ゴムタイムス社 米国スタートアップに投資 日本ゼオン、グリーン水素技術実装へ 2023年8月21日 9時 日本ゼオンは8月10日、CVCを運営する子会社Zeon Venturesを通じ、拡張性が高く、コスト競争力の高いグリーン水素電解技術を開発する米国スタートアップのVerdagy社に投資したことを発表した。同社は、今回の投資と並行してVerdagy社との協業の可能性を検討していく。 Verdag……
ゴムタイムス社 AFL新グレード本格展開 日本ゼオン、電池材料拡充 2023年8月17日 9時 日本ゼオンは8月9日、電池材料事業において環境負荷を考慮した製品群拡大の一環として、セパレータコート用接着スラリー(製品名AFL)新グレードの本格的な展開を開始すると発表した。 同社はリチウムイオン二次電池向け負極バインダー、正極バインダー、セパレータコート用耐熱バインダー、セパレータコート用……
ゴムタイムス社 日本ゼオン、製造ライン増設 大型TV用光学フィルム 2023年8月7日 16時 日本ゼオンは8月4日、敦賀工場(福井県敦賀市)に世界最大幅の大型TV用光学フィルム製造ラインの2系列目となる設備が竣工したことを発表した。今回の増設により、既存設備と合わせたTV向け位相差フィルムの生産能力は、トータル21900万㎡へと増強した。 同社は、光学フィルム(製品名:ゼオノアフィルム……
ゴムタイムス社 20社が前年を上回る ゴム23社の海外売上高比率 2023年7月31日 8時 本紙がまとめたゴム関連企業23社の2022年度海外売上高比率をみると、前年度の比率を上回った企業は20社、海外比率が5割を超えた企業は13社となった。 2022年度は、ゴム産業の主要業界である自動車業界
ゴムタイムス社 エラストマーの利益は改善傾向 日本ゼオン、4~6月期 2023年7月28日 9時 日本ゼオンは7月27日、決算説明会を開催し、松浦一慶取締役常務執行役員・基盤事業本部長、曽根芳之取締役常務執行役員・管理本部長が23年度第1四半期決算を説明した。売上高は919億2700万円で前年同期比5・8%減、営業利益は61億1400万円で同43・0%減、経常利益は83億600万円で同35・8%減、四半……
ゴムタイムス社 日本ゼオン、創薬再生医療を支援 AI創薬技術開発企業へ投資 2023年7月19日 14時 日本ゼオンは7月18日、シングルセルトランスクリプトーム解析を活用したAI創薬技術を開発するナレッジパレットに投資したと発表した。 ナレッジパレット社は、世界最高精度のシングルセルトランスクリプトーム解析技術(Quartz-Seq2)を応用し、病気の原因となる細胞の状態を大規模データとして取得す……
ゴムタイムス社 日本ゼオン人事 (6月29日付) 2023年7月7日 11時 ◇日本ゼオン 〈役員人事〉 (6月29日付) ▽経営管理統括部門副部門長(常勤監査役)古谷岳夫 〈一般人事(部長以上)〉 ▽デジタル戦略企画部長兼高機能事業D
ゴムタイムス社 日本ゼオン、共同研究講座開設 大阪大学とカーボンニュートラル推進 2023年7月4日 12時 日本ゼオンは7月3日、国立大学法人大阪大学と、2023年7月1日、大阪大学大学院基礎工学研究科に共同研究講座を開設したことを発表した。本研究講座では、次世代型化学プロセスを支える先進的な触媒技術の研究開発を行うことで、カーボンニュートラルを実現する「ものづくり」を推進していく。大阪大学との共同研……
ゴムタイムス社 日本ゼオン、7月1日納入分より 合成ゴム値上げ実施 2023年6月19日 14時 日本ゼオンは6月15日、合成ゴムの販売価格について2023年7月1日納入分より改定を実施すると発表した。対象製品と改定幅については、HNBRとZSCが40円/kg、CMがポリマー価格改定幅及び副資材の価格改定幅に従って改定となっている。 販売価格の改定理由については「同社製品の製造、供給に掛かる様……
ゴムタイムス社 営業利益を580億円に 日本ゼオンが中計第2フェーズ発表 2023年6月8日 13時 日本ゼオンは6月7日、2023~2026年度までの中期経営計画(第2フェーズ)の説明会を開催した。 田中公章社長、松浦一慶取締役常務執行役員・基盤事業本部長、豊嶋哲也取締役常務執行役員・研究開発本部長らが出席。田中社長が第2フェーズの全体像などを解説した。 第2フェーズの業績目標について、売上……
ゴムタイムス社 日本ゼオンが投資 米のAmogy社に 2023年6月6日 11時 日本ゼオンは6月5日、投資子会社Zeon Ventures Inc.を通して、アンモニアのエネルギー変換モジュールシステムを開発する米国スタートアップであるAmogy社に投資したと発表した。 同社は、今回の投資と並行してAmogy社との協業の可能性を検討していく。 Amogy社は、アンモニアを燃……
ゴムタイムス社 価格転嫁実施で増収に 原料11社のゴム関連部門 2023年5月28日 10時 合成ゴム・化学メーカーの23年3月期決算(クラレは23年12月期第1四半期決算)から、合成ゴムやエラストマー原料を手がける化学部門の現況をピックアップした。原料価格の上昇に応じた販売価格の改定を行い、各社増収となった。利益面は前年を大きく上回る企業がある一方、減益または損失となった企業もあり明暗が分か……
ゴムタイムス社 活躍するリケジョ012 日本ゼオン 小池清香さん 2023年5月25日 15時 活躍するリケジョ012 日本ゼオン 総合開発センターエラストマー研究所 小池清香さん ◆現在担当されている仕事について教えてください。 私が所属するエラストマー研究所では、合成ゴムやラテックスの製品開発やお客様の技術的なサポートを主に行っています。 その中で、私は合成ゴム製造時にゴムの中に残る触媒の残……
ゴムタイムス社 日本ゼオンが本格展開 高信頼性マルチマテリアル接着剤 2023年5月23日 11時 日本ゼオンは5月22日、開発を進めている高信頼性マルチマテリアル接着剤の本格展開をスタートすると発表した。 同社が開発する高信頼性マルチマテリアル接着剤は、異種材料同士の接着が可能(モビリティの軽量化に貢献)であるだけでなく、加熱によって容易に剥離が可能(材料の分別リサイクルが容易)といった特長……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン Zetpolはタイトな状況続く 高岡工場の能増で安定供給へ 2023年5月16日 14時 日本ゼオンのエラストマー事業部は合成ゴム、ラテックスの分野で展開する。 22年度下半期の合成ゴムとラテックスの需要動向を振り返ると、国産ナフサ価格下落に伴う販売価格改定や出荷数量の減少により、売上高は減少した。合成ゴムのうち、汎用ゴムはアジア向けの輸出が芳しくなく、中国のゼロコロナ政策の影響を受……
ゴムタイムス社 日本ゼオンと名大が受賞 熱可塑性エラストマーの開発で 2023年5月16日 10時 日本ゼオンは5月12日、名古屋大学大学院工学研究科の野呂篤史講師(未来社会創造機構マテリアルイノベーション研究所及び脱炭素社会創造センター兼務)らの研究グループとの共同研究成果により、「2022年度日本レオロジー学会技術賞」および「第35回日本ゴム協会賞」を共同受賞することを発表した。 同社は、名……
ゴムタイムス社 日本ゼオン人事 (6月29日付) 2023年5月11日 12時 ◇日本ゼオン 〈役員人事〉 (6月29日付) ▽代表取締役会長(代表取締役社長)田中公章 ▽代表取締役社長(取締役常務執行
ゴムタイムス社 日本ゼオン、新社長に豊嶋氏 田中社長は代表取締役会長に 2023年4月27日 15時 日本ゼオンは4月26日、同日開催の取締役会において、代表取締役の異動内定を決議した。 現社長の田中公章氏が代表取締役会長に就き、後任の代表取締役社長には取締役常務執行役員の豊嶋哲也(とよしま・てつや)氏が就任する。 6月29日開催予定の定時株主総会で取締役として選任され、その後の取締役決議を経て、……
ゴムタイムス社 エラストマーは増収減益に 日本ゼオン決算説明会開催 2023年4月27日 11時 日本ゼオンは4月26日、オンラインで決算説明会を開催し、松浦一慶取締役常務執行役員・基盤事業本部長、曽根芳之取締役常務執行役員・管理本部長らが22年度決算の説明を行った。 売上高は3886億1400万円で前期比7・4%増、営業利益は271億7900万円で同38・8%減、経常利益は313億9300万……
ゴムタイムス社 日本ゼオン、新企業広告制作 テレビCMを4月より放映 2023年4月17日 10時 日本ゼオンは4月13日、新企業広告「次の扉篇」を制作し、新テレビCMを 2023年4月より順次展開スタートすると発表した。 同社は、「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」という企業理念のもと、大地(ゼオ)と永遠(エオン)からなる同社の名にふさわしく、独創的な技術・製品・サービスの提供を通じ、「持続可……
ゴムタイムス社 挑戦し成長をつかみ取る 新入社員へトップメッセージ 2023年4月7日 11時 新年度が始まった4月3日、多くのゴム企業で23年度入社式が行われた。コロナ禍も落ち着いてオンラインから対面形式での入社式を再開する企業も多い中、ゴム企業トップから新入社員に発せられたのは、産業や環境が大きな変化を迎える時代において、「挑戦」や「成長」「夢」といった未来の活躍を期待するメッセージが目……
ゴムタイムス社 日本ゼオン組織・人事 (4月1日付) 2023年4月6日 14時 ◇日本ゼオン 〈機構改革〉 (4月1日付) ▽労政部をワーク・ライフサポート部に改称 ▽デジタル統括推進部門を管理本部に編入 ▽化学品事業部、電子材料事業推進部を統合し、高機能マテリアル事業部とする ▽高機能マテリアル事業部に、高機能マテリアル販売部、高機能マテリアル技術部を新設 ▽高機能樹脂・部材事業管……
ゴムタイムス社 夢を持ちゼオンを変える社員へ 日本ゼオン入社式 2023年4月4日 18時 日本ゼオンは4月3日、4年ぶりとなる対面での入社式を開催し、田中公章社長がグループ会社を含めた新入社員129名を前にあいさつした。 田中社長はまず、「4年ぶりとなる対面開催が叶い、皆さん方の表情や反応を直に感じながら対話をすることが出来、大変うれしく思っている」と述べ、「皆さんが無事に社会への……
ゴムタイムス社 日本ゼオンが徳山工場で ブルーカーボン・オフセット・クレジット制度参画 2023年4月3日 10時 日本ゼオンは3月31日、徳山工場において、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)が認証・発行した「Jブルークレジット」を活用した「ブルーカーボン・オフセット・クレジット制度」の取組みに参画したと発表した。 近年、ブルーカーボン(Blue Carbon)がCO2吸収源として注目されており、各……
ゴムタイムス社 藻類バイオマス利活用が採択 日本ゼオンら参画のプロジェクト 2023年3月28日 10時 日本ゼオンが2021年6月より参画しているMATSURIプロジェクトは3月27日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募したグリーンイノベーション基金事業「バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」において、「光合成によるCO2直接利用……
ゴムタイムス社 ゴム企業、健康経営が定着 従業員の健康増進活動を推進 2023年3月27日 16時 従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に健康経営を実践する動きがゴム関連企業で広がりを見せている。これら健康経営を実践している証として、経済産業省の「健康経営優良法人制度」の認定を取得するゴム関連企業は増えている。 健康経営優良法人認定制度は、経済産業省が優良な健康経営を実践する大企業や……
ゴムタイムス社 日本ゼオン、値上げ実施 合成ゴムコンパウンドなど 2023年3月23日 20時 日本ゼオンは3月16日、合成ゴムコンパウンド・ポリブレンドの販売価格について2023年4月1日納入分より改定を実施すると発表した。対象製品と改定幅については、 合成ゴムコンパウンド製品が20円kg、ポリブレンド(NBR/PVC) が15 円kgとなっている。 販売価格の改定理由については「同事業を取り巻く……
ゴムタイムス社 週刊ゴム株ランキング 全面安の展開で川口化学首位(3/13~3/17) 2023年3月22日 18時 3月13~17日のゴム関連企業30社(本紙選定)の株価はほぼ全面安の展開となり、前週末比で3社が上昇、1社が横ばい、26社が下落した。3月17日のゴム平均は、前週末比80円83銭安の1707円57銭と反落した。 株価上昇率ランキングでは、1位が川口化学工業で同5・25%高、2位がタイガースポリマーの同2・05%高……
ゴムタイムス社 健康経営優良法人に認定 日本ゼオン、5年連続 2023年3月20日 12時 日本ゼオンは3月16日、同月8日に経済産業省と日本健康会議により「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」に認定されたと発表した。 「健康経営優良法人」認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制……
ゴムタイムス社 日本ゼオンが100万円寄付 トルコ・シリア地震の被災者救済 2023年3月2日 10時 日本ゼオンは2月28日、2023年2月6日に発生した「トルコ・シリア地震」による被災者の救済ならびに被災地の復興に役立てていただくため、ジャパン・プラットフォームを通じ義援金として 100 万円を寄付することを決定したと発表した。 同社は、「今回の災害により亡くなられた方々のご冥福を謹んでお祈りす……
ゴムタイムス社 日本ゼオンが2回目の受賞 nano tech大賞 2023年2月13日 14時 日本ゼオンは2月7日、nano tech実行委員会主催のnano tech 2023 第22回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議において、最高位である「nano tech大賞 2023」を受賞したと発表した。 nano tech大賞は、2月1日~3日にかけて開催されたnano tech 202……
ゴムタイムス社 日本ゼオンが米スタートアップに投資 カーボンニュートラル材料製造を支援 2023年2月9日 2時 日本ゼオンは2月6日、CVCを運営する子会社 Zeon Venturesを通じて、カーボンニュートラルに資する生産技術・製品を開発する米国スタートアップである Visolisに投資したと発表した。 同社は、今回の投資と並行して Visolis社と密接に提携し、同社の革新的な生産技術の開発を支援する……
ゴムタイムス社 エラストマー増収も減益 日本ゼオンの4~12月期 2023年2月3日 13時 日本ゼオンは1月31日、オンラインで決算説明会を開催し、松浦一慶取締役常務執行役員基盤事業本部長、曽根芳之取締役常務執行役員管理本部長らが23年3月期第3四半期連結決算の説明を行った。 売上高は2942億500万円で前年同期比9・5%増、営業利益は278億3500万円で同23・5%減、経常利益は31……
ゴムタイムス社 徳山工場の操業一時停止 日本ゼオン、30日程度見込む 2023年1月23日 12時 日本ゼオンは1月20日、徳山工場(山口県周南市)において、ボイラー関連設備の不具合が判明したため、同工場の操業を一時停止を決定したと発表した。同決定に伴う操業停止期間は、約30日程度と見込んでいるが、具体的な再開時期については現在精査中としている。
ゴムタイムス社 川崎市の国際プロジェクト参画 日本ゼオンら賛同 2023年1月23日 11時 日本ゼオンは1月20日、同社川崎工場(神奈川県)の立地自治体である川崎市が、世界経済フォーラムの主導する「産業クラスターのネットゼロ移行イニシアティブ」に、「川崎カーボンニュートラルコンビナート」として参画することに賛同したと発表した。 なお、川崎市による同イニシアティブへの参画は日本初となる。 ……
ゴムタイムス社 日本ゼオン、Edge社買収 新規事業開発を加速 2023年1月11日 11時 日本ゼオンは1月10日、2022年12月28日付で子会社Zeon Specialty Materialsを通じて、マイクロ流路デバイス試作品の製造販売を行う米国・Edge Precision Manufacturing(Edge社)の株式を、米国の投資会社であるAnzu Partnersが運営するベン……
ゴムタイムス社 【新年インタビュー】日本ゼオン 田中公章社長 2023年1月6日 10時 ■ 新年インタビュー 探索した新規事業を柱に企業価値向上の継続目指す 日本ゼオン 田中公章社長 上半期ベースで過去最高の売上高を達成した日本ゼオン。田中公章社長に現況をはじめ、中計の進捗状況、23年の抱負など聞いた。 ◆22年度上半期を振り返って。 上半期の業績は売上高1974億円となり、上半期……
ゴムタイムス社 資本提携契約締結 日本ゼオンとアイデミー 2022年12月19日 14時 日本ゼオンとアイデミーは12月16日、資本提携契約を締結したと発表した。 本提携を受けて両社は、日本ゼオンにおけるデータ活用人材の育成および、日本ゼオンが保有する材料開発や研究に関する実験データを活用したマテリアルズ・インフォマティクス(MI)領域での本格的な協業を開始する。MIは、ビッグデータ、……
ゴムタイムス社 日本ゼオン組織・人事 (12月1日付) 2022年12月15日 12時 ◇日本ゼオン 〈機構改革〉 (12月1日付) ▽リスクマネジメント室を管理本部に移管 ▽CSR推進室をサステナビリティ推進室に改称 〈役員人事〉 ▽兼サステナビリティ
ゴムタイムス社 日本ゼオンが投資を発表 米スタートアップのAMB社 2022年12月14日 11時 日本ゼオンは12月13日、投資子会社Zeon Venturesを通じて、リチウムイオン電池の革新的な電極製造プロセスを開発する米国スタートアップであるAM Batteries社(AMB)に投資したと発表した。同社は、今回の投資と並行してAMBと密接に提携し、同社のソリューションの商業化を支援していく……
ゴムタイムス社 日本ゼオンが開発 耐熱・耐圧マイクロ中空粒子 2022年12月7日 15時 日本ゼオンは12月5日、新たに耐熱・耐圧マイクロ中空粒子を開発したと発表した。 今回開発した耐熱・耐圧マイクロ中空粒子は、粒子径が2~20マイクロmで、空隙率は60~80%に制御が可能な白色粒子。中空粒子のシェルは架橋構造のポリマーから構成されており、形状維持が可能、小粒径でシャープな粒子径分布、低比……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン 合成ゴムは全体的に堅調 先を見据えた中長期的な戦略へ 2022年12月6日 10時 22年度上半期の日本ゼオンのエラストマー事業のうち、合成ゴムとラテックスの需要動向を振り返ると、合成ゴムでは自動車減産でSSBRなどが影響を受けたものの、HNBR「ゼットポール」は好調に推移した。またACM「二ポールAR」なども受注残を多く抱えており、合成ゴムの需要としては全体的に堅調であった。ま……
ゴムタイムス社 米国でHNBRの生産増強 日本ゼオン、需要増に対応 2022年12月1日 16時 日本ゼオンは11月30日、子会社であるZeon Chemicalsのテキサス工場(米国テキサス州)において、水素化ニトリルゴム(HNBR)「Zetpol」の生産能力増強を決定したと発表した。今回の能力増強により、同社グループ全体における水素化ニトリルゴムの年間生産能力は現行比で約25%増加する見込みで……
ゴムタイムス社 交易条件改善で増収 原料10社のゴム関連部門 2022年11月24日 9時 合成ゴムや化学メーカーの22年3月期第2四半期決算(クラレは22年12月期第3四半期決算)から、合成ゴムやエラストマー原料など化学部門の現況をピックアップした。原料価格の上昇による販売価格改定や為替差等交易条件が改善し、各社は増収となった。一方、エネルギー価格の高騰や物流費の上昇などが響き、減益となっ……
ゴムタイムス社 週刊ゴム株ランキング 東海カーボン首位、業績好調を好感(11/7~11/11) 2022年11月16日 14時 11月7~11日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で18社が上昇、2社が横ばい、10社が下落した。11月11日のゴム平均は、前週末比23円高の1592円43銭と続伸した。 株価上昇率ランキングでは、1位が東海カーボンで同10・31%高、2位が三洋貿易の同9・13%高、3位が日本ゼオ……
ゴムタイムス社 日本ゼオンが貢献 セパレータ可視化技術に 2022年11月11日 11時 日本ゼオンは11月10日、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構による、リチウムイオン二次電池(LIB)の釘刺し試験(短絡安全性試験)におけるセパレータ可視化に共に取り組み、その技術の確立に貢献したと発表した。 セパレータは電池内の正極材と負極材の間に配置され、リチウムイオン伝導を確保しつつ、電極間の……