メールマガジン
ENGLISH
フィルム事業は増収増益 東洋紡の4~6月期
2020年8月11日 9時
東洋紡の2021年3月期第1四半期決算は、売上高は754億5000円で前年同期比6・7%減、営業利益は43億5900万円で同16・7%減、経常利益は27億6400万円で同36・3%減、四半期純利益は17億6400万円同5・6%増となった。 フィルム・機能マテリアルでは、売上高は363億円で前年同期比23・……
ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)|その他プラスチック
2020年8月11日 7時
【開発経緯概略】 TPUは、分子内に部分架橋を有する不完全熱可塑性タイプと線状の高分子の完全熱可塑性タイプがある。これらは、次の三つに大別できる。 ●カプロラクトン型:カプロラクトンを開環して得られるポリカプロラクトンポリオールにポリイソシアネートを付加重合したタイプ。 ●アジピン酸型(アジペート型):ア……
塩ビ系熱可塑性エラストマー(TPVC)|その他プラスチック
【開発経緯概略】 TPVCは、分子中のハードセグメントとしてポリ塩化ビニル(PVC)を、ソフトセグメントとして部分架橋型NBRなどのゴムを用いてアロイ化したブレンド型TPEである。 【性質、加工、その特徴】 ① セット、熱変形が小さい。 ② 反発弾性が大きい。 ③ 屈曲疲労強度が優れている。 ④ 耐摩耗性が優れている。 ⑤ 着……
ベルト・ホースとも減収減益 ニッタの4~6月期
2020年8月10日 10時
ニッタの2021年3月期第1四半期連結決算は、売上高が189億6200万円で前年同期比9・6%減、営業利益は6億5500万円で同32・4%減、経常利益は11億7700万円で同47・2%減、四半期純利益は9億6600万円で同47・1%減となった。 セグメント別では、ベルト・ゴム製品事業の売上高は63億11……
オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)|その他プラスチック
2020年8月10日 7時
【開発経緯概略】 TPOはハードセグメントにポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンを用い、ソフトセグメントにEPDMなどを用いる。 TPOの主な種類として①単純ブレン型TPO(s-TPO)と②インプラント化TPO(Reactor-produced,i-TPO)、③動的加硫型TPO(Dynamic Vulucanized,TPV)に大別される。 【性質、加工、そ……
スチレン系熱可塑性エラストマー(SBC(TPS))|その他プラスチック
【開発経緯概略】 SBCは一般ポリスチレンブロックとゴムの中間ブロックを有し、ポリスチレン部分がハードセグメントを形成して橋かけ点となり、中間のゴムブロックが製品にゴム弾性を与える。ソフトセグメントには、ポリブタジエン(B、SBS)、ポリイソプレン(I、SIS)、および2種のポリオレフィン(EB、SEBS)、(EP、S……
熱可塑性エラストマー(TPE、全般)|その他プラスチック
2020年8月9日 7時
【開発経緯概略】 熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers:TPE)は、常温では加硫ゴムの性質(エラストマーとしての性質)を示すが、高温では塑性流動が可能となり、プラスチックの加工機で成形できる高分子材料と定義される。加熱により可塑性を示すエラストマーなので熱可塑性エラストマーと呼ばれる。TPEは……
プラ事業は3割減益 アキレスの4~6月期
2020年8月8日 14時
アキレスの2021年3月期第1四半期決算は、売上高が158億3700万円で前年同期比17・8%減、営業利益がマイナス9200万円、経常利益が2600万円で同92・6%減、四半期純利益が17億5300万円で同515・1%増となった。 プラスチック事業は売上高77億100万円で同18・6%減、セグメント利……
自動車不振で大幅減益 バンドー化学の4~6月期
バンドー化学の21年3月期第1四半期連結決算(IFRS)は、売上収益が173億9900万円で前年同期比25・1%減、コア営業利益は8400万円で同93・3%減、税引前利益は3600万円で同95・0%減、四半期純利益は900万円で同98・7%減となった。コア営業利益とは、売上収益から売上原価、販管費及び一般……
調整後営業利益7割減 ブリヂストン1~6月期
2020年8月8日 11時
ブリヂストンの2020年12月期第2四半期決算は、売上高は1兆3554億7000万円で前年同期比22・1%減、調整後営業利益は482億6600万円で同68・3%減、営業利益は197億6200万円で同86・7%減、四半期純利益はマイナス220億4400万円となった。 タイヤ販売は乗用車用ラジアルタイヤ(……
カネカ生分解性素材が採用 資生堂の化粧品ケースに
2020年8月8日 10時
カネカは8月6日、資生堂のリップパレット新製品のコンセプトにある「海を大事に想う」という考え方が同社の「カネカ生分解性ポリマーPHBH®」(PHBH®)の特徴である海洋分解性と合致することから、今般、製品ケース(ボディおよび蓋)に採用されると発表した。 同製品ケースは、PHBH®の化粧品用途におけ……
自動車用ホース拠点を解散 住友理工 筋肉質な経営体質へ
住友理工は8月6日、自動車用ホース製造・販売連結子会社、S Riko Automotive Hose Argentina S.A.(SRK―HA、本社アルゼンチンブエノスアイレス)について解散・清算することを決定したと発表した。 同社グループを取り巻く経営環境は、「CASE」をはじめとする自動車……
PA/変性PO系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月8日 7時
【開発経緯概略】 ナイロン(PA)は強靭な樹脂であり、吸湿時ではその衝撃強度は極めて高いが、絶乾時や0℃以下の低温では衝撃強度は必ずしも十分でない。その向上のためPA/変性ポリオレフィン系アロイが開発された。 PAとPOは相溶性が良くないので、POに不飽和グリシジル化合物や不飽和カルボン酸またはその無水物やエス……
PC/ABS樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 PCの流動性改良とコストダウンを目的に開発され、20年以上の実績を有する。 PCとABS樹脂は、部分相溶性であり、相溶化剤などを特別に必要とせずに比較的容易に製造できる。 PCの衝撃強度の厚み依存性、ノッチ感度が高いなどの欠点を改良し、低温での衝撃強度が向上している。 同系統のアロイとしてはPC/……
愛知の福祉施設へマスク寄付 豊田合成グループの物流企業
2020年8月7日 18時
豊田合成は8月6日、同社グループのTGロジスティクスが8月5日、地元の福祉施設「一宮市萩の里特別養護老人ホーム」(運営法人:愛知慈恵会)に、約1700枚のマスクを寄付したと発表した。 TGロジスティクスは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける地域社会への支援活動として、マスクを必要とする同……
合成ゴムの価格改定相次ぐ 設備更新や修繕費増を理由に
2020年8月7日 15時
JSRが7月1日納入分から合成ゴム・エマルジョン製品を値上げすると発表したのに続き、日本ゼオンも8月17日出荷分より合成ゴムの販売価格を改定すると発表した。製造設備の老朽化対策として、2社は設備更新や修繕を定期的に実施してきた。これら費用は自助努力で吸収すべく努力を重ねてきたが、自助努力だけではこ……
コロナ影響で売上2割減 横浜ゴムの1~6月期
2020年8月7日 14時
横浜ゴムの2020年度第2四半期決算は、売上収益は2471億1800万円で前年同期比20・6%減となり、利益面では、事業利益が22億7500万円で同86・8%減、営業利益が29億4600万円で同88・3%減、四半期利益は12億5700万円で同92・5%減となった。 タイヤの売上収益は1665億7700万円の……
北米回復もタイヤは13%減収 TOYO TIRE1~6月期
2020年8月7日 13時
TOYO TIREの20年12月期第2四半期連結売上高は 1505億8600万円で同15・7%減、営業利益は 79億2800万円で同48・3%減、経常利益は 43億7900万円で同68・4%減、四半期純利益は5億2000万円で同93・1%減となった。 タイヤ事業では、売上高は1344億3000万円で同13・6%減、……
米州好調で増収増益 日精ASBの10月~6月
2020年8月7日 11時
日精エー・エス・ビー機械の20年9月期第3四半期決算は、売上高は174億3900万円で前年同期比6・1%減、営業利益は26億1500万円で同0・7%減、経常利益は24億300万円で同11・2%減、四半期純利益は22億7400万円、同8・2%増となった。 米州は、消毒液や生活必需品等の容器需要の高まりを受……
新型コロナ拡大影響で減収 住友ベークライトの4~6月期
住友ベークライトの21年3月期第1四半期決算は、売上収益が436億8100万円で前期比16・5%減、事業利益は23億8000万円で同45・7%減、営業利益は18億5500万円で同57・8%減、四半期純利益は18億5400万円で同52・9%減となった。 セグメント別では、半導体関連材料は、売上収益が126億……
サーキット用タイヤ新発売 ミシュラン、公道も走行可能
日本ミシュランタイヤは8月4日、レースからフィードバックされた最新の技術を投入し、その高いドライグリップ性能と安定したハンドリング性能を向上させた公道も走行可能なサーキット用タイヤ「ミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2コネクト」を9月1日より順次発売すると発表した。サイズは17インチから21イ……
防舷材のSCOPEを取得 シバタ工業のマレーシア工場
2020年8月7日 10時
シバタ工業は8月5日、グループ会社であるシバタアジア社のマレーシア工場で生産される、SV―R型、SX―R型、CSS型、SPC型の「外国産資材品質審査証明書、審査事業者・一財港湾空港総合技術センター(SCOPE)」を取得したと発表した。 シバタアジア社のマレーシア工場では、ゴム練りから防舷材製造ま……
フィルム製高機能漁網を開発 帝人、木下製網と
帝人は8月4日、同社と木下製網が、同社の高機能ポリエチレンテープ(UHMWPE)「Endumax」を使用した、世界初のフィルム製高機能漁網「MX―4」を共同開発したと発表した。木下製網は、8月上旬より「MX-4」の本格展開を開始する。 「MX-4」は、同社の超高分子量ポリエチレンフィルム「End……
合成ゴム出荷は減少 住友化学の4~6月期
住友化学の2021年3月期第1四半期決算は売上収益が5001億8800万円で前年同期比9・6%減、コア営業利益は201億5600万円で同54・5%減、営業利益は187億6000万円で同69・9%減、四半期損失は67億5900万円(前年同期は145億3800万円の利益)となった。 セグメント別では、石油……
NEDO先導研究事業に採択 宇部興産の複合プラ分離技術
宇部興産は8月3日、東海国立大学機構名古屋大学と共同開発を進める「複合プラスチックの高度分離技術開発」がNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の先導研究委託事業として採択されたと発表した。同事業の委託期間は2020年度末まで。 採択された技術は、包装用多層フィルム等に代……
射出成形機事業の再編完了 宇部興産機械、新工場も稼働
宇部興産は8月3日、同社グループにおける機械事業の中核会社・宇部興産機械が8月1日、射出成形機事業再編の一環として、子会社のU―MHIプラテック(「U―MHIPT」)及びU&Mプラスチックソリューションズ(「UMPS」)を吸収合併したと発表した。また、U―MHIPTが、名古屋市港区に建設していた新……
タイヤ低迷で減収減益 住友ゴムの1~6月期
2020年8月7日 9時
住友ゴム工業は8月6日、電話会議による決算説明会を開催し、山本悟社長が20年12月期第2四半期連結決算の説明を行った。 第2四半期決算(IFRS)の売上収益は3400億3800万円で前期比20・8%減、事業損失は23億900万円(前年同期は167億2800万円の利益)、営業損失は29億7400万円(前年……
食品用非付着性ベルト新発売 バンドー化学、8月より販売開始
バンドー化学は8月3日、軽搬送用ベルト「サンラインベルト」シリーズの新たなラインアップとして、食品用非付着性ベルト「ミスターシルキータッチ」を8月より販売を開始したと発表した。 同製品は、シリコーンポリウレタンハイブリッドコーティングでベルト表面をカバーすることで、ベルト表面の離型性と滑り性を……
PPE/PA系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月7日 7時
【開発経緯概略】 非相溶系のPPEとPAをアロイ化するためにPPEにPAをグラフトする方法、PPEを無水マレイン酸などの不飽和酸無水物で変性する方法、スチレン-無水マレイン酸共重合体を添加する方法などが用いられている。そのモルホロジーはPAをマトリックスとし、PPEをドメインとするミクロ相分散構造をとる。衝撃改良剤と……
PPE/PS系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 エンプラのポリマーアロイとしてGE社が1966年に最初に生産を始めたものである。ポリマーアロイの中では数少ない完全相溶系のアロイであり、任意の割合で一相に混合することができる。混合比率により80~170℃の幅広い荷重たわみ温度を有するアロイが得られる。 SBR、SEBSなどのスチレン系エラストマーと……
販管費削減で大幅増益に 不二ラテックス4~6月期
2020年8月7日 4時
不二ラテックスの2021年3月期第1四半期連結決算は、売上高が16億6100万円で前年同期比13・1%減、営業利益は6100万円で同54・3%増、経常利益は4600万円で同122%増、四半期純利益は3600万円で同118・7%増となった。 セグメント別では、医療機器事業は売上高が5億4800万円で……
減収減益も医療は好調 朝日ラバーの4~6月期
朝日ラバーの2021年3月期第1四半期連結決算は、売上高が14億3000万円で同20・4%減、営業利益はマイナス2700万円、経常利益はマイナス900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益はマイナス2000万円となった。 セグメント別に見ると、工業用ゴム事業の売上高は11億500万円で同26・8%減、……
車向け不振で営業損失87億円 NOKの4~6月
2020年8月6日 19時
NOKの21年3月期第1四半期連結決算は、売上高が1131億2900万円で前年同期比18・1%減、営業利益は87億4400万円の損失(前年同期は39億4500万円の損失) 、経常利益は82億3900万円の損失(前年同期は31億4900万円の損失)、四半期純利益は78億6000万円の損失(前年同期は36億4300……
機械資材低調で減収減益 三洋貿易の10~6月期
2020年8月6日 17時
三洋貿易の20年9月期第3四半期連結決算は、売上高が573億7200万円で前年同期比10・5%減、営業利益は38億2100万円で同22・0%減、経常利益は42億500万円で同17・5%減、四半期純利益は27億4100万円で同20・3%減となった。 セグメント別では、化成品は、売上高が240億655万円で同1・……
ゴムハンドブック2021
2020年8月6日 15時
ゴムの基礎知識を皮切りに、天然ゴムや合成ゴム、ナフサ、カーボンブラックなどの原材料の需給実績や価格動向、ゴム関連企業の経営業績、株価の推移、ゴムの試験方法、ゴムの規格、用語・略語など、ゴム産業に関連したあらゆる情報を盛り込んでいます。さらに、付録として日本ゴム業界年表やゴム工業会・商業組合組合員……
北米では堅調も減収減益 ユーシン精機の4~6月期
2020年8月6日 13時
ユーシン精機の2021年3月期第1四半期連結決算は、売上高が37億4300万円で前年同期比31・0%減、営業利益は3億円で同55・0%減、経常利益は3億1200万円で同49・4%減、四半期純利益は2億3500万円で同45・7%減となった。 北米では医療関係を中心に堅調に推移したものの、設備投資意欲の減退……
産業用ホースは21%増 1~6月のホースアセンブリ
2020年8月6日 12時
日本ホース金具工業会がまとめたホースアセンブリの1~6月の出荷実績は、付属金具を含めた全体では323億7800万円、前年比19%増となった。 項目別の年間出荷金額は、産業用が249億2400万円で同21%増、自動車用は21億8500万円で同20%増、樹脂ホースは35億7400万円で同15%増、付属金具は16億……
20年6月の自動車タイヤ 生産は50%近く減少
日本自動車タイヤ協会(JATMA)がまとめた6月の自動車タイヤ・チューブ生産、出荷、在庫実績によると、生産は619万6000本で前年同月比52・3%減、国内出荷は520万8000本で同36・5%減、輸出出荷は189万9000本で同54・4%減となった。 生産については9ヵ月連続で減少し、国内出荷も9……
20年6月のガス管自主検査合格数量 都市ガス用は4%減少
日本ゴム工業会・統計委員会(ガス管製品関係6社)の6月のガス管自主検査合格数量(化評研報告数量)によると、ゴム管については都市ガス用が9万7000m、LPガス用が10万5000mとなった。 強化型ゴムホースのうち、1種ホースは1万5000m、継手付きホースは7000本となった。小口径ホースは1万……
関西ゴム技術、36人が巣立つ コロナ感染拡大で卒業式中止
関西ゴム技術研修所(駒水謙二所長)は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7月31日に化学物質評価研究機構・大阪事業所で予定されていた第58回卒業式を中止した。 研修はコロナ禍で万全な感染症対策を行い、7月に研修項目を修了。第58回卒業生として36人が認定された。 第58回研修内容は前回同様のカリキュラム……
コンベヤ・伝動とも2桁減 1~6月のゴムベルト生産
日本ベルト工業会がこのほど発表した1~6月のゴムベルト・樹脂ベルト生産量(新ゴム量、以下同)をみると、ゴムベルト生産量は合計で1万219tで前年同期比21%減となった。 ゴムベルトは、内需の生産量合計は8051tで同22%減で、コンベヤが同26%減、伝動ベルトは16%減となった。一方、輸出は2169t……
九州豪雨に伴う操業状況 デンカ、第3報を発表
2020年8月6日 11時
デンカは8月4日、九州地方を中心とした豪雨に伴う大牟田工場の操業状況について発表した。 大牟田工場は7月8日より設備の点検作業を開始し、安全が確認できた生産設備から順次稼働を進め、7月中にすべての製品の生産を再開した。 なお、本件による2021年3月期の当社連結業績への影響は軽微だとしている。……
令和2年7月豪雨被災地支援 住友理工 あったか基金で
2020年8月6日 10時
住友理工は8月5日、同社と同社社員が出資する「住友理工あったか基金」が、令和2年7月豪雨の被害に対する支援として、ジャパン・プラットフォームを通じて、支援金100万円を寄付すると発表した。 「住友理工あったか基金」は、同社従業員の金銭的ボランティアを支援する基金(ファンド)。基金に登録した従業……
再使用可能な3Dマスク完成 三井化学、名大らと開発
三井化学は8月5日、名古屋大学大学院工学研究科の堀克敏教授と名古屋大学発ベンチャーのフレンドマイクローブ社の3者で開発中の3Dプリンターを活用した再使用可能な新規マスク「Θ(シータ)」が完成したと発表した。 Θ(シータ)は、再使用する「マスク本体」と使い捨ての「フィルター」からなり、三井化学は、……
建装材用PEフイルム開発 バンドー化学が販売開始
バンドー化学は8月5日、環境対応製品として、製造から廃棄までのライフサイクルのCO2排出量と廃棄物量を削減した建装材用薄膜ポリエチレンフイルム「テクリアEGS―T」を開発し、販売を開始したと発表した。 近年、建装材用フイルムでも環境保全へのニーズが高まっており、同社ではこれに応えるため、高度なカ……
阪大のコロナ関連研究に採用 住友理工の「体動センサ」
住友理工は8月4日、同社が「体動センサ」の供給を通じて参画する大阪大学の「呼吸安定性時間(Respiratory Stability Time、「RST」)を用いたCOVID19患者に対する重症化指標に関する研究開発」(研究開発代表者・大阪大学澤芳樹教授)が、日本医療研究開発機構(AMED)が公……
原価低減等で営利4割増 タキロンシーアイの4~6月期
タキロンシーアイの2021年3月期第1四半期連結決算は、売上高は317億6000万円で同5・5%減、営業利益は18億3100万円で同46・7%増、経常利益は19億1200万円で同48・1%増、四半期純利益は11億7400万円で同54・3%増となった。 売上高は減収となったが、利益面は売上原価および販売管理……
2万円台を割り込む 6月の輸入ナフサ価格
財務省が6月末に発表した6月の貿易統計(速報)によると、輸入ナフサ価格は1万8544円/kl(以下同)で前月比3439円安となり、4カ月連続で下落した。輸入ナフサ価格は2万円を割り込んだ。 輸入ナフサ価格の推移を見ると、昨年3~5月に3ヵ月連続で上昇した後、6月に4万3704円(505円安)と……
PVC/TPU系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
2020年8月6日 7時
【開発経緯概略】 機械的にブレンドしたタイプ、グラフト重合タイプがある。PVCと相溶性のあるポリウレタンはポリエステル系が主体である。ブレンド系はPVCとTPUの比率や可塑剤量によって物性が大きく変化する。 【性質、加工、その特徴】 ① 耐摩耗性、高弾性化、カール性、引張強さなどの向上(PVC側から)。 ② 可塑剤の……
PVC/アクリル樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ
【開発経緯概略】 PVCと以下に示す二つのタイプの材料とのポリマーアロイである。 ・MMA-アクリルゴム-スチレンの三元共重合体(MASを用いる強化剤タイプの材料) ・MMA-アクリル酸エステル系ランダム共重合体を用いた加工助剤タイプの材料 【性質、加工、その特徴】 ① ゲル化を早め、混練効果を良くし、加工性が向上(PV……
技術セミナーのご案内
ゴムタイムス主催セミナー
ポリイミド合成と特性の理解と高機能化 開催日: 2025年1月16日
開催日: 2025年1月16日
シリコーンゴムの基本特性と応用事例を学ぶ 開催日: 2025年1月17日
開催日: 2025年1月17日
熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 開催日: 2025年1月28日
開催日: 2025年1月28日
高分子の振動騒音対策入門 制振、防振、吸音、遮音材料の特性と評価から活用法まで 開催日: 2025年1月29日
開催日: 2025年1月29日
ゴム薬品のQ&Aを通して、配合処方を学ぶ 開催日: 2025年1月30日
開催日: 2025年1月30日
ゴム・樹脂の配合技術と混練プロセスを学ぶ 開催日: 2025年1月31日
開催日: 2025年1月31日
ゴム・金属の加硫接着技術と不良対策の最新傾向 開催日: 2025年2月6日
開催日: 2025年2月6日
特許・発明の活用でイノベーションを起こす発想メソッド 開催日: 2025年2月14日
開催日: 2025年2月14日
リチウムイオン電池とバインダを理解する 次世代電池への展望と対応まで 開催日: 2025年2月20日
開催日: 2025年2月20日
シリコーンゴムのすべてがわかる1日速習セミナー 開催日: 2025年2月21日
開催日: 2025年2月21日
ゴム配合・成形加工のトラブル原因追及と解決の勘所 開催日: 2025年2月28日
開催日: 2025年2月28日
ポリウレタンの基礎および原料選定法と応用技術 開催日: 2025年3月5日
開催日: 2025年3月5日
導電性カーボンブラックの効果的使用方法と高機能化技術 開催日: 2025年3月6日
開催日: 2025年3月6日
ゴムの配合・混練・加工技術入門からトラブル対応策まで 開催日: 2025年3月13日
開催日: 2025年3月13日
プラスチックケミカルリサイクル技術開発の現状と今後の展望 開催日: 2025年3月25日
開催日: 2025年3月25日
プラスチックフィルムの基本と最新技術動向 開催日: 2025年3月27日
開催日: 2025年3月27日
ゴム金型構造の基礎と金型作製の勘所 開催日: 2025年4月3日
開催日: 2025年4月3日
ゴム材料の分析法と添加剤の処理法入門 開催日: 2025年4月10日
開催日: 2025年4月10日
プラスチック材料の特性・改質技術と応用成形技術 開催日: 2025年4月11日
開催日: 2025年4月11日
ゴム・タイヤの実践的FEM解析手法を学ぶ 開催日: 2025年4月22日
開催日: 2025年4月22日
脱プラ材料としての紙材料の基礎と複合加工 開催日: 2025年4月25日
開催日: 2025年4月25日
ゴムのFEM解析・特性予測精度の向上のポイントから粘弾性、疲労耐久性予測技術のノウハウ 開催日: 2025年5月15日
開催日: 2025年5月15日
フィラー分散法の基礎とナノコンポジットの高機能化 開催日: 2025年6月5日
開催日: 2025年6月5日
高分子架橋材料の力学物性発現メカニズムと構造解析のポイント 開催日: 2025年6月6日
開催日: 2025年6月6日
リチウムイオン電池・バインダーの設計および評価と役割を学ぶ 開催日: 2025年6月26日
開催日: 2025年6月26日
炭素繊維強化プラスチックスの成形・接着技術入門 開催日: 2025年6月27日
開催日: 2025年6月27日