ゴムタイムス社 ニュースの焦点 景況感は引き続き低迷 2020年11月16日 6時 日本ゴム工業会は10月1日に「中小企業会員景況調査」を行い、10月29日に集計した。業況判断DIは前回調査からマイナス傾向がやや改善される結果となった。ただし、新型コロナによる需要の停滞により、ゴム産業の中小企業の景況感は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 使い切り手袋の争奪戦が激化 2020年11月2日 10時 コロナ禍でゴム樹脂手袋の需要が増えている。特に、需要が急伸しているのが使い切り手袋だ。使い切り手袋はこれまで医療機関や食品工場などの業務用を中心に使用されてきたが、10年ほど前からは消費者の衛生意識の高まりや仕様上の手軽さなどが受け入れられ、家庭にも普及が広がった。 日本グローブ工業会の統計によ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 競争力の高い日本の塩ビ産業 2020年10月26日 15時 コロナ感染拡大による世界的な景気減速を背景に、合成樹脂原料の多くが需要を落とすなか、塩ビ樹脂(PVC)は需要が底堅い。国内では建材などの必需品の需要が堅調な上、最近はコロナ影響で飛沫シートや医療テントの需要も伸長した。 海外も堅調だ。特に、人口増によるインフラ投資が積極的なアジアを中心に、北米……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業のHP、スマホ対応へ進化 2020年10月19日 14時 ホームページ(HP)をリニューアルして製品や技術の特徴を深く知ってもらったり、新しい顧客を取り込もうとしたりする動きがゴム関連企業で広がっている。HPのリニューアルといえば、タイヤなどの大手企業がメインであったが、近年は中堅・中小ゴム関連企業にもその動きが広がる。デザイン性に富んだHPに触れる機……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 オンライン展示会、成功のカギは 2020年10月12日 10時 コロナ感染拡大防止策として、本来であれば首都圏や関西などの開催されるはずだった大規模展示会が延期や中止に追い込まれた。「人とくるまのテクノロジー展2020横浜」(5月開催)を始め、3年に1度10月に開催される「IPF Japan 2020(国際プラスチックフェア)」が中止になったことは記憶に新しい……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コロナ禍の海外拠点新設の狙いとは 2020年10月5日 10時 コロナ禍でも海外拠点の新設に動くゴム・樹脂メーカーが相次いでいる。9月は住友理工が1日にベトナムに2拠点目の自動車用ホースの新工場を開設すると発表したのに続き、横浜ゴムが11日に同社グループでオフハイウェイタイヤを生産販売するATGがインドで3拠点目の新工場を新設すると発表。さらに住友化学も15日に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月プラ企業売上高ランキング 2020年9月28日 10時 主要上場プラスチック企業40社の21年3月期第1四半期の売上高をランキングした。 40社の売上高をみると、増収企業は日産化学と住友精化の2社のみで、売上高上位10社は日産化学を除いて減収となった。また、2ケタ減収企業も30社を数えた。巣ごもり需要で生活用品向けのプラ材料が伸びた他、5G関連の
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月売上高ランキング 2020年8月28日 17時 主要上場ゴム企業の2021年3月期第1四半期決算が発表されたのを受け、第1四半期の売上高をランキングした。 ナンシンを除いた21社売上高をみると、増収企業は櫻護謨の1社のみとなり、売上高上位10社はいずれも減収となった。また、2ケタ減収企業も19社
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ需要の下期見通しは 2020年8月21日 17時 国内タイヤ4社の20年12月期上期決算が出揃った。新型コロナウイルスの感染拡大で、タイヤ需要はグローバルで急減し、4社の上期業績は非常に厳しい結果となった。ただ、ここにきてタイヤ需要が回復に転じる地域も出始めている。コロナ第2波への懸念は拭い切れないものの、4社トップは下期のタイヤ需要をどう見ている……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 株主総会、3密回避で様変わり 2020年8月11日 10時 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ゴム企業の株主総会が様変わりしている。6月中旬から下旬は、3月期決算企業の株主総会が集中する時期にあたる。弊紙では、毎年3月期決算のゴム上場企業に「株主総会アンケート」を実施しているが、今年の回答をみると、株主への来場を控える呼びかけを行ったり、会場で座席の間……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 汚れた廃プラが輸出規制対象に 2020年8月3日 12時 有害廃棄物の国際的な移動を規制するバーゼル条約の締約国会議(COP14)が昨年開かれ、新たに廃プラスチックを規制対象に追加する条約改正案が採択された。国内では来年1月1日から改正バーゼル条約が施行される。同条約施行後は、汚染された廃プラスチックを輸出する際、輸出相手国の同意が必要になる。 廃プラ……
ゴムタイムス社 【社告】「ゴムハンドブック2021」発売 2020年7月20日 15時 弊社ではこのたび『ゴムハンドブック2021』を刊行し、販売を開始いたします。 ◆「ゴム業界の今」が一目でわかる! 本書はゴムの基礎知識を皮切りに、天然ゴムや合成ゴム、ナフサ、カーボンブラックなどの原材料の需給実績や価格動向、さらにゴム関連企業の経営業績、株価推移、ゴムの試験方法、ゴムの規格、用……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 引き続き景況感が悪化 2020年7月13日 8時 日本ゴム工業会は4月3日に中小企業会員景況調査を行い、4月30日に集計した。業況判断DIはマイナス傾向が一段と強まる結果となり、ゴム産業の中小企業の景況感は悪化している。 調査項目は、業況判断、売上額、経常利益、販売価格、資金繰り、従業員の過不足状況、当期に直面している経営上の問題点の7項目。中……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 20年3月期営業利益ランキング 2020年6月29日 9時 主要上場ゴム企業の20年3月期決算の営業利益をランキングした。売上減少や人件費や物流費の増加、さらに工場設備の更新などによる減価償却費の増加もあり、22社中18社が減益だった。 一方、増益となったのは住友理工、アキレス、相模ゴム工業、櫻護謨の4社で、増益企業は前期の4社と同一となった。住友理工は原価……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 20年3月期売上高ランキング 2020年6月19日 16時 主要上場ゴム企業の22社の20年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、決算業務や監査手続きに遅れが生じ、当初予定していた決算発表時期を遅らせる上場ゴム企業が相次いだ。 上位10社はいずれも減収となった。首位の豊田合成は、コロ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コロナ後を見据えた中計を 2020年6月5日 12時 新型コロナウイルスの感染拡大がゴム関連企業の中長期経営計画(中計)に影響を及ぼしている。中計は、企業が3~5年程度にすべきことを明確にまとめたもの。計画に基づいて売上や利益、ROEなど定量的な目標を策定するとともに、将来のありたい姿が示されている。ただ、コロナの収束時期が見通せない中、新中計の公……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コロナ禍で決算発表延期相次ぐ 2020年5月29日 17時 新型コロナウイルス感染拡大が企業の決算発表に影響を及ぼしている。上場企業の3月期決算発表は例年5月初旬から中旬に集中するが、今年はコロナの感染拡大により、発表時期を延期する上場企業が相次いだ。ゴム上場企業でも同様の動きが広がり、3月期決算ではアキレスや藤倉コンポジット、フコク、相模ゴム工業、ナン……
ゴムタイムス社 【社告】『ポリマーTECH・vol・5』発売 2020年5月15日 15時 ゴムタイムス社は、このほどゴム・プラスチックの技術雑誌『ポリマーTECH』の第5号(vol・5)を発売しました。 ポリマーTECHは年4回の季刊誌で、業界専門紙が持つネットワークを活かしたテーマ別の特集をはじめ、活躍する理系女子、最新技術・製品の紹介、ゴム・プラスチック業界に従事する方に役立つ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 マスク不足緩和に動くゴム企業 2020年4月24日 15時 全国各地でマスクの品薄状態が続く中、マスク不足の緩和を目的に、ゴム企業が相次いでマスク生産に乗り出している。 イノアックコーポレーションは、国内工場で最新機材を使用したポリウレタン製マスク「ポリマーボディーの洗えるマスクα(アルファ)」を開発した。関連会社のオンラインショップで4月17日正午より2……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 業績下方修正相次ぐゴム企業 2020年4月20日 13時 ゴム・樹脂を扱う原料メーカーや部品メーカーの間で、通期業績予想を下方修正する動きが相次いでいる。下方修正の理由は、主要需要先の自動車市場の低迷による業績悪化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で市場環境がさらに悪化したことも要因だ。 日本ゼオンは1月30日、米中対立による中国経済減速の影響に加え……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 健康経営が加速するゴム企業 2020年4月13日 10時 従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践するゴム関連企業が増えている。従業員の健康管理に取り組むことで、医療費の削減はもちろん、生産性向上や離職率の低下、企業イメージアップになると考える企業が多いためだ。経済産業省が実施する「健康経営優良法人制度」に認定されるゴム関連企業の数は着実に増……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月の売上高ランキング 2020年3月2日 10時 主要上場ゴム関連企業の20年3月期第3四半期の売上高をランキングした(日東化工は非連結)。増収企業は5社で、前年同期の16社から11社減少した。売上高上位10社中増収企業は1位の豊田合成の1社のみ。米中貿易摩擦の激化による中国を始めとする世界経済の減速感が鮮明となり、輸出環境が悪化していることや、国内も……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新型肺炎 早期終息願うゴム企業 2020年2月7日 11時 中国・武漢市を発生源とする新型コロナウイルスによる肺炎拡大がゴム関連企業の活動に影響を与え始めている。中国全土での肺炎拡大を受け、ゴム関連企業は従業員の中国出張禁止や、当局の指示に従い現地工場の再開延長する措置を取ったほか、日本国内での感染拡大に備え、在宅勤務の検討を進める企業もある。 武漢市……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ESGへの発言が相次いだ年頭挨拶 2020年1月27日 15時 ゴム・樹脂企業トップの年頭挨拶で、ESGに関連した発言が相次いだ。ESGとは、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)の英語の頭文字をとったもの。「ESGやSDGsなど企業の社会的責任を果たすためには何をすべきかを常に考え、実行に移す」(住友ゴム工業山本悟社長)、「ESGを経営基盤の強化策の一つ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月売上高ランキング 2019年11月29日 8時 主要上場ゴム企業の2020年3月期第2四半期の売上高をランキングした。 増収企業は8社で、前年同期の16社から8社減った。売上高上位10社のうち増収企業は1位の豊田合成、6位の西川ゴム工業、7位のオカモトの3社。米中貿易摩擦の激化により、中国を始め世界経済先行きが不透明な状況のなか、自動車や半導体……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 作業用手袋、アウトドアで人気じわり 2019年11月25日 10時 建設現場や物流作業などで使われる作業用手袋がアウトドアやスポーツシーンでじわり人気を集めている。作業用手袋はこれまでも機能性の高さから、アウトドアやスポーツシーンで一部の愛好家に使用されていたが、最近はリーズナブルな価格、品質も同等といった点が雑誌で紹介され、一般ユーザーの購入も増えている。 ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 女性活用が進むゴム業界 2019年10月18日 18時 生産年齢人口の減少や共働き世帯の増加などを受け、政府は女性活躍推進法を通じ女性の活用・活躍推進に向けた企業への働きかけを進めている。 こうした政府の動きに呼応する形で、ゴム産業でも女性の活用推進に取り組む動きは徐々に広がりを見せている。弊紙が17年11月実施した「人材採用・確保の取り組み状況
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月売上高ランキング 2019年9月6日 16時 主要上場ゴム企業の2020年3月期第1四半期決算が出揃ったのを受け、第1四半期の売上高をランキングした。米中対立の激化が自動車や半導体業界の収益を直撃する中、これら業界と強い結びつきがあるゴム関連企業の第1四半期売上は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 18年度末従業員数ランキング 2019年8月9日 12時 弊紙はゴム企業22社(タイヤ4社除く)が2019年3月期に提出した有価証券報告書をもとに、各企業の2018年度末の従業員数(連結)を調べ、ランキングを作成した。 それによると、2018年度末の22社合計従業員数(同)は15万9732人で、前年度の15万7146人と比べ1・6%の増加となった。1位はNO……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の設備投資に不透明感 2019年7月19日 10時 ここ数年、増勢が続いたゴム企業の設備投資に不透明感が強まっている。国内では増産や生産性向上に向けた省力化投資が続いたことや、海外ではタイヤや合成ゴムメーカーを中心に新工場稼働に向けた動きも後押しし、本紙が調査した主要ゴム企業(25社)の18年度設備投資額は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業が医療・健康に活路 2019年7月5日 10時 医療・ライフサイエンス分野を新事業の柱の一つと捉え、成長の活路を求めるゴム企業が相次いでいる。 主力の自動車用部品事業が電動化で今後厳しい環境になると見込むバンドー化学は、中長期経営計画「BF-2」で、4つの指針の一つに新事業の創出を掲げ、電子資材事業と医療・ヘルスケア機器事業
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小ゴム企業の景況感が悪化 2019年6月10日 14時 日本ゴム工業会は3月29日に「中小企業会員景況調査」を行った。「業況判断」については、1~3月期実績と4~6月期見通しともにDI指数が大幅なマイナスに転じており、ゴム産業の中小企業の景況感は悪化すると判断する会員が増えていることが分かった。 調査項目は「業況判断」「売上額」「経常利益」「販売価格……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業が社名変更する理由 2019年5月20日 13時 TOYOTIREやバルカー、藤倉コンポジットなど、ゴム上場企業の社名変更がここ最近相次いでいる。変更理由としては、新規事業の開拓、海外市場への進出、ブランド名と社名の統一など様々だが、各社共通するのは社名変更をきっかけにさらなる飛躍を明確に打ち出している点だろう。 TOYOTIRE(今年1月1……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム長寿企業の秘訣は変革力 2019年5月1日 15時 多くの企業で平成最後の入社式が行われた4月1日、100年の歴史を誇るゴム企業の入社式では、新入社員を前に社の歴史の重みをトップ自らが説くシーンが目立った。 一昨年に100周年を迎えた横浜ゴムの山石昌孝社長は、創業から1世紀もの歴史を重ねることができたのも、諸先輩方のたゆまぬ努力と、長い年月をか……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月期営業利益ランキング 2019年3月11日 15時 主要上場ゴム企業の2019年3月期第3四半期決算の営業利益をランキングした。 売上減に加え、原材料価格高騰や人件費増などを理由に、営業減益の企業が15社と前年同期から6社増える中、上位2社はJSRと日本ゼオンの合成ゴム2社となった。1位のJSRはエラストマー事業は減益となったが、合成樹脂やデジタ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月期売上高ランキング 2019年3月1日 13時 主要上場ゴム企業の2019年3月期第3四半期決算の売上高をランキングした。 前年同期と比べ大きな変動がないランキングの中で、JSRは前年の4位から3位、ニッタは11位から9位、不二ラテックスは19位から18位、朝日ラバーは21位から20位へそれぞれ順位を上げた。 JSRはエラストマー事業、合成樹脂事業、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 加速するゴム企業の地域貢献 2019年2月21日 15時 弊紙は毎年1月の新年特集号に合わせゴム企業やゴム関連団体のトップにインタビューを行っているが、ここ数年感じるのは、企業のCSR活動(企業の社会的責任)がより重視される時代になり、多種多様なふれあい活動を通じ地域社会との共生や連帯を掲げる企業が加速度的に増していることだ。 例えば、トーヨータイヤ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤブースが「体感型」へ進化 2019年1月31日 15時 幕張メッセで開催された「東京オートサロン2019」が盛況のうちに終了した。タイヤメーカーのブースでは、ドレスアップ車両に装着した最新タイヤを披露したり、アトラクションを用意したりして、コアな自動車ファンはもちろん、家族連れなど普段タイヤに触れ合う機会の少ない層が楽しめる演出を行った。 住友ゴム……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業、アジアの高齢化に熱視線 2018年11月22日 12時 日本を上回るペースで、アジアの高齢化が加速している。内閣府の予測によれば、中国の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は2015年の9・7%から2030年代に20%台に上昇するほか、韓国やシンガポール、タイなど東南アジア諸国も20~30%台に上昇する見込みだ。ただ、現地では社会保障制度や福祉・介護産……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 IMO規制、カー黒への影響は 2018年9月27日 15時 IMO(国際海事機関)は2020年から全海域を対象に船舶燃料のSOx(硫黄酸化物)排出削減規制を強化する。高品質原油の割高感を醸成すると予想されている一方で、石油系の油を原料として多く使うカーボンブラック業界への影響も懸念される。 米NO1のカーボンブラックサプライヤーであるシド・リチャード……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月営業利益ランキング 2018年9月20日 16時 売上高に比べ大きく順位が変動する営業利益ランキングだが、4~6月期はそれほど大きな変動はなかった。 1位のJSRは前年同期比9・6%減。これは前年度第1四半期の営業利益が85%増と大きく
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の4~6月売上高ランキング 2018年9月6日 16時 基本的にそれほど大きな変動のない売上高ランキングの中で、19年3月期第1四半期はJSRが前年同期の4位から3位に、西川ゴム工業は7位から6位、ニッタが11位から9位、朝日ラバーが21位から19位にそれぞれ順位を上げた。 JSRは主力のエラストマー、合成樹脂、デジタルソリューションの主力3事業がいずれも
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中国・反ダンピング関税の行方 2018年8月9日 15時 外電によると、中国商務省は先月、日本と韓国から輸入されるアクリロニトリル・ブタジエンゴム(ニトリルゴム、NBR)に対し、暫定の反ダンピング関税措置を課す仮決定を発表した。 両国の製品にダンピング行為が存在し、国内産業が実質的な損害を受けたと仮に判断した模様だ。 ニトリルゴムの日本からの輸出は、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業におけるCSRとは 2018年8月9日 12時 企業価値向上の視点から、環境や労働、安全衛生、社会貢献に関する情報などをまとめたCSR(企業の社会的責任)レポートの充実を図るゴム企業が増えている。 タイヤ4社の最新のCSRレポートを見ると、住友ゴム工業はグループ報告書で経済・社会の両面で価値を創造するための成長エンジンの一つに掲げる「飽くな……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 連携強化図る墨東・九州ゴム連合 2018年8月2日 16時 日本のゴム産業を古くから支える東京・九州・兵庫の工業会が連携を強め、難局に対応する機運が高まっている。墨東ゴム工業会(堀田秀敏会長)と九州ゴム工業会(中島幹雄会長)は昨年11月、墨東・九州ゴム工業会連合を立ち上げ、兵庫県ゴム工業青年クラブを交えた懇親会を開催した。内需が縮小傾向にあるなか、各地域に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 働き方改革を急ぐゴム企業 2018年7月26日 14時 罰則を伴う残業時間の上限規制や同一労働同一賃金などを柱とする働き方改革関連法案が6月29日に参議院本会議で可決・成立した。同法案が来年4月から実施されるのを受け、ゴム関連企業も労働時間の削減や在宅勤務制の導入など、従来の働き方を見直す動きが広がり始めている。 ゴム連合が6月末に発表した18年春季生……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自動化・省力化投資に踏み切るゴム企業 2018年7月20日 10時 ゴム企業の旺盛な設備投資への取り組みが顕在化していることが本紙調査で明らかとなった。 同調査によれば、ゴム企業29社の2017年度設備投資額は合計約6386億円で前年度比12・9%増となり、3年ぶりに前年度実績を上回った。 2017年度におけるゴム企業の主な設備投資内容は、生産性や品質を向上させ、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「東部ゴム商品展示会」が盛況 2018年6月28日 9時 東部工業用ゴム製品卸商業組合が6月19日に東京浅草で開いた「商品展示説明会」が盛況のうちに閉幕した。第6回目となる今回は「来て見て学んで明日への糧パートⅥ」と題し、組合員23社、メーカーである賛助会員29社が合計52社が出展した。来場者は前回を上回る1000人以上が訪れた。 各企業の出展物で目立ったのは……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 今期円高に警戒するゴム企業 2018年6月21日 16時 上場ゴム企業の19年3月期の期初想定為替レートは、1ドル=105円に設定する企業が多いことが各社決算資料等で明らかとなった。1ドル=105円とした主なゴム企業を挙げると、JSRや豊田合成、住友理工、ニッタ、バンドー化学、タイガースポリマーなど。 また1年前の期初想定為替レートと比べて「110円→1……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 18年3月期営業利益ランキング 2018年5月30日 9時 主要上場ゴム企業の18年3月期決算の営業利益をランキングした。下位企業のランキングは大きな変動がなかったものの、上位3社は変動があった。 1位のNOKは前期比13・0%増。シール事業は販売増加、電子部品事業では自動化効果や為替の影響などで全体でも増益となり、2年ぶりに首位に返り咲いた。 2位のJS……