ゴムタイムス社 三菱ケミカルが環境大臣賞 日本オープンイノベーション大賞で 2023年2月10日 17時 三菱ケミカルグループは2月9日、内閣府が主催する第5回日本オープンイノベーション大賞にて、同社グループと他機関との共同の取り組みである植物由来原料を用いた防湿シート「スーパーホイルBシリーズ」採用の錠剤・カプセル用 PTP (Press-Through-Pack)包装の実用化、および生分解性樹脂「……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、PVOH樹脂増強 岡山に新プラント建設 2023年2月2日 21時 三菱ケミカルグループは2月2日、ポリビニルアルコール樹脂(以下「PVOH樹脂」)の特殊銘柄である「ゴーセネックス」および「ニチゴーGポリマー」について、岡山事業所に新たなプラントを建設し、生産能力を増強すると発表した。2024年10月の稼働を予定している。 ゴーセネックス、ニチゴーGポリマーは、……
ゴムタイムス社 三菱ケミが業界初開発 バイオマスOPSシート 2022年12月22日 10時 三菱ケミカルグループは12月19日、植物由来の樹脂添加剤を配合した二軸延伸ポリスチレンシート「バイオマスOPSシート」を業界で初めて開発したと発表した。 同社の二軸延伸ポリスチレンシート(OPSシート)は軽量ながら強度があり、透明性や成形加工性にも優れるため、弁当容器のフタなどに広く利用されている。 ……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、オキソ製品値上げ 1月4日出荷分より 2022年12月21日 20時 三菱ケミカルグループは12月21日、オキソ製品について2023年1月4日出荷分から価格改定を実施することとし、取引先との交渉を開始したと発表した。 対象製品はオキソ製品の「エチルヘキサノール」、「ノルマルブタノール」、「イソブタノール」、「ノルマルブチルアルデヒド」、「イソブチルアルデヒド」、「イソノ……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、事業化検討開始 バイオエチレン・プロピレン 2022年3月16日 10時 三菱ケミカルは3月14日、同社および豊田通商が、バイオエタノールを原料とするエチレン、プロピレンおよびその誘導品の製造・販売を2025年度に開始することを目指し、事業化に向けた検討を開始したと発表した。 持続可能な循環型社会の実現に向けて、プラスチックのリユース・リサイクルに関するニーズが高まっ……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、ベネビオール 米国のバイオベース認証取得 2022年3月2日 9時 三菱ケミカルは2月28日、植物由来のポリカーボネートジオール(PCD)「BENEBiOL(ベネビオール)」がUSDA(米国農務省)のバイオプリファードプログラムでバイオベース製品認証を取得したと発表した。BENEBiOLは、同社独自技術により開発した世界唯一の植物由来のPCDでポリウレタンの原料。……
ゴムタイムス社 三菱ケミカル、設計に着手 バイオMMAモノマープラント 2022年2月28日 10時 三菱ケミカルと三菱ケミカルメタクリレーツは、このほど植物由来原料を使用するMMA(メチルメタクリレート)モノマーの製造技術を開発し、パイロットプラントの設計に着手したと発表した。 同社グループは、①使用済みのアクリル樹脂を回収、分解して再利用するケミカルリサイクル、②既存のMMAモノマー製造プロ……
ゴムタイムス社 デュラビオ 文房具で初採用 三菱ケミ、アクロボールに 2022年2月25日 23時 三菱ケミカルは2月25日、同社のバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」がパイロットコーポレーションのボールペン「アクロボールTシリーズ バイオマスプラスチック」「フリクションボールノック05 バイオマスプラスチック」の本体部品(後軸)に採用されたと発表した。なお、同商品は2月3日より、パイロ……
ゴムタイムス社 三菱ケミの生分解性樹脂 G大阪ホームで紙コップ提供 2022年2月16日 11時 三菱ケミカルは2月14日、Jリーグサッカークラブのガンバ大阪と連携し、同社の生分解性樹脂「BioPBS」を使用した紙コップを起点とする循環型システム実現に向けた実証実験を行うと発表した。 今回の実証実験では、ガンバ大阪が実施する2022年のホームゲーム開催でパナソニックスタジアム吹田内で販売され……
ゴムタイムス社 エンプラ事業を再編 三菱ケミカルと三菱ガス化学 2022年2月11日 9時 三菱ケミカルは、エンジニアリングプラスチックス(エンプラ)事業の再編を実施する。同事業強化に向け、三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)の一部株式を2023年4月3日付で三菱ガス化学に譲渡すると同時にMEP事業の一部を吸収分割により取り込むことを2月8日に発表した。 三菱ケミカルグループ……
ゴムタイムス社 超低誘電損失フィルムを開発 三菱ケミ、高周波特性を向上 2022年1月20日 10時 三菱ケミカルは1月18日、高周波領域における誘電損失を低減した高周波通信向けの超低誘電損失フィルムを開発したと発表した。 次世代通信規格として普及が見込まれているミリ波帯5Gや「Beyond5G」などは、波長が短い高周波帯を利用する。高周波帯は送信過程で電波が減衰する誘電損失が大きいため、近年、……
ゴムタイムス社 TPE特集三菱ケミカル TPO需要好調さが続く CASE対応で軽量化目指す 2022年1月6日 12時 三菱ケミカルのパフォーマンスポリマーズセクター機能性樹脂ユニットが扱うTPEは、スチレン系、オレフィン系、ポリエステル系、塩ビ系、ポリウレタン系など幅広いタイプがある。 上半期の需要動向を振り返ると、「自動車需要は昨秋頃から急回復したものの、足元の自動車メーカーの減産計画を受けている。ただ、堅……
ゴムタイムス社 4インチGaN結晶量産へ 三菱ケミ 大型実証設備で確認 2021年11月24日 15時 三菱ケミカルと日本製鋼所は、NEDOの「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」で同社がパワーエレクトロニクス用大口径バルク窒化ガリウム(GaN)基板の実証開発に取り組んでいる。 このプログラムでは、2021年5月に竣工した世界最大級のGaN基板製造実証設備「大型実証設備」を使い、高品質なGaN……
ゴムタイムス社 漁網再利用のナイロン糸開発 三菱ケミの「キラビスRC」 2021年11月17日 11時 三菱ケミカルは11月10日、日本国内で廃棄される漁網を再利用した再生ナイロン樹脂を混合した新しいナイロン糸「キラビスRC」を開発、量産体制を整えたと発表した。 キラビスRCは、廃漁網から再生したナイロン樹脂「REAMIDE」を同社のナイロン糸・キラビスに特殊紡糸技術を用いて混合した新しいナイロン糸……
ゴムタイムス社 三井化学、三菱ケミと契約締結 バイオ由来ポリエステル特許で 2021年10月29日 11時 三井化学は10月28日、三菱ケミカルが保有するバイオマス原料由来ポリエステルに係る基本特許(日本国特許第4380654号)を含む関連特許について、三菱ケミカルとライセンス契約を締結したと発表した。 ライセンス対象の同製品は、再生可能なバイオマス原料を用いたPET(ポリエチレンテレフタレート)を指し……
ゴムタイムス社 プラチナ大賞優秀賞を受賞 三菱ケミの資源循環実証事業 2021年10月26日 12時 三菱ケミカルホールディングスとその事業会社である三菱ケミカル(以下「同社」)は10月25日、プラチナ構想ネットワーク及びプラチナ大賞運営委員会が主催する第9回プラチナ大賞において、同社が取り組む「生分解性樹脂BioPBSと地域資源を用いた循環型社会の構築」が、優秀賞(グリーン技術革新賞)を受賞したこ……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、新グレードを開発 配線基板用熱可塑性樹脂フィルム 2021年10月26日 12時 三菱ケミカルは10月22日、プリント配線基板用熱可塑性樹脂フィルム「IBUKI」について、電気特性を向上させ、高周波領域における伝送損失を低減した新グレード「New―IBUKI(仮称)」を開発したと発表した。同社は、今年10月27日から29日にかけて東京ビッグサイトで開催される「JPCA Show 202……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、独にライン新設 高機能フィルムを増産 2021年10月6日 10時 三菱ケミカルは10月1日、同社のグループ会社であるドイツのMitsubishi Polyester Film(MFE)において、ポリエステルフィルムの生産能力増強を行うことを決定したと発表した。投資額は約110百万ユーロで、2024年末の完成を予定しており、同社グループにとっては、2018年稼働の……
ゴムタイムス社 抗ウイルス・抗菌グレード発売 MCITの内装不燃材料で 2021年10月1日 10時 三菱ケミカルは9月29日、同社のグループ会社である三菱ケミカルインフラテック(MCIT)が、アルミ樹脂複合板「アルポリック」の内装用不燃材料「ALPOLIC/frインナーライト」シリーズから抗ウイルス・抗菌グレードを今年10月に発売すると発表した。なお、同製品は抗ウイルス、抗菌の2つでSIAAマーク……
ゴムタイムス社 新型MIRAIに採用 三菱ケミカルのデュラビオ 2021年10月1日 10時 三菱ケミカルは9月28日、同社のバイオエンジニアリングプラスチック「デュラビオ」が、トヨタ自動車が2020年12月から販売している燃料電池自動車新型「MIRAI」のリアヒーターコントロールパネルに採用されたと発表した。デュラビオがMIRAIに採用されたのはこれが初めてとなる。 デュラビオは、再生可……
ゴムタイムス社 熱可塑性複合材料を開発 三菱ケミ、遮炎・高生産性両立 2021年9月27日 10時 三菱ケミカルは9月21日、同社と、子会社である三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズが、遮炎機能と高い生産性やリサイクル性を両立した熱可塑性複合材料(Fiber―reinforced Thermoplastics、FRTP)を開発したと発表した。 近年、気候変動対策として、CO2排出削減に向けた取り……
ゴムタイムス社 三菱ケミカルが開発 リサイクル可能な耐熱OPS 2021年9月21日 16時 三菱ケミカルは9月17日、サーキュラ―エコノミー(循環型経済)や持続可能な開発目標(SDGs)実現への貢献のための取り組みとして、リサイクル性に優れた耐熱二軸延伸ポリスチレンシート(耐熱OPSシート)を開発、量産体制を整えたと発表した。 OPSは軽量ながら強度があり、透明性や成形加工性にも優れるた……
ゴムタイムス社 海洋生分解認証を取得 三菱ケミのフォゼアス 2021年9月17日 10時 三菱ケミカルは9月15日、同社の生分解性樹脂コンパウンド「フォゼアス」が、海洋生分解認証「OK biodegradable MARINE」の認証を取得したと発表した。 ヨーロッパの生分解性製品の認証機関であるTÜV AUSTRIA社の海洋生分解認証「OK biodegradable MARINE」……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、生産再開見通し発表 三重のエポキシ樹脂製造設備 2021年9月9日 11時 三菱ケミカルは9月7日、三重事業所内のエポキシ樹脂固体製造設備について2022年1月初旬より順次生産を再開する見通しとなったと発表した。同社は8月30日、三重事業所内のエポキシ樹脂固体製造設備の一部損傷により製造を停止し、復旧には長期間を要する見込みと発表していた。
ゴムタイムス社 生分解性リッドを共同開発 三菱ケミカル、フォゼアス使用 2021年9月9日 10時 三菱ケミカルは9月7日、同社と大和製罐が、同社の生分解性樹脂コンパウンド「フォゼアス」を使用した生分解性リッド(紙コップ等のフタ)を開発したと発表した。 現在、リッドは一般的にポリスチレン(PS)などの非生分解性プラスチックで製造されているが、両社で材料開発、試作を重ね、今回の生分解性リッドの……
ゴムタイムス社 エポキシ樹脂製造設備が停止 三菱ケミ 三重工場で一部損傷 2021年8月31日 17時 三菱ケミカルは8月30日、同社三重事業所内のエポキシ樹脂固体製造設備において、製造設備の一部損傷により製造を停止したと発表した。同社による検証の結果、設備の修復による復旧は困難と判断しており、復旧には長期間を要する見込みとしている。これを受け、同社は「一部対象製品は当面の間、希望通りの注文をお受け……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、DNPら3社 LCAなどSC構築で実証試験 2021年8月27日 10時 三菱ケミカルは8月25日、大日本印刷(以下「DNP」)およびリファインバースグループ(以下「リファインバース」)と連携し、蘭サーキュライズ社(以下「サーキュライズ」)の情報管理システムを活用して、バイオマスやリサイクル原料の管理・追跡(トレーサビリティ)、ライフサイクルアセスメント(LCA)等の環……
ゴムタイムス社 CR原料用プラ調達で合意 三菱ケミ、リファインバースと 2021年7月27日 10時 三菱ケミカルは7月21日、日本最大級となるプラスチック油化のケミカルリサイクル設備の建設に伴い、リファインバースから原料となる廃プラスチックを調達する基本合意書を締結したと発表した。 同社およびリファインバースは、2020年8月に資本業務提携を行い、廃棄物の適切なリサイクルや有効利用の促進に向け……
ゴムタイムス社 抗ウイルスSIAAを取得 三菱ケミのアルミ樹脂複合板 2021年7月8日 10時 三菱ケミカルは7月5日、同社のグループ会社である三菱ケミカルインフラテックが、アルミ樹脂複合板「アルポリック」シリーズのひとつである抗ウイルスグレードでSIAAマークを今年6月に取得したと発表した。 アルポリックシリーズは、表面にアルミニウム、芯材に樹脂を使用した3層構造からなるアルミ樹脂複合……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、クラレと契約締結 バイオ由来ポリエステル特許で 2021年6月30日 10時 三菱ケミカルは6月28日、同社が保有するバイオマス原料由来ポリエステルに係る基本特許(日本国特許第4380654号)を含む関連特許について、クラレおよびクラレトレーディングとライセンス契約を締結したと発表した。 ライセンス対象の同製品は、再生可能なバイオマス原料を用いたPET(ポリエチレンテレフ……
ゴムタイムス社 高耐熱性CFRPを開発 三菱ケミ、フェノール樹脂使用 2021年6月18日 11時 三菱ケミカルは6月17日、軽量性や剛性と高耐熱性を両立した炭素繊維複合材料(以下「CFRP」)を開発したと発表した。 軽量化要求が高まる航空機や自動車などのモビリティ用途、また製造工程の高度化・複雑化に加えて効率化への対応を求められる産業機械用途などでは、軽さと強度を兼ね備えるCFRPの利用は今……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、Mura社と契約 ケミカルリサイクル技術で 2021年6月18日 11時 三菱ケミカルは6月16日、英Mura Technology社(以下「Mura」)との間で、廃プラスチックから化学製品や燃料油の原料を製造する技術(HydroPRS)のライセンス契約を締結したと発表した。 同社は、サーキュラーエコノミーの実現に向けて、原燃料の脱化石燃料化やプラスチックケミカルリサ……
ゴムタイムス社 植物由来のPTMG開発 三菱ケミ サンプル提供開始 2021年6月10日 10時 三菱ケミカルは6月7日、植物由来原料を使用したPTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、「BioPTMG」)を開発し、サンプルの提供を開始したと発表した。 PTMGは、反発弾性や耐摩耗性等の特徴から、ポリウレタン弾性繊維(スパンデックス)等に伸縮性を付加する素材として使用されている。今回……
ゴムタイムス社 三菱ケミのBioPBS採用 SHISEIDO製品外袋に 2021年6月3日 10時 三菱ケミカルは5月31日、今年5月から販売開始されたSHISEIDOのスティック状日焼け止め「クリア サンケア スティック」の外袋に、同社の生分解性樹脂「BioPBS」およびフタムラ化学のセルロースフィルム「AZ―1」が採用されたと発表した。 資生堂が世界88の国と地域で展開しているブランドSHIS……
ゴムタイムス社 Nature専門誌に論文掲載 三菱ケミら研究プロジェクト 2021年5月27日 13時 三菱ケミカルは5月26日、同社、日本IBM、JSRおよび慶應大が、IBM Quantum Network Hub(慶應大量子コンピューティングセンター内)にてかねてより取り組んでいた「量子コンピューターを用いた有機EL発光材料の性能予測」の研究プロジェクトで得られた成果に関する論文が、世界的に権威……
ゴムタイムス社 TPE特集 三菱ケミカル TPU事業サンプル輸入開始 国内で提案力高め需要獲得へ 2021年5月24日 7時 三菱ケミカルのパフォーマンスポリマーズセクター機能性樹脂ユニットが扱うTPEは、エチレン系、オレフィン系、ポリエステル系、塩ビ系、ポリウレタン系など幅広いタイプを取り揃える。 オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)では、エアバッグカバー用エラストマー「サーモラン」とオレフィン系動的架橋エラ……
ゴムタイムス社 速硬化型炭素繊維を販売開始 三菱ケミカルのプリプレグ 2021年5月12日 11時 三菱ケミカルは5月10日、同社従来品より硬化時間を大幅に短縮した、最短1分で硬化可能な速硬化型の炭素繊維プリプレグの販売を、今年4月より開始したと発表した。 航空機や自動車などのモビリティ用途では、環境規制等を背景に機体車体の軽量化要求が高まっており、軽さと強度を兼ね備える炭素繊維複合材料(以下……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、SMP社株式譲渡 Sinopec社と合意 2021年5月11日 12時 三菱ケミカルは5月7日、同社の持分法適用会社である中国の中石化三菱化学聚碳酸酯(以下「SMP社」)の保有株式を、今年10月末を目途に中国石油化工股份(以下「Sinopec社」)に譲渡することでSinopec社と合意したと発表した。 SMP社は2009年に同社および三菱エンジニアリングプラスチック……
ゴムタイムス社 宇宙分野にCFRP部材提供 三菱ケミカル、ダイモン社と提携 2021年4月20日 12時 三菱ケミカルは4月14日、民間企業として世界初となる月面探査の実現を目指す、ロボット・宇宙開発ベンチャーのダイモンとの間で、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)部材及び熱可塑性樹脂材料の提供や技術支援を内容とするパートナーシップ契約を締結したと発表した。その一環として、2021年秋に打ち上げ予定の……
ゴムタイムス社 海外PPCP事業を取得 三菱ケミカル 子会社に移管 2021年4月9日 14時 三菱ケミカルは4月7日、同社の完全子会社である日本ポリケム(以下「JPC」)が、JNC石油化学(以下「JNC」)との合弁会社である日本ポリプロ(以下「JPP」)が保有し、ポリプロピレンコンパウンド(以下「PPCP」)及びガラス長繊維強化熱可塑性樹脂(以下「ファンクスター」)事業を展開する海外グル……
ゴムタイムス社 炭素繊維関連設備投資を決定 三菱ケミカル、伊CPC社で 2021年4月8日 14時 三菱ケミカルは4月6日、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)自動車部品製造販売会社である関係会社のC.P.C.SRL(イタリア、以下「CPC社」)において、世界最大級となる5000t容量大型プレス成形機の増設を含む設備投資を決定したと発表した。同社のグループ会社であるMitsubishi Che……
ゴムタイムス社 三菱ケミカル、入社式 和賀社長「21世紀は化学の時代」 2021年4月2日 12時 三菱ケミカルは4月1日に入社式を開催し、和賀昌之社長が211人の新入社員を前に挨拶を行った。 入社おめでとうございます。新しい仲間を迎えることができたことを本当に嬉しく思います。21世紀はまさに「化学の時代」です。人工知能、IoT、自動運転といったデジタル技術を作り出すに至った社会、そしてデジタル技……
ゴムタイムス社 ペットボトルラベル再利用 三菱ケミがプロジェクト開始 2021年4月1日 14時 三菱ケミカルは3月29日、サーキュラーエコノミー(循環型経済)推進に向けた取り組みの一環として、フジシールグループと共同で、ペットボトルの使用済みシュリンクラベルの再利用に向けた実証プロジェクトを開始すると発表した。 シュリンクラベルは、ペットボトル容器自体に顔料などを付着させることなく必要な表……
ゴムタイムス社 営業益2500億円達成へ 三菱ケミカル、新中計策定 2021年3月4日 16時 三菱ケミカルホールディングスは2月25日、昨年2月公表の中長期経営基本戦略「KAITEKI Vision30」(KV30)に基づいて21年度からスタートする新中期経営計画「APTSIS(アプトシス)25」ステップ1を策定したと発表した。 新中計アプトシス25は21年度~25年度までの5ヵ年計画で、ウィズコロナの……
ゴムタイムス社 三菱ケミカルのMMA事業 グローバルオペレーション強化 2021年2月26日 12時 三菱ケミカルは2月24日、MMA事業のグローバルオペレーションを強化するために同事業の本社機能をシンガポールに集約し、現在三菱ケミカル、ルーサイト、また各リージョンに分散するMMA事業の中核会社を4月1日付で「三菱ケミカルメタクリレーツ」を含む社名に統一することを決定したと発表した。 日本におい……
ゴムタイムス社 塗装不要なカラーを追加 三菱ケミカルのデュラビオ 2021年2月5日 12時 三菱ケミカルは2月4日、バイオエンジニアリングプラスチック「デュラビオ」における塗装工程が不要なメタリックカラーを、グレードラインナップに追加したと発表した。ダイハツ工業の「ロッキー」等複数車種の内装材に採用が進んでいる。 デュラビオは、再生可能な植物由来原料であるイソソルバイドを用いたバイオ……
ゴムタイムス社 三菱ケミカル欧州で特許成立 車載用電池に関する技術 2021年2月3日 15時 三菱ケミカルは2月2日、同社とMUアイオニックソリューションズが共有するリチウムイオン二次電池に関する特許(欧州特許出願番号0683 2384・9号)が欧州で成立したことを発表した。 この特許は車載用リチウムイオン二次電池に関するものであり、車載用リチウムイオン二次電池の主流であるニッケル含……
ゴムタイムス社 三菱ケミ、グローバル販売開始 PVOH樹脂ゴーセノール 2021年2月1日 14時 三菱ケミカルは1月26日、同社と内蒙古双欣環保材料股份(以下「双欣」)が設立した合弁会社である高先雙欣を通して、双欣製造の「ゴーセノール」のグローバル販売を本格的に開始したと発表した。同社と双欣は、2018年に汎用PVOH樹脂「ゴーセノール」について事業提携している。 PVOH樹脂は、水溶性、接……
ゴムタイムス社 画像解析CoE発足 三菱ケミHD、DXを加速 2021年2月1日 14時 三菱ケミカルホールディングスは1月27日、同社グループにおける画像解析技術の積極的な活用を推進するため、画像解析CoEを発足したと発表した。 同社グループではこれまで、品質保証や、材料・設備の理解など様々な用途で画像を活用した業務を行ってきたが、近年の深層学習の進化、特に画像解析分野における技術……
ゴムタイムス社 三菱ケミカル 子会社が統合 JCRと東栄化成 2021年1月26日 12時 三菱ケミカルは1月25日、同社の全額出資会社であるジャパンコーティングレジン(以下「JCR」)と東栄化成が、2021年10月1日付で、JCRを存続会社とする吸収合併の方法により統合すると発表した。 JCRは、水系エマルジョン技術基盤をもとに多様な樹脂の乳化技術に強みを持つ。一方、東栄化成は、アクリ……