ゴムタイムス社 TPE特集 リケンテクノス 「オレフレックス」が堅調推移 自動車用途での新規採用で 2017年9月29日 15時 リケンテクノス㈱の本年上期のコンパウンド事業は塩ビコンパウンド及びエラストマーコンパウンドともに自動車市場での堅調な需要に支えられ増収となった。 エラストマーコンパウンドは主力の自動車市場で売上が伸長し、医療市場、食品市場でも堅調に推移した。特に自動車市場では新規用途の開拓、同社エラストマーの……
ゴムタイムス社 TPE特集 特集概要 自動車用部品でゴム代替進むオレフィン系 2017年9月29日 15時 熱可塑性エラストマー(TPE)は架橋ゴム製品の製造過程での省エネルギーや環境対応の面から高く評価され、リサイクル性及び充填材が少なく軽量化にも結びつき成形加工等の取り扱いの容易さもあり、 従来より架橋ゴムからの代替えが進んできた。 TPEのなかでもオレフィン系熱可塑性エラストマーは、近年の環境意……
ゴムタイムス社 TPE特集 JSR RBのタイヤ改質用途拡大 SIS フレキソ印刷版向けが好調 2017年9月8日 13時 JSRのTPE製品は、石化事業部が、ポリブタジエン系TPE「RB」、スチレン・ブタジエンTPE「TR」、スチレン・イソプレンTPE「SIS」、水添ポリマー「DYNARON」の4種類を展開している。 RBは、高級カジュアル履物用途で欧州・南米・中国の3エリアを中心に販売。欧州・イタリアは、数年……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ 「セプトンBIO―シリーズ」を開発 次世代車対応の「制振ハイブラー」も 2017年9月8日 13時 クラレはこのほど水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーの新規グレードとして水添スチレン―ファルネセン共重合体〈セプトン〉BIO―シリーズ及び制振機能をより高めた制振性熱可塑性エラストマー〈ハイブラー〉を開発した。 〈セプトン〉BIO―シリーズは、バイオ由来の新規共役ジエンモノマーである「β―ファルネ……
ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 SEBS等の新規需要掘起こし 自動車用で耐寒性、制振機能付与 2017年9月8日 13時 旭化成の高機能ポリマー事業本部は、水添スチレン系エラストマー(SEBS等)「タフテック」「S.O.E.」と、スチレン系エラストマー(SBS)「タフプレン」「アサプレンT」の2つのカテゴリーでTPE事業を展開している。 SBSの「タフプレン」「アサプレン」は、スチレンとブタジエンのブロックコポ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クレイトンポリマージャパン 超高流動ポリマーを開発 不織布向け弾性繊維用途への展開… 2017年9月8日 13時 米クレイトンポリマー社の日本法人、クレイトンポリマージャパン(中西信輔社長)は水添ポリマーの差別化グレード「新規高流動性SEBS」で伸縮性に富む不織布向けの弾性繊維用途への展開を進める。 この差別化グレードは既存グレードに流動性とともに用途ごとの機能を付与したもので、①超高流動ERSポリマー②高……
ゴムタイムス社 TPE特集 三菱ケミカル 自動車分野での基盤強化 「テファブロック」で新グレード 2017年9月8日 13時 三菱ケミカルの機能性樹脂事業部は熱可塑性エラストマー(TPE)の基幹ブランドとして「テファブロック」(スチレン系、オレフィン系・PPコンパウンド、ポリエステル系)、TPV(オレフィン系)の基幹ブランドとして「トレックスプレーン」を確立するとともに、顧客用途に特化したエアバッグカバー用エラストマー……
ゴムタイムス社 TPE特集 日本ゼオン 非対称SISの需要拡大 石油樹脂水添設備を導入 2017年9月8日 13時 日本ゼオンは、水島工場(岡山県倉敷市)内に独自技術で石油樹脂「クイントン」の水添設備導入を進めていたが、このほど完成、試運転を開始した。 同社の化成品事業部では、モノマーの抽出から自社技術で行うC5留分の総合利用として、石油樹脂「クイントン」、およびスチレン系熱可塑性エラストマー(SIS)「ク……
ゴムタイムス社 TPE特集 スチレン系熱可塑性エラストマー SEBSのコンパウンド需要拡大 2017年9月8日 12時 流動性や制振機能向上で 自動車用途の新規ニーズに対応 熱を加えると軟化して流動性を示し、冷却すればゴム状に戻る性質を持つ熱可塑性エラストマー(TPE)は リサイクル性、軽量化、成形加工性に優れることから従来より架橋ゴムはじめ、塩ビ製品からの代替えが進んできた。 スチレン系熱可塑性エラストマー各社……
ゴムタイムス社 TPE特集 大日精化工業 「レザミンPシリーズ」 ニーズに対応の機能性グレードが豊富 2017年9月4日 9時 色彩の総合メーカーとして、ファインケミカルの立場から社会に貢献する大日精化工業(東京都中央区、高橋弘二社長)。同社のファインポリマー事業部ではTPU(熱可塑性ポリウレタン)成形材料「レザミンPシリーズ」を中心に、事業展開を図っている。 同社の「レザミンPシリーズ」は、同社の独自技術で開発した成……
ゴムタイムス社 TPE特集 ディーアイシーコベストロポリマー 「パンデックス」の需要拡大 豊富なグレードでTP… 2017年9月4日 9時 ディーアイシーコベストロポリマー㈱はDIC社が従来から手がけていたパンデックス(PANDEX®)を主体にデスモパン(Desmopan®)とテキシン(Texin®)を輸入販売し、熱可塑性ポリウレタンのトップメーカーとして日本のTPU市場をリードしている。 パンデックスは国内堺工場(年産1万2000t……
ゴムタイムス社 【TPE特集】旭化成 スチレン系TPE再値上げへ 2017年3月6日 7時 旭化成はナフサやブタジエン、スチレンモノマーなどの市況の上昇に対応し、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等製品の価格改定を打ち出した。改訂額はBRが+110円/Kg以上、SBR(非油展)が+80円/Kg以上、SBR(油展)が+65円/Kg以上、スチレン系熱可塑性エラストマー(SBS)「タフプレン」「アサ……
ゴムタイムス社 【TPE特集】住友化学 難燃エラストマーを市場投入 2017年3月6日 7時 住友化学の自動車材事業部では、オレフィン系熱可塑性エラストマー「エスポレックスTPEシリーズ」の新グレードとしてハロゲンフリー難燃エラストマーを開発、環境に優しい燃えにくいエラストマーとして本格販売を開始した。 この新グレードはハロゲン系難燃剤を使用せずに、UL94 V―0相当の難燃性、優れた柔軟……
ゴムタイムス社 【TPE特集】クラレ 差別化で量と質を拡大 2017年3月6日 7時 クラレはブタジエン等の主要原材料市況の大幅上昇、ユーティリティを含む製造コストの上昇に対応、水添スチレン系エラストマー「セプトン」、「ハイブラー」、TPS/PU系複合材料「TUポリマー」の価格改定を2月1日出荷分から実施した。また、液状ゴム「クラプレン」やイソブチレン系水溶性樹脂「イソバン」など……
ゴムタイムス社 【TPE特集】クレイトンポリマージャパン 水添ポリマーを差別化 2017年3月6日 7時 スチレンブロック共重合体(SBC)の世界的大手メーカー、米クレイトンポリマー社の日本法人、クレイトンポリマージャパン(中西信輔社長)はこのほど新規グレードとして流動性に富む「新規高流動性SEBS」を開発、水添ポリマーの差別化グレードで需要拡大を図る。 今回、開発された新規グレードは基本性能を維……
ゴムタイムス社 【TPE特集】三菱化学 TPEのブランド統廃合 2017年3月6日 6時 三菱化学の機能性樹脂事業部は各種熱可塑性エラストマーの各ブランドの統廃合を4月1日から実施する。同社の機能性樹脂事業は、新製品開発、企業買収による新製品・新拠点の獲得により、現在、世界16ヵ国25拠点までに拡大。製品の顧客訴求力をグローバルに高めるべく製品ブランドの統合を実施することとした。 熱可……
ゴムタイムス社 【TPE特集】JSR タイヤ改質剤「AT」シリーズ 2016年9月26日 7時 JSRのTPE製品は、石化事業部が、ポリブタジエン系TPE「RB」、スチレン・ブタジエンTPE「TR」、スチレン・イソプレンTPE「SIS」、水添ポリマー「DYNARON」の4種類を展開している。 RBは、高級カジュアル履物用途で欧州、南米、中国の3エリアを中心に販売、ベトナムの存在感も大きく……
ゴムタイムス社 【TPE特集】東ソー 低圧縮永久歪タイプ 2016年9月26日 6時 東ソーの機能性ウレタン部門では熱可塑性ポリウレタンエラストマー「ミラクトラン」の販売を行っている。東ソーと日本ポリウレタン工業の合併後、日本ミラクトランが東ソー100%の製造子会社となり、日本ミラクトランと東ソー南陽事業所の二拠点で年産4,000トンの生産を行っている。 足元の需給動向については、「……
ゴムタイムス社 【TPE特集】ジャパンケムテック 医療用新グレードを開発 2016年4月8日 16時 ジャパンケムテック(東京都港区台場 石野敬太郎社長)は一般化成品から特殊化学品まで、石油化学製品の市場開発や販売などの他、輸出入、在庫など物流までを一貫して行うTDS(トータル・ディストリビューション・サービス)カンパニー。 同社の樹脂・ポリマー販売部では
ゴムタイムス社 【TPE特集】アロン化成 TPCの耐熱・耐油グレードで 2016年4月8日 16時 東亞合成グループのアロン化成の2015年12月期 のエラストマー事業の売上高は主力のスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)「エラストマーAR」が底堅い需要と新規販売先の獲得などにより増収となった。 同社のエラストマー事業部ではスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)「エラストマーAR」を主力に、
ゴムタイムス社 【TPE特集】TPU工業会 15年のTPU総出荷実績 2016年4月8日 16時 輸出減も国内出荷が堅調推移 熱可塑性ポリウレタンエラストマー「TPU」は、力学的性能、耐摩耗性、弾性回復性、耐油性、屈曲性等の諸特性に優れていることからゴムやプラスチックの代替材料として使用されている。一般に原料としてポリオール、ジイソシアネートおよび鎖延長剤としての低分子ジオールを用いて製造……
ゴムタイムス社 【TPE特集】リケンテクノス 海外販売は堅調推移 2016年4月4日 8時 リケンテクノス㈱の16年3月期第3四半期決算によるコンパウンド事業の売上高は478億9500万円、前年同期比3・9%増、セグメント利益は37億2400万円、同25%増の増収増益となった。 塩ビコンパウンドは、
ゴムタイムス社 【TPE特集】ダウ・ケミカル日本 「ノーデルIP」に新グレード 2016年4月4日 8時 米ダウ・ケミカルの日本法人であるダウ・ケミカル日本のエラストマー事業部は、合成ゴムEPDM「ノーデルIP」とオレフィン系エラストマー「エンゲージ」「アフィニティー」を軸に、特徴ある製品群を日本を含めたアジア地区で展開している。 15年度の需給動向については
ゴムタイムス社 【TPE特集】クラレ セプトン販売過去最高を更新 2016年4月4日 8時 クラレのイソプレンカンパニー・エラストマー事業部は「セプトン販売部」(セプトン、ハイブラー)、「ポリマー販売部」(LIR)、「クラリティ事業推進部」(アクリル系TPE)に加え、販売と開発を一体化させた「開発マーケーティング部」で展開。 セプトン販売部ではグローバルに販売を拡大しており、
ゴムタイムス社 【TPE特集】日本ゼオン 水島のSIS、5月に能増へ 2016年4月4日 8時 日本ゼオン化成品事業部は、主力商品であるスチレン系熱可塑性エラストマー(SIS)「クインタック」の需要増に対応するため、同社水島工場でSISの能増工事を実施。予定通り、今年5月末に能増完了の見込みで、年産4万2000tから6万t体制となる。 SISの主な用途は梱包用テープ、粘着剤で、北米・欧州……
ゴムタイムス社 【TPE特集】三菱化学 タイ新プラントが本格稼働 2016年4月4日 7時 三菱化学の機能性樹脂事業部の15年度(16年3月期)4~12月期は、国内では自動車生産の減少とほぼ比例して販売が微減となった。 一方、海外は堅調に推移しており、特に欧州では自動車用シール材向けに、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)「テファブロック」が伸長。海外と国内トータル
ゴムタイムス社 【TPE特集】旭化成ケミカルズ 水添TPEを30%増強 2016年4月4日 7時 旭化成ケミカルズの合成ゴム事業部は、水添スチレン系エラストマー(SEBS等)「タフテック」「S.O.E.」の需要増に対応するため、川崎製造所の同製品の生産能力を30%増強する。 同製造所では昨年春に需要増に対応するため、同製品の生産能力を20%増強したばかりだが、ポリプロピレン
ゴムタイムス社 【TPE特集】海外市場が好調 自動車部品需要が伸びる 2016年4月4日 7時 熱を加えると軟化して流動性を示し、冷却すればゴム状に戻る性質を持つ熱可塑性エラストマー(TPE)は リサイクル性、軽量化、成形加工性に優れることから従来より架橋ゴムはじめ、塩ビ製品からの代替えが進んできた。熱可塑性エラストマー各社の現況を追った。 TPEの主要製品にはオレフィン系(TPO)、スチ……