ゴムタイムス社 ブチルゴム(IIR)|合成ゴム 2020年8月29日 7時 【開発経緯概略】 ブチルゴムは、イソブチレンに橋架け用として数%のイソプレンを加え、低温でカチオン重合して得られる。 ブチルゴムは、際立った特徴を持つ合成ゴムであり、すべてのゴムの中でもっとも反発弾性(リジリエンス)が小さい。弾まないボールなどで知られているが、これはポリイソブチレンのメチル基のため……
ゴムタイムス社 室温硬化型シリコーンゴム(RTV)|合成ゴム 2020年8月28日 7時 【開発経緯概略】 RTVは、前項の直鎖状ポリジメチルシロキサンにアセトキシ基、アルコキシ基、イソプロペノキシ基などを有するシラン化合物とその他添加剤を加えたもので、湿気の存在下で硬化する。 RTVには1液型と2液型があるが、1液型は主として空気中の水分と反応して、また2液型は使用時に本体と硬化剤の2液が所定の……
ゴムタイムス社 多硫化ゴム(チオコール)|合成ゴム 2020年8月28日 7時 【開発経緯概略】 有機二塩化化合物と、多硫化アルカリと反応させて得られる合成ゴムで、主鎖に硫黄を含有し、チオコールの名前で呼ばれる。金属酸化物、過酸化物で加硫することができる。固体状、液状、ラテックス状のものがあり、いずれも固有の臭気を持つ。 【性質、加工、その特徴】 ① 耐油性、耐溶剤性が合成ゴムの……
ゴムタイムス社 ミラブル型シリコーンゴム(HTV)|合成ゴム 2020年8月27日 7時 【開発経緯概略】 シリコーンゴムは(R2SiO)nを原料とした高重合度の直鎖状ジオルガノポリシロキサンの架橋体からなる弾性体である。 加硫温度の差でミラブル型(高温加硫型、HTV)と室温加硫型(RTV)に大別される。HTVは、まずオクタメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルトリシロキサンなどの環状シロキサンを……
ゴムタイムス社 クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)|合成ゴム 2020年8月27日 7時 【開発経緯概略】 分子量2万程度のポリエチレンに亜硫酸ガスと塩素を反応させて得られる純白海綿状の物質である。硫黄含量は1.3~1.7%、最適塩素含量は30~35%で、これより多くなると硬くなる。SO2Cl基は硫黄量に対して1~1.4%程度で、加硫速度には影響するが、加硫物の性質にはほとんど関係しない。酸化鉛のような金属酸……
ゴムタイムス社 ウレタンゴム|合成ゴム 2020年8月26日 7時 【開発経緯概略】 ジイソシアネート類とポリオールとを反応させて得られるウレタン結合を含むゴム弾性体で、熱硬化型と熱可塑型がある。また成形法により、注型タイプ、ミラブルタイプ(通常のゴムのようにロール加工ができる)に分けられる。 ウレタンゴムは、原料と触媒を適当に選択することにより各撞の製品をつくるこ……
ゴムタイムス社 アクリルゴム(ACM、ANM)|合成ゴム 2020年8月26日 7時 【開発経緯概略】 アクリルゴムは、アクリル酸エステルを主成分とする合成ゴムの総称で、たとえばエチルアクリレートとクロロメチルビニルエーテルの共重合体(ACM)、n-ブチルアクリレートとアクリロニトリルの共重合体(ANM)、エチルアクリレートとアクリロニトリルの共重合体などがある。加硫は、トリエチレンテトラ……
ゴムタイムス社 アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)|合成ゴム 2020年8月25日 7時 【開発経緯概略】 NBRは、ブタジエンとアクリロニトリルの共重合体で、乳化重合により製造される。アクリロニトリル(AN)の含有量が低いもの(18~24%)から高いもの(47~49%)まで、種々のタイプがある。 AN含有量は耐寒性と耐油性を考慮して選択使用される。耐油・耐溶剤性ゴムとしてもっとも広く使用されているが、……
ゴムタイムス社 クロロプレンゴム(CR)|合成ゴム 2020年8月25日 7時 【開発経緯概略】 クロロプレンを乳化重合して製造される。トランス結合が80~90%の結晶性ポリマーである。メルカプタン、硫黄、金属酸化物により加硫される。古くから広く工業用に使用される。 【性質、加工、その特徴】 ① SBRなどに比べて比重が大きく、約1.25である。 ② 硫黄変性タイプは、やや貯蔵安定性が劣り、貯蔵……
ゴムタイムス社 エチレン-プロピレンゴム(EPR、EPDM)|合成ゴム 2020年8月24日 7時 【開発経緯概略】 エチレン-プロピレンゴム(EPR、EPDM)は、エチレンとプロピレンをZiegler-Natta系触媒でランダム共重合したものである。エチレンとプロピレンの配合比、ポリマーの分子量に応じ、バター状から硬質ゴム状の種々の性状をした共重合体が得られるが、このうちエチレン含有量が30~70%、ジエン類が5~10%を……
ゴムタイムス社 ブタジエンゴム(BR)|合成ゴム 2020年8月24日 7時 【開発経緯概略】 ブタジエンをハロゲン化チタンとアルミニウムトリアルキルなどを重合触媒として得られるゴム状重合体をいう。 重合方法としては、乳化重合と溶液重合があるが、乳化重合ポリブタジエンは加工性に劣る。ブタジエンの重合体には、シス-1,4-、トランス-1,4-、および1,2-の三種の構造が存在する。ブタジエン……
ゴムタイムス社 ハイスチレンゴム|合成ゴム 2020年8月23日 7時 【開発経緯概略】 ハイスチレンゴムは、スチレンの共重合比が大きいゴムを示すが、一般的にはハイスチレン樹脂とSBRの混合物で、平均スチレン含有量が50~70%のものである。樹脂成分の組成はスチレン成分が80%以上である。スチレンの平均含有量が同一でも、単純な共重合体のハイスチレンゴムとは特性が異なる。 【性質、……
ゴムタイムス社 溶液重合SBR|合成ゴム 2020年8月23日 7時 【開発経緯概略】 溶液重合SBRはブタジエンとスチレンとを有機リチウム触媒を用いた溶液アニオン重合により製造される。アニオン重合では、リビング重合によってミクロ構造や分子配列が制御されたブロック共重合体をつくることもできる。重合法によりスチレンの結合量、スチレンの連鎖形式(ブロック型、ランダム型、対称……
ゴムタイムス社 乳化重合スチレン-ブタジエンゴム(SBR)|合成ゴム 2020年8月22日 7時 【開発経緯概略】 スチレン-ブタジエンゴム(SBR)は代表的な合成ゴムで、合成ゴムの中でもっとも多く使用されている。SBRは主としてブタジエンとスチレン(50%以下)のラジカル共重合により得られ、乳化重合により製造される。 SBRでは、結合スチレン量が20~25%のものは天然ゴムと同様な用途に用いられ、加硫することに……
ゴムタイムス社 イソプレンゴム(IR)|合成ゴム 2020年8月22日 7時 【開発経緯概略】 イソプレンをZiegler触媒またはリチウム触媒を用いて重合することにより得られるシス1,4-ポリイソプレン構造を有する合成ゴムである。天然ゴムに極めて類似した分子構造を有するため、基本的な性質は天然ゴムに近く、加工性が天然ゴムよりも短時間で素練りができるものである。シス含有量のもっとも高い……
ゴムタイムス社 タイヤ始め全用途が減少 1~3月の合成ゴム出荷 2020年8月19日 12時 日本ゴム工業会のまとめによると、2020年1~3月の合成ゴムの出荷実績は、国内向け、輸出向けとも前年実績を下回り、合計30万4596tで前年同期比10・8%減となった。 1~3月の出荷量を用途別に見ると、ゴム工業向けが14万3370tで同11・0%減、紙加工用やプラスチック用などのその他向けが4万50……
ゴムタイムス社 合成ゴムの価格改定相次ぐ 設備更新や修繕費増を理由に 2020年8月7日 15時 JSRが7月1日納入分から合成ゴム・エマルジョン製品を値上げすると発表したのに続き、日本ゼオンも8月17日出荷分より合成ゴムの販売価格を改定すると発表した。製造設備の老朽化対策として、2社は設備更新や修繕を定期的に実施してきた。これら費用は自助努力で吸収すべく努力を重ねてきたが、自助努力だけではこ……
ゴムタイムス社 合成ゴムを値上げ 日本ゼオン、8月17日より 2020年8月5日 13時 日本ゼオンは8月3日、合成ゴムの販売価格を8月17日出荷分より改定すると発表した。改定幅は11~22円/kg。 販売価格の改定について、同社は合成ゴム事業は数十年にわたり生産を続けているが、顧客への製品の安定供給及び品質の維持向上の期待に応えるため、製造設備老朽化に対する各種設備更新、修繕を定期的に……
ゴムタイムス社 20年5月の合成ゴム生産 合計は7ヵ月連続で減少 2020年7月30日 13時 合成ゴム工業会がまとめた5月の合成ゴム生産量は、合計が10万91tで前年同月比25・6%減となり、7ヵ月連続で減少した。 SBRは3万4906tで同31・9%減、SBRソリッドは2万7990tで同31・3%減、SBRノンオイルは1万6372tで同22・9%減、SBRオイルは1万1618tで同40・6%減、S……
ゴムタイムス社 20年4月の合成ゴム生産 合計は6ヵ月連続で減少 2020年7月2日 13時 合成ゴム工業会がまとめた4月の合成ゴム生産量は、合計が9万6330tで前年同月比27・9%減となり、6ヵ月連続で減少した。 SBRは2万9958tで同28・6%減、SBRソリッドは2万1537tで同31・3%減、SBRノンオイルは1万1771tで同34・2%減、SBRオイルは9766tで同27・5%減、……
ゴムタイムス社 合成ゴム・エマルジョン値上げ JSR、7月1日納入分から 2020年6月23日 10時 JSRは6月22日、合成ゴム・エマルジョン製品を7月1日納入分から値上げすると発表した。 価格改定幅は、合成ゴム・エマルジョン製品ともに20円/kg以上。 同社の合成ゴム・エマルジョンプラントは稼働開始から数十年が経過し、製造設備の老朽化が進む中で、顧客へ継続して安定生産・供給を図るために老朽化対……
ゴムタイムス社 合成ゴムメーカーリスト 2019年版 2020年6月3日 16時 旭化成株式会社 〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 TEL. 03-6699-3000 宇部興産株式会社 〒105-8449 東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館 TEL. 03-5419-6110 株式会社大阪ソーダ 〒550-0011 大阪府大阪市西区阿波座1-12-18 TEL. 06-6110-1560 株式会社クラレ 〒100-8115 東京都千代田……
ゴムタイムス社 需要低迷響き13%減 20年1~3月の合成ゴム生産 2020年5月28日 15時 合成ゴム工業会がまとめた1~3月の合成ゴム品種別生産実績によると、全品種合計の生産量は34万4235tで前年同期比12・8%減となった。タイヤなど自動車関連に加え、建設機械や工作機械など一般工業用品の需要も減少し、前年実績2桁減の落ち込みとなった。 品種別の生産量では、タイヤ向けを中心とする汎用ゴ……
ゴムタイムス社 20年3月の合成ゴム生産 合計は5ヵ月連続で減少 2020年5月27日 12時 合成ゴム工業会がまとめた3月の合成ゴム生産量は、合計が8万8886tで前年同月比19・9%減となり、5ヵ月連続で減少した。 SBRは2万491tで同8・8%減、SBRソリッドは1万3105tで同3・6%減、SBRノンオイルは1万1507tで同1・1%増、SBRオイルは1598tで同27・8%減、S……
ゴムタイムス社 SBRは2000t減少 19年の合成ゴム生産能力 2020年5月18日 11時 経済産業省は、昨年12月末時点の化学メーカー各社の合成ゴム(ソリッド)の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、JSRは、SBRが年産27万4000t、BRが同6万3000t、IRが同4万2000tで、SBRは前年末に比べ2000t減少、BRは前年と同一、IRは同2000t増加した。 日本……
ゴムタイムス社 20年2月の合成ゴム生産 合計は4ヵ月連続で減少 2020年4月30日 12時 合成ゴム工業会がまとめた2月の合成ゴム生産量は、合計が11万8969tで前年同月比8・8%減となり、4ヵ月連続で減少した。 SBRは3万6832tで同16・6%減、SBRソリッドは2万7818tで同20・5%減、SBRノンオイルは1万8037tで同7・2%減、SBRオイルは9781tで同37・2%減、……
ゴムタイムス社 IRSG統計 天然・合成とも5年ぶり減 19年の世界新ゴム総生産量 2020年4月20日 8時 国際ゴム研究会(IRSG)統計 天然ゴム生産量 2019年の世界の天然ゴムの総生産量は、1364万1000tで前年比1・8%減となり、前年の2・5%増から減少に転じた。天然ゴム生産首位のタイが減少に転じたほか、2位のインドネシアも同11・1%減と2桁の減少。さらに、中国も前年を下回り、上位5ヵ国の……
ゴムタイムス社 129万tで2年連続減少 19年の合成ゴム出荷 2020年4月3日 13時 日本ゴム工業会のまとめによると、2019年の合成ゴムの出荷実績は、国内向け、輸出向けのいずれも前年実績を下回ったことから、合計128万8050tで前年比5・4%減となり、2年連続で減少した。 2019年の出荷量を用途別に見ると、ゴム工業向けが62万1169tで同3・4%減、紙加工用やプラスチック……
ゴムタイムス社 20年1月の合成ゴム生産 合計は3ヵ月連続で減少 2020年3月26日 12時 合成ゴム工業会がまとめた1月の合成ゴム生産量は、合計が13万6380tで前年同月比11・0%減となり、3ヵ月連続で減少した。 SBRは4万9852tで同12・7%減、SBRソリッドは4万677tで同13・3%減、SBRノンオイルは2万4802tで同11・2%減、SBRオイルは1万5875tで同16・5%減……
ゴムタイムス社 自動車生産減で全社減収 各社のエラストマー部門 2020年3月9日 10時 合成ゴム・化学メーカー11社の20年3月期第3四半期決算(クラレは19年12月期)から、合成ゴム・エラストマー関連部門の現況をまとめた。この部門は、自動車生産減速などの影響で11社全てが減収となった。 ◆JSR エラストマー事業は、SSBRが順調に販売を伸ばしたが、事業全体の販売は前年を下回り、売上収益……
ゴムタイムス社 153万tで2・4%減 19年の合成ゴム生産 2020年2月28日 9時 合成ゴム工業会がまとめた19年の合成ゴム品種別生産実績によると、全品種合計の生産量は153万1092tで前年比2・4%減となり、2年連続で減少した。 品種別の生産量では、タイヤ向けを中心とする汎用ゴムでは、SBRが54万3018tで同6・3%減。内訳は、ソリッドが42万4610tで同5・1%減、ラテ……
ゴムタイムス社 19年12月の合成ゴム生産 合計は2ヵ月連続で減少 2020年2月28日 9時 合成ゴム工業会がまとめた12月の合成ゴム生産量は、合計が13万6998tで前年同月比6・6%減となり、2ヵ月連続で減少した。 SBRは5万359tで同11・3%減、SBRソリッドは4万66tで同11・3%減、SBRノンオイルは2万5778tで同2・8%減、SBRオイルは1万4288tで同23・5%減、SB……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム事業の近況は 2020年2月14日 7時 日本ゼオンの20年3月期第3四半期の決算説明会で、合成ゴム事業の近況が詳述された。 出荷量を前年同期と比べると、タイヤ向けが中心の汎用ゴムは、海外向けが伸び6%増。松浦一慶取締役執行役員は、「タイヤの需要が世界的に決して強くない環境下、
ゴムタイムス社 19年11月の合成ゴム生産 合計は4ヵ月ぶりの減少 2020年1月30日 16時 合成ゴム工業会がまとめた11月の合成ゴム生産量は、合計12万3794tで前年同月比14・4%減となり、4ヵ月ぶりに減少に転じた。 SBRは4万6097tで同17・8%減、SBRソリッドは3万6598tで同18・9%減、SBRノンオイルは2万465tで同4・7%減、SBRオイルは1万6133tで同31・8%……
ゴムタイムス社 20年の合成ゴム業界 SSBR、開発品に期待 2020年1月20日 8時 19年の合成ゴム市場は、世界経済減速を背景に厳しい需要環境が続いた。特に中国やインド、欧州で自動車生産が不振だった影響から、自動車関連需要が全般的に弱まった。 合成ゴム工業会のまとめでは、19年1~9月の合成ゴム生産量は116万3564tで前年同期比1・0%減。タイヤ向けが中心のSBRとBRも前年……
ゴムタイムス社 分野別に見る2020年の業界展望 外部環境は不透明感が漂う 2020年1月20日 6時 半導体需要の回復や米中通商交渉の「一時合意」など、明るい兆しが見え始める中でスタートした2020年。 一方、内閣府が発表した19年11月の景気動向指数は4ヵ月連続の「悪化」となり、景気は依然として後退局面にある。 中東情勢の緊迫化で、原油価格の動向も気がかりだ。 ゴム業界の外部環境に不透明感が漂……
ゴムタイムス社 19年10月の合成ゴム生産 合計は3ヵ月連続の増加 2020年1月8日 14時 合成ゴム工業会がまとめた10月の合成ゴム生産量は、合計10万6736tで前年同月比3・4%増となり、3ヵ月連続で増加した。 SBRは4万684tで同15・3%増、SBRソリッドは3万2339tで同25・0%増、SBRノンオイルは1万4377tで同10・7%増、SBRオイルは1万7962tで同39・3%増、……
ゴムタイムス社 全品種合計は5・6%減 1~9月の合成ゴム出荷 2019年12月19日 9時 日本ゴム工業会がまとめた1~9月の合成ゴム品種別出荷実績によると、全品種合計の出荷量は97万5464tで前年同期比5・6%減となった。 国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが同1・4%減、BRソリッドが同0・7%減、工業用品向けのNBRソリッドが同8・4%減、NBRラテックスが同60・……
ゴムタイムス社 11社中10社が減収に 各社のエラストマー部門 2019年12月9日 18時 合成ゴム・化学メーカーの20年3月期第2四半期決算(クラレは19年12月期第3四半期)から、合成ゴム・エラストマー関連部門の現況をまとめた。この部門は、自動車生産減速の影響などで11社中10社が減収となった。 ◆JSR エラストマー事業は、SSBRが順調に販売を伸ばしたが、
ゴムタイムス社 生産量合計が1%減 1~9月の合成ゴム 2019年11月28日 15時 合成ゴム工業会がまとめた1~9月の合成ゴム品種別生産実績によると、生産量は合計で116万3564tで前年同期比1・0%減となった。SBRの生産量が前年に比べ5・9%減となり、SBRノンオイルとNBR、その他を除く全品種が前年実績を下回った。 品種別の生産量では、タイヤ向けを中心とする汎用ゴムで……
ゴムタイムス社 19年9月の合成ゴム生産 2ヵ月連続のプラス 2019年11月28日 15時 合成ゴム工業会がまとめた9月の合成ゴム生産量は、合計12万8372tで前年同月比15・1%増となり、2ヵ月連続で増加した。 SBRは4万6432tで同5・8%増、SBRソリッドは3万6020tで同11・1%増、SBRノンオイルは2万3618tで同23・0%増、SBRオイルは1万2402tで同6・2%減……
ゴムタイムス社 19年8月の合成ゴム生産 5ヵ月ぶりのプラス 2019年10月28日 10時 合成ゴム工業会がまとめた8月の合成ゴム生産量は、合計13万4954tで前年同月比1・4%増となり、5ヵ月ぶりに増加に転じた。 SBRは5万1320tで同4・3%減、SBRソリッドは4万1128tで同2・0%減、SBRノンオイルは2万6590tで同16・3%増、SBRオイルは1万4538tで同23・9……
ゴムタイムス社 全品種合計は6・5%減 1~6月の合成ゴム出荷 2019年10月18日 13時 日本ゴム工業会がこのほどまとめた1~6月の合成ゴム品種別出荷実績によると、全品種合計の出荷量は65万7289tで前年同期比6・5%減となった。 国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが同1・0%減、BRソリッドが同1・6%減、工業用品向けのNBRソリッドが同6・8%減、NBRラテックス……
ゴムタイムス社 19年7月の合成ゴム生産 4ヵ月連続前年割れ 2019年9月26日 9時 合成ゴム工業会がまとめた7月の合成ゴム生産量は、合計11万4224tで前年同月比19・0%減となり、4ヵ月連続で減少した。 SBRは4万4460tで同19・9%減、SBRソリッドは3万3910tで同24・0%減、SBRノンオイルは1万9697tで同21・3%減、SBRオイルは1万4213tで同27・5%減……
ゴムタイムス社 原料価格変動で収益悪化 原料メーカー11社の4~6月 2019年8月30日 9時 合成ゴム・化学メーカーの20年3月期第1四半期決算(クラレは19年12月期第2四半期)から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。原料価格の下落などで減益となる企業が目立った。 ◆JSR エラストマー事業は、SSBRは順調だったが事業全体での販売数量は前年同期を下回り、売上収益は減少。……
ゴムタイムス社 19年6月の合成ゴム生産 全体は3ヵ月連続で減少 2019年8月28日 16時 合成ゴム工業会がまとめた6月の合成ゴム生産量は、合計12万3190tで前年同月比3・2%減となり、3ヵ月連続で減少した。 SBRは4万6709tで同16・6%減、SBRソリッドは3万6873tで同17・2%減、SBRノンオイルは2万3158tで同13・0%減、SBRオイルは1万3715tで同23・6%減……
ゴムタイムス社 SBR生産が5%減 1~6月の合成ゴム 2019年8月28日 11時 合成ゴム工業会がまとめた1~6月の合成ゴム品種別生産実績によると、生産量は合計で78万6014tで前年同期比0・4%減となった。タイヤ向けが中心のSBRの生産量が前年に比べ5%減となったほか、NBRを除く全品種が前年実績をやや下回った。 品種別の生産量では、タイヤ向けを中心とする汎用ゴムでは、S……
ゴムタイムス社 東ソー CR生産能力を増強 年産3万7000tに拡大 2019年8月1日 16時 東ソーは8月1日、南陽事業所(山口県周南市)で、クロロプレンゴム(商品名:スカイプレン、以下CR)の生産能力増強を決定したと発表した。 スペシャリティ事業を構成する機能性ポリマー製品であるCRは、自動車のホースやベルト、各種工業部品の他、接着剤や医療用手袋の用途に使用されている。特に近年では、……
ゴムタイムス社 19年5月の合成ゴム生産 全体は2ヵ月連続で減少 2019年7月26日 15時 合成ゴム工業会がまとめた5月の合成ゴム生産量は、合計13万4476tで前年同月比5・1%減となり、2ヵ月連続で減少した。 SBRは5万1265tで同11・3%減、SBRソリッドは4万771tで同12・6%減、SBRノンオイルは2万1223tで同24・6%減、SBRオイルは1万9548tで同5・7%増、……
ゴムタイムス社 19年4月の合成ゴム生産 全体は4ヵ月振りに減少 2019年6月27日 15時 合成ゴム工業会がまとめた4月の合成ゴム生産量は、合計13万3648tで前年同月比0・2%減となり、4ヵ月振りに減少した。 SBRは4万1941tで同4・0%減、SBRソリッドは3万1360tで同1・3%減、SBRノンオイルは1万7882tで同7・0%減、SBRオイルは1万3478tで同7・4%増……