジションの維持に加え、新規領域……
三井化学のシンガ子会社 αメチルスチレン生産開始
2019年1月17日 10時
三井化学は1月15日、シンガポールにある子会社の三井・フェノール・シンガポールが「αーメチルスチレン」の生産を開始すると発表した。 αーメチルスチレンは、フェノールを生産する際に副生する芳香族化合物で、精製することにより樹脂や添加剤などの原料に使用される。需要は世界経済の成長を背景に堅調に伸びてお……
東レが遮熱フィルム新開発 高い透明性と遮熱性両立
2019年1月16日 12時
東レは1月15日、ガラス並みの透明性を維持しつつ、温度上昇の原因となる太陽からの赤外線に対する世界最高レベルの遮熱性を備えた革新的な遮熱フィルムを開発したと発表した。 今回開発した、高い透明性と遮熱性を兼ね備えた新たな遮熱フィルムは、共同研究先の国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センターにあ……
非石油でPEF原料合成 東工大・科学技術創成研
2019年1月10日 15時
東京工業大学は1月8日、同大学の科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の原亨和教授、鎌田慶吾准教授、大場史康教授と元素戦略研究センターの熊谷悠特任准教授らが、石油などの有限資源や貴金属触媒を一切使わずにポリエチレンテレフタレート(PET)から代替えが期待されているポリエチレンフラノエート(PE……
エチレンガス漏れ出火か 11月の三井デュポン火災
2019年1月9日 15時
三井・デュポンポリケミカルは1月8日、千葉工場の高圧ポリエチレン製造施設で昨年11月に発生した火災の続報を発表し、推定される火災の発生箇所と物的被害を明らかにした。 それによると、火災の発生箇所は反応器の下流に位置する配管の機器接続部で、エチレンガスが漏れ火災が発生したものと推定されている。 ま……
インドネシアに新工場 カネカG、加工油脂能増
2019年1月8日 12時
カネカは1月8日、グループ会社のカネカフーズインドネシア(KFI)がインドネシアに総額約50億円規模の加工油脂製品の新工場を建設すると発表した。市場拡大が続くインドネシアで製菓・製パン素材の事業拡大を図るもので、フィリング製品とマーガリンなどを中心に生産能力を現在の約5倍の年間1万5000tに引き……
ゼノマックス新工場竣工 東洋紡、TFT向け強化
2018年12月21日 17時
東洋紡は12月17日、高耐熱性ポリイミドフィルム「ゼノマックス」を生産・販売する子会社であるゼノマックスジャパンの本社工場が10月に福井県敦賀市に完成し、竣工式を同日開催したと発表した。 ゼノマックスはこれまで滋賀県大津市にあるコーポレート研究所で製造されていたが、ゼノマックスジャパンの設立に伴い生……
三菱商事が英企業株式取得 炭素繊維リサイクル参入
2018年12月21日 13時
三菱商事は12月14日、ドイツ イーエルジー・ハニエル社から、炭素繊維の再資源化事業会社であるイーエルジー・カーボン・ファイバー社の株式の25%を取得し、事業参画に合意したと発表した。 炭素繊維は日系メーカーが約7 割の製品供給を担う本邦を代表する先端素材であり、鉄の4分の1の重量ながら、強度は10倍以……
ゼノマックスが設備新設 長瀬産業と東洋紡合弁企業
2018年12月20日 15時
長瀬産業は12月18日、同社の関連会社で、高耐熱性ポリイミドフィルム「ゼノマックス」を生産・販売する「ゼノマックスジャパン」の本社工場で、12月17日に竣工式が開催されたと発表した。 ゼノマックスジャパンは今年4月に同社と東洋紡との合弁により設立。高耐熱性ポリイミドフィルム「ゼノマックス」は、これまで……
堺化学が値上げを実施 樹脂添加剤を2月から
2018年12月20日 12時
堺化学工業は12月19日、樹脂添加剤の鉛系および各種ワンパック複合安定剤を2019年2月1日納入分から50~100円/kg値上げすると発表した。 近年のエネルギーコスト、物流費、包装材料費および人手不足による人件費の上昇は、製品原価を大きく押し上げる要因となっている。 このような状況下、同社は事業収……
千葉工場の火災(第2報) 三井デュポンが状況発表
三井・デュポンポリケミカルは12月19日、同社千葉工場の高圧ポリエチレン製造施設で11月30日16時28分に発生した火災について第2報を発表した。 それによると、人的被害はなく、物的被害についてはポリエチレン重合設備及び付属(配管等)の被害状況を調査中。同設備以外の設備には被害は発生していない。製品出荷へ……
三洋化成が新粘着剤開発 微・強対応のウレタン系
2018年12月19日 16時
三洋化成工業は12月17日、安定した粘着特性を持つウレタン系粘着剤「ポリシックUP」シリーズを開発したと発表した。 同製品は、時間や温度、剥離速度などによって粘着力がほとんど変化しないウレタン系粘着剤で、粘着力の変化による影響が大きい微粘着領域でも安定した粘着特性を有しているため、特にのり残りによ……
独ワッカーと富士高分子 熱伝導性材料で共同事業
2018年12月18日 12時
ワッカーケミーは12月17日、富士高分子工業と革新的熱伝導性材料の開発における共同事業を推進すると発表した。 両社は様々な電子デバイスや電気自動車のバッテリー向けに、高性能の熱伝導性材料を開発するための共同事業を行う。 同事業では、富士高分子工業は新しい熱伝導性シリコーン製品を製造するために、ワッ……
ノバデュラン値上げ 三菱エンプラ 12月出荷から
2018年12月14日 14時
三菱エンジニアリングプラスチックスはポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂(製品名「ノバデュラン」)を12月1日出荷分以降、国内が30円/kg、海外が0・3USドル/kg値上げすると発表した。 同社は昨今のPBT樹脂原料価格や副資材および物流経費の上昇に対応し、全社をあげてコスト削減に努めてきた……
PPSの3D造形を開始 八十島プロシード
2018年12月7日 13時
八十島プロシードは12月5日、東レが世界で初めて素材開発に成功した粉末樹脂「トレミルPPS」(ポリフェニレンサルファイド)の3Dプリント造形受託サービスを12月より開始すると発表した。 同社は、アスペクトが開発した粉末床溶融結合装置「ラファエロⅡ・300C―HT」を導入しており、自社で保有する装置に……
三井デュポン工場で火災 プラント停止、被害調査
2018年12月5日 11時
三井・デュポンポリケミカルは12月3日、同社千葉工場の高圧ポリエチレン製造施設で11月30日午後4時28分に火災が発生したと発表した。既に鎮火しており、プラントは安全に停止し、けが人はなかった。物的被害は調査中で、製品出荷への影響について鋭意情報を収集している。 同社は、今後関係当局の指導の下で徹底し……
スロバキアに販売子会社 日精樹脂が欧州事業拡充
2018年12月3日 12時
日精樹脂工業は11月30日、欧州市場における販路の拡大ならびにサービス体制の拡充を目的に、スロバキアに販売現地法人「ニッセイ・ヨーロッパ」を設立し、2019年1月より営業を開始すると発表した。 スロバキアをはじめチェコ、ハンガリーなどの東欧地域では、自動車関連産業を中心に多くの日系・欧米系企業が工……
クラレ米工場が再稼働 5月の火災から復旧
クラレは11月30日、米国現地法人であるクラレアメリカのエバール工場における定期修理と能力増強工事について、5月19日の火災で被害を受けたラインが11月29日(現地時間28日)に稼働を再開し、全ラインで定常運転となったと発表した。 この能力増強工事完了後のグローバル生産能力は、岡山事業所が1万t、クラレア……
技術セミナーのご案内
ゴムタイムス主催セミナー
ゴムの配合設計と混練技術の勘所・加工工程技術のトラブル対策まで 開催日: 2024年10月3日
開催日: 2024年10月3日
プラスチック材料の特性・改質技術と応用成形技術 開催日: 2024年10月9日
開催日: 2024年10月9日
脱プラ材料としての紙材料の基礎を学ぶ 開催日: 2024年10月10日
開催日: 2024年10月10日
プラスチック材料特性と効率的に学ぶ設計実務入門 開催日: 2024年10月17日
開催日: 2024年10月17日
UV硬化樹脂の測定・評価方法 FT-IR・光DSCを具体的な手順で徹底解説 開催日: 2024年10月18日
開催日: 2024年10月18日
押出機・混練機内の高分子材料挙動および溶融混練の基礎と最適化 開催日: 2024年10月25日
開催日: 2024年10月25日
ゴム・タイヤの実践的FEM解析手法を学ぶ 開催日: 2024年10月29日
開催日: 2024年10月29日
高分子材料の絶縁破壊・ 劣化メカニズムと劣化診断技術の高度化 開催日: 2024年10月31日
開催日: 2024年10月31日
リチウムイオン二次電池の基礎とバインダーの役割 開催日: 2024年11月1日
開催日: 2024年11月1日
高分子材料の分子構造の基本と分析ノウハウ 開催日: 2024年11月5日
開催日: 2024年11月5日
バイオプラスチックの基礎と開発動向・高機能化技術とビジネス展望 開催日: 2024年11月6日
開催日: 2024年11月6日
水素吸蔵材料の基礎と応用および最新開発動向 開催日: 2024年11月8日
開催日: 2024年11月8日
炭素繊維強化プラスチックの基礎とリサイクル最新動向 開催日: 2024年11月12日
開催日: 2024年11月12日
ゴムのFEM解析・線形解析と非線形解析の基礎と予測精度向上のノウハウ 開催日: 2024年11月14日
開催日: 2024年11月14日
二軸混練押出機の混練技術の変遷と高機能化とナノフィラー分散技術 開催日: 2024年11月15日
開催日: 2024年11月15日
ゴム加硫剤の配合調整の基礎とスコーチ・ブルーム・分散不良のトラブル対策 開催日: 2024年11月21日
開催日: 2024年11月21日
分子スケールにおける高分子材料の変形・破壊プロセスの解析 開催日: 2024年11月22日
開催日: 2024年11月22日
熱可塑性エラストマーの基礎と製品設計と評価 開催日: 2024年11月26日
開催日: 2024年11月26日
「接着」の基礎と接着不良の原因・対策および硬化率測定と加速試験方法を学ぶ 開催日: 2024年11月28日
開催日: 2024年11月28日
生分解性プラスチック材料の基礎と合成法 開催日: 2024年12月5日
開催日: 2024年12月5日
フィラーの高分散・充填化技術の基礎と開発・応用動向 開催日: 2024年12月6日
開催日: 2024年12月6日
トライボロジーの基礎と摩擦制御・摩耗低減技術の最新動向およびAI・機械学習の活用 開催日: 2024年12月10日
開催日: 2024年12月10日
ナノインプリントの基礎と最先端応用 AR/VRグラスから半導体集積回路への応用展開 開催日: 2024年12月12日
開催日: 2024年12月12日
高分子架橋材料の力学物性発現メカニズムと強靭化 開催日: 2024年12月13日
開催日: 2024年12月13日
プラスチック射出成形の基本と不良対策 開催日: 2024年12月19日
開催日: 2024年12月19日
NMR法による高分子材料の構造・ダイナミクス解析と物性評価 開催日: 2024年12月20日
開催日: 2024年12月20日
誰よりやさしい炭素繊維強化プラスチックス(CFRP)の基礎と成形・接着技術 開催日: 2024年12月26日
開催日: 2024年12月26日
リチウムイオン電池・バインダーの設計および評価と役割 開催日: 2024年12月27日
開催日: 2024年12月27日
ポリイミド合成と特性の理解と高機能化 開催日: 2025年1月16日
開催日: 2025年1月16日
シリコーンゴムの基本特性と応用事例を学ぶ 開催日: 2025年1月17日
開催日: 2025年1月17日