ゴムタイムス社 千葉地区に研究棟を新設 住友化学、技術・材料開発加速 2021年6月7日 12時 住友化学は6月3日、千葉地区(千葉県袖ケ浦市)に環境負荷低減技術や新素材開発の拠点として、新たな研究棟の建設を決定したと発表した。新研究棟は、2024年3月の稼働開始を予定している。同社は、併せて実施する既存施設の統廃合や、他地区から新研究棟への関連するリソースの一部移管を含め、千葉地区の研究開……
ゴムタイムス社 石油化学は減収減益 住友化学の21年3月期 2021年5月14日 11時 住友化学の2021年3月期連結決算は売上収益が2兆2869億7800万円で前期比2・7%増、コア営業利益は1476億1500万円で同11・3%増、営業利益は1371億1500万円で同0・3%減、当期利益は460億4300万円で同48・9%増となった。 セグメント別では、石油化学の売上収益は5893……
ゴムタイムス社 為替先物予約新システム導入 住友化学、業務効率化を推進 2021年5月12日 11時 住友化学は5月10日、為替リスクヘッジに関わる業務の効率化を目的に、為替先物予約の電子取引プラットフォーム「Refinitiv FXall」、および金融機関ごとに行われていた資金決済を一行にまとめる「CLS決済」を導入したと発表した。 リフィニティブ社が提供する「Refinitiv FXall」……
ゴムタイムス社 全員参加のプロジェクト実施 住友化学、サステナビリティ推進 2021年4月26日 12時 住友化学は4月22日、2020年11月2日から2021年3月31日までの5ヵ月間、サステナビリティへの取り組みを推進させるため、同社グループの全役職員を対象とした参加型プロジェクト「グローバルプロジェクト2020 『For a Sustainable Future』―JIRI RITA-」(以下、「同プ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集住友化学 エスプレンを高機能化へ 高耐寒性グレード適応広がる 2021年4月19日 7時 エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)の「エスプレンEPDM」を製造・販売する住友化学。 20年度のエスプレンEPDMの動向では、4~8月は自動車生産の減少に伴い販売が減少したものの、国内は9月から需要が本格的に回復しはじめた。海外では、5月から中国が早く需要が戻りはじめ、他国よりも回復が早……
ゴムタイムス社 エンジニアリング部を新設 住友化学、機能・体制を強化 2021年4月1日 14時 住友化学は3月29日、2021年4月1日付で新たにエンジニアリング部を設立すると発表した。 これにより同社は、プラントの新設や大型の設備改造における全社横断的かつ機動的なエンジニアリング体制を構築するとともに、各工場工務部門の保安・保全機能を強化し、デジタル技術を活用したスマート保安の取り組みを……
ゴムタイムス社 エピクロルヒドリン値上げ 住友化学、キロ55円 2021年3月31日 16時 住友化学は3月30日、エピクロルヒドリンの価格改定を実施すべく、需要家との交渉に入ると発表した。価格改定幅はプラス55円/kg、改定時期は5月1日出荷分からとなっている。 エピクロルヒドリンは、主原料であるプロピレンの価格が上昇しているほか、製造設備の高経年化に伴い、補修費も増加している。 こうし……
ゴムタイムス社 ポリエチレンなど再値上げ 住友化学4月1日納入分より 2021年3月15日 17時 住友化学は3月12日、ポリエチレンおよびポリプロピレンについて価格改定を実施すべく、需要家との交渉に入ると発表した。 価格改定幅は、ポリエチレン、ポリプロピレンとも15円/kg以上、価格改定時期はポリエチレン、ポリプロピレンとも2021年4月1日納入分からとなっている。 同社は、21年2月3日に、2……
ゴムタイムス社 共創契約の締結を発表 住友化学と理研鼎業 2021年3月15日 12時 住友化学は3月10日、同社と理研鼎業が共創契約を締結したと発表した。 同契約により、同社の2019~2021年度の中期経営計画における重点4分野のうち、特に「ヘルスケア」および「食糧」において、同社の保有する技術と理化学研究所(以下「理研」)の研究成果とを新たな事業の創出につなげ、社会への還元を……
ゴムタイムス社 PO価格キロ30円値上げ 住友化学、4月1日より 2021年3月9日 11時 住友化学は3月8日、プロピレンオキサイド(PO)の価格改定を実施するため、需要家との交渉に入ると発表した。価格改定幅はプラス30円/kg、価格改定時期は4月1日出荷分からとしている。同社では、POについて、従来より販売価格をナフサ価格に連動させるフォーミュラ方式を導入している。ただ、近年、原料費や……
ゴムタイムス社 プラ資源循環事業化を加速 住友化学、新部署を設置 2021年3月5日 15時 住友化学は2月26日、「プラスチック資源循環事業化推進室」を2021年4月1日付で新設し、プラスチック資源循環に関わる取り組みの事業化を加速すると発表した。 プラスチックは日常生活を支える有用な素材として、自動車や航空機、電子機器、各種包装材などさまざまな用途に利用されている。また、新型コロナウ……
ゴムタイムス社 情報電子化学は増収増益 住友化学の4~12月期 2021年2月18日 12時 住友化学の2021年3月期第3四半期決算は売上収益が1兆6426億1000万円で前年同期比0・5%減、コア営業利益は1069億7400万円で同8・0%減、営業利益は1166億4500万円で同8・6%減、四半期利益は219億3600万円で同41・6%減となった。 セグメント別では、石油化学の売上収……
ゴムタイムス社 PPコンパウンド生産拠点 住友化学、ポーランドに新設 2021年2月15日 12時 住友化学は2月10日、ポリプロピレン(PP)コンパウンド事業を強化するため、ポーランドに新たな生産拠点「住化ポリマーコンパウンドポーランド(以下「SPCP」)」を設立すると発表した。2022年春に商業運転の開始を予定している。 PPコンパウンドは、PPに合成ゴムやガラス繊維、無機フィラーなどを混……
ゴムタイムス社 PE、PP10円以上値上げ 住友化学 2月22日納入分より 2021年2月4日 10時 住友化学は2月3日、ポリエチレンおよびポリプロピレンに関し、価格改定を実施すべく、需要家との交渉に入ると発表した。 対象製品はポリエチレン、ポリプロピレン。価格改定幅はそれぞれプラス10円/kg以上。価格改定時期はそれぞれ21年2月22日納入分よりとなっている。 同社は20年12月25日に21年1月15日以降……
ゴムタイムス社 TPE30円値上げ 住友化学 2月15日出荷分より 2021年2月4日 10時 住友化学は2月3日、熱可塑性エラストマー(TPE)の価格改定を実施するため、需要家との交渉に入ると発表した。 対象製品はエスポレックスTPEで、価格改定幅はプラス30円/キロ、改定時期は21年2月15日出荷分より。 価格改定の理由について、同社ではTPEは原料価格や物流費が上昇している。また、製造設……
ゴムタイムス社 カーボンニュートラル実現へ 住友化学が戦略を策定・推進 2021年1月21日 13時 住友化学は1月18日、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた同社グループの戦略を策定し推進するため、「カーボンニュートラル戦略審議会」および「カーボンニュートラル戦略クロスファンクショナルチーム」を、2月1日付で設置すると発表した。 同社は「カーボンニュートラル戦略審議会」を新設し、以下の……
ゴムタイムス社 プラリサイクル教育を支援 住友化学、ナイジェリアで 2021年1月18日 14時 住友化学は1月14日、ナイジェリア連邦共和国のオアンド財団による、プラスチックリサイクル意識の向上を目指すプロジェクト「Clean Our World(以下「COWプロジェクト」)」に対し、5万ドルの寄付を実施したと発表した。なお、ナイジェリアにおいては、2017年からオアンド財団と連携し、太陽光……
ゴムタイムス社 年明けも値上げ続く 設備維持や物流費高騰理由に 2021年1月18日 7時 20年末から21年年明けにかけてゴム・樹脂原料メーカーから価格改定の動きが相次いでいる。主要原材料コストの継続的な上昇に加え、安定供給のための設備の維持・更新費用の増加、さらにはコンテナ不足などによる物流関連費用の高騰などを要因に挙げる企業が目立つ。 住友化学は20年12月21日、合成ゴムのエチレン・プ……
ゴムタイムス社 EPDMを値上げ 住友化学、1月18日より 2020年12月22日 15時 住友化学は12月21日、合成ゴムのエチレン・プロピレンゴム(EPDM)に関し、価格改定を実施すべく需要家との交渉に入ると発表した。対象製品はエスプレンEPDMで、価格改定幅は+20円kg。改定時期は2021年1月18日出荷分より。 EPDMは、安定供給を維持するための製造設備の高経年化対策や、環境と安……
ゴムタイムス社 コーポレートガバナンス強化 住友化学が税務方針を制定 2020年11月6日 13時 住友化学は11月2日、「住友化学グループ税務方針」を制定したと発表した。同方針は、同社グループにおけるコーポレートガバナンス強化の一環として、これまでの税務に関する取り組み方針を明文化したものとなっている。 2012年6月に経済協力開発機構(OECD)において発足した「BEPS(Base Ero……
ゴムタイムス社 情報電子化学は増収増益 住友化学の4~9月期 2020年11月4日 13時 住友化学の2021年3月期第2四半期決算は売上収益が1兆467億7100万円で前年同期比5・5%減、コア営業利益は540億6600万円で同36・0%減、営業利益は507億7600万円で同50・5%減、四半期損失は154億2500万円(前年同期は500億8100万円の利益)となった。 セグメント別では……
ゴムタイムス社 住友化学の千葉工場 ガスタービン発電設備新設 2020年10月8日 11時 住友化学は10月5日、温室効果ガス排出削減に向けた取り組みの一環として、千葉工場(千葉県市原市)の既存の石油コークス発電設備を廃止し、高効率なガスタービン発電設備を新設すると発表した。同設備の完成は2023年秋を予定している。 同社は、千葉工場で運転している火力発電設備のうち、石油コークスの使用……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コロナ禍の海外拠点新設の狙いとは 2020年10月5日 10時 コロナ禍でも海外拠点の新設に動くゴム・樹脂メーカーが相次いでいる。9月は住友理工が1日にベトナムに2拠点目の自動車用ホースの新工場を開設すると発表したのに続き、横浜ゴムが11日に同社グループでオフハイウェイタイヤを生産販売するATGがインドで3拠点目の新工場を新設すると発表。さらに住友化学も15日に……
ゴムタイムス社 UNGC提唱の宣言に賛同 住友化学、国際協調強化めざす 2020年9月25日 10時 住友化学は9月23日、国連グローバル・コンパクト(以下、「UNGC」)による「A Statement from Business Leaders for Renewed Global Cooperation」(以下、「同宣言」)への賛同を発表した。 同宣言は、国連創立75周年、およびUNGC発足20……
ゴムタイムス社 PPコンパウンド生産拠点 住友化学、中国に新設 2020年9月17日 12時 住友化学は9月15日、中国における自動車材事業を強化するため、江蘇省無錫市にポリプロピレン(PP)コンパウンドの生産拠点として、「珠海住化複合塑料有限公司無錫分公司」(以下、「無錫工場」)を、情報電子化学部門が管轄する住化電子材料科技(無錫)有限公司の敷地内に新設すると発表した。既に設置済である成……
ゴムタイムス社 合成ゴム出荷は減少 住友化学の4~6月期 2020年8月7日 10時 住友化学の2021年3月期第1四半期決算は売上収益が5001億8800万円で前年同期比9・6%減、コア営業利益は201億5600万円で同54・5%減、営業利益は187億6000万円で同69・9%減、四半期損失は67億5900万円(前年同期は145億3800万円の利益)となった。 セグメント別では、石油……
ゴムタイムス社 6製品・技術を新たに認定 住友化学、持続可能な社会へ 2020年8月4日 17時 住友化学は8月3日、持続可能な社会の実現に向けた取り組み「Sumika Sustainable Solutions」(スミカ・サステナブル・ソリューション、以下「SSS」)において、新たに6つの製品・技術を認定したと発表した。これにより、認定製品・技術数は54、売上収益は約4800億円(2019年……
ゴムタイムス社 シート状潜熱蓄熱建材に初採用 住友化学のヒートレージ 2020年6月22日 11時 住友化学は6月18日、同社が開発した樹脂製蓄熱材「ヒートレージ」が、建材メーカーから販売されたシート状潜熱蓄熱建材に採用されたと発表した。「ヒートレージ」を用いた製品が社会で実装・販売されるのは今回が初めて。 「ヒートレージ」は相変化を利用して、20~50度の範囲内の所望の特定温度域で熱の出し入れを……
ゴムタイムス社 住友化学 さらなる高機能付与を推進 対話深め迅速な製品化へ 2020年5月4日 9時 エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)の「エスプレンEPDM」を製造・販売する住友化学(東京都中央区、岩田圭一社長)。19年度は市況と原油価格の下落等で難しい対応に迫られる年度となり、18年度比で販売数量がやや減少した。今年2月からは、新型コロナウイルスの影響で中国での需要が落ち込んでいる。世……
ゴムタイムス社 医療用ガウンを寄付 住友化学、積水化学と30万着 2020年4月30日 11時 住友化学は4月27日、同社と積水化学工業が新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療従事者が着用する医療用ガウンの不足を受けて、合計30万着を政府等関係先に寄付すると発表した。 医療用ガウンは、両社が出資する住化積水フィルムが中国のガウン製造企業から調達し、同中国企業から寄付先へ直送されるもので、同社と……
ゴムタイムス社 医療ガウンにフィルム提供 住友化学がコロナ対策支援 2020年4月20日 10時 住友化学は4月16日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療従事者が着用するディスポーザブルの医療用ガウンが不足していることを受けて、他用途に提供している同社グループのポリエチレンフィルムの中から、同用途に合致するフィルムを緊急かつ優先的に提供すると発表した。当該フィルムはサンテーラ社をはじめ同社……
ゴムタイムス社 医療現場へN95マスク寄付 住友化学がコロナ対策支援 2020年4月17日 7時 住友化学は4月15日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療現場においてウイルスを含んだ飛沫による感染を防ぐことのできるN95マスクなどが不足していることを受けて、日本経済団体連合会を通じて、緊急用に備蓄していた2万枚のN95マスクを寄付すると発表した。 同社では、新型コロナウイルス感染拡大の早期終……
ゴムタイムス社 本社などを原則在宅勤務に 住友化学がコロナ対策で 2020年4月10日 9時 住友化学は4月8日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、当面の間、東京・大阪本社勤務者を対象に、自宅での勤務が可能な社員は原則として在宅勤務とすると発表した。なお、東京・大阪本社以外については、感染リスクの地域性、通勤事情、業務への影響等を総合的に勘案し、各事業場の判断で対応を実施する。……
ゴムタイムス社 住友化学、研究グループ新設 環境負荷低減技術を加速 2020年4月2日 9時 住友化学は3月24日、サステナブルな社会の実現に貢献するため、4月1日付で千葉県袖ケ浦市の石油化学品研究所に「研究グループ(環境負荷低減技術開発)」を新設すると発表した。 同グループは、住友化学が石油化学品事業などで培ってきた触媒や化学プロセスの設計といったコア技術を活用し、炭素循環や温室効果ガ……
ゴムタイムス社 ケミカルリサイクルで連携 住友化学と室蘭工業大学 2020年3月6日 12時 住友化学は3月4日、同社と室蘭工業大学が廃プラスチックを化学的に分解し、プラスチックなどの石油化学製品の原料として再利用するケミカルリサイクル技術に関する共同研究を推進すると発表した。 プラスチックは、フードロスの削減や自動車等の軽量化によるエネルギー効率の向上・環境負荷低減など、さまざまな社……
ゴムタイムス社 時差出勤や在宅勤務を活用 新型コロナ対策で住友化学 2020年3月5日 10時 住友化学は3月3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、3月2日から2週間にわたり時差出勤や在宅勤務を活用すると発表した。 昼勤勤務者を対象に、フレックスタイム制を活用した時差出退勤、有給休暇の取得およびストック休暇の特例取得を奨励するとともに、自宅での勤務が可能な社員については在宅勤……
ゴムタイムス社 住友化学と積水化学が連携 ごみ原料のポリオレ製造で 2020年3月2日 11時 住友化学と積水化学工業(以下、積水化学)は2月27日、両社がごみを原料としてポリオレフィンを製造する技術の社会実装に向けて協力関係を構築することに合意したと発表した。 この合意は、ごみをまるごとエタノールに変換する生産技術の開発に成功した積水化学と、ポリオレフィンの製造に関する技術・ノウハウを有……
ゴムタイムス社 湖北省への出張を禁止 新型肺炎で住友化学 2020年1月31日 16時 住友化学は1月31日、新型肺炎への対応として、同社グループの従業員が中国国外から湖北省に渡航することを禁止するなどの措置を講じると発表した。 同社は、同社グループ従業員の安全確保の観点から、①中国国外から湖北省への渡航禁止、②中国国外から中国全土への渡航延期、③中国国内から武漢市への出張禁止、④中国……
ゴムタイムス社 CDPから最高評価を獲得 住友化学が2年連続で 2020年1月23日 12時 住友化学は1月20日、気候変動対応で特に優れた活動を行っている企業として、CDPにより最高評価の「気候変動Aリスト2019」に選定されたと発表した。Aリストへの選定は2年連続となる。 CDPは、企業や政府による温室効果ガス排出削減や水資源管理、森林保全を促進している国際NGOで、2000年に設立……
ゴムタイムス社 年頭所感 住友化学 岩田圭一社長 2020年1月17日 14時 2年目を迎える中期経営計画において、住友化学グループの持続的な発展を実現する上で特に欠かせない要素が2つある。イノベーションエコシステムを作り上げることと、デジタル革新への取り組みである。どちらも新たなチャレンジだが、いかに実現するかは皆さん一人一人の努力にかかっており、次の3つのことを心に留め……
ゴムタイムス社 触媒の新プラント稼働開始 住友化学 千葉工場2系列新設 2019年12月26日 18時 住友化学は12月24日、ライセンスビジネス強化のため、ポリプロピレン(PP)およびプロピレンオキサイド(PO)製造技術ライセンス先での需要増加に伴い、千葉工場において触媒の製造設備2系列を新設し、稼働を開始したと発表した。 同社のPP製造技術は、千葉工場および関係会社であるシンガポールのザ・ポリオ……
ゴムタイムス社 住友化学 新工場のコスト優位強調 耐寒性向上品に注力 2019年11月5日 9時 エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)の「エスプレンEPDM」を製造・販売する住友化学(東京都中央区、岩田圭一社長)。7~8割が自動車部品向けの同製品だが、19年度の上半期は顧客の在庫調整などで販売が鈍化し、海外向けや、海外拠点を持つ日系自動車部品メーカー向けの販売が減速した。中国、インド、……
ゴムタイムス社 PPコンパウンド企業買収 住友化学がトルコで 2019年8月7日 11時 住友化学は8月5日、ポリプロピレン(PP)コンパウンド事業のグローバル展開をさらに推進するため、子会社の住化ポリマーコンパウンドヨーロッパを通じて、トルコの樹脂コンパウンドメーカーである「Emasプラスチック」とその関連会社を買収し、グループ会社化したと発表した。 PPコンパウンドは、PPに合……
ゴムタイムス社 19年上半期の原料値上げ デンカ、日本ゼオンなど実施 2019年7月8日 14時 原油やナフサ価格の上昇に加え、物流費や包装材料費、さらに人件費の上昇など各種コストの高止まりを背景に、2019年上半期も原料メーカー各社が価格改定を実施した。主な原料メーカーの値上げアナウンスは別表の通り。 ◆デンカ カーボンブラックの一種でアセチレンの熱分解によって製造されるアセチレンブラック……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 住友化学 サウジの新工場で商業生産開始 EPの高機能化に注力 2019年5月27日 14時 エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)を製造・販売する住友化学は、サウジアラビアでサウジアラムコ社と進めていた石油精製と石油化学の統合コンプレックス「ペトロラービグ」のEPDM新プラント(年産7万t)が昨年完成し、商業生産が緒に就いた。アジアにはシンガポールの住友化学アジアから、欧……
ゴムタイムス社 PEとPPを値上げ 住友化学、1キロ10円以上 2019年5月16日 13時 住友化学は5月13日、ポリエチレンおよびポリプロピレンを5月27日納入分より10円/kg以上値上げすると発表した。 原油価格の高まりを背景に、2019年4~6月期のアジアのナフサ輸入価格は、1~3月期対比でさらに上昇することが予想される。 こうした原料価格の高騰に伴うコスト増は、自社努力だけでは吸収……
ゴムタイムス社 住友化学が高機能材料開発 米国バイオ技術企業と提携 2019年4月18日 17時 住友化学は4月17日、このほど同社と米国のバイオ技術スタートアップ企業であるザイマージェン社が新しい高機能材料の開発に向けた複数年の業務提携に合意したと発表した。両社は、同提携を通じて先端産業において高度化する顧客のニーズに対応するための新規材料開発に取り組む。 ザイマージェン社は、AIやロボッ……
ゴムタイムス社 住友化学が本社移転 2021年に日本橋へ 2018年12月12日 12時 住友化学は12月11日、2021年後半を目途に東京本社を日本橋に移転すると発表した。 移転先は東京日本橋タワー(東京都中央区日本橋2丁目7番1号)。羽田・成田両空港へ乗り換えなしでアクセスが可能な都営浅草線を含む地下鉄3線の日本橋駅に直結したオフィスビルで、同社は顧客をはじめとする取引先との関係構……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 住友化学 EPDMの安定供給に注力 高機能グレードが採用進む サウジ新工場が操業… 2018年11月2日 10時 エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)を製造・販売する住友化学は、国内では、ナフサ価格が上昇しているものの市況は堅調で、需給逼迫が更に進んだ様相となっており、フル生産、フル販売が続き安定供給の維持に努めている。 海外では、日系の顧客については、中国の環境規制強化の影響も少なく、販売数量が……
ゴムタイムス社 住友化学 ポリエチレン・ポリプロピレンを値上げ 2018年10月17日 16時 住友化学は10月16日、ポリエチレンおよびポリプロピレンについて10月22日納入分より16円/kg以上値上げすると発表した。 アジアのナフサ価格は、足元の原油価格上昇や旺盛な需要を受けて上昇している。また、円安も影響し、2018年10~12月期のナフサ輸入価格は、7~9月期対比で大幅に上昇することが予想され……