ゴムタイムス社 三井化学 旭化成のTPS事業買収へ 2017年11月13日 16時 三井化学は11月13日、旭化成のスチレン系架橋型熱可塑性エラストマー(TPS、製品名称「サンヴィーオ」)事業を12月1日を目途に買収すると発表した。 三井化学の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」はこれまで、自動車向けでは架橋型(TPV)で内装表皮やウェザーストリップ、ステアリングブーツなど、非架橋……
ゴムタイムス社 旭化成 ポリアミド樹脂「レオナ」を値上げ 2017年11月13日 14時 旭化成は11月13日、ポリアミド樹脂「レオナ」の全グレードを16日出荷分から値上げすると発表した。 「レオナ」ポリアミド66樹脂を国内で30円/kg、海外では270USドル/t、「レオナ」難燃グレード/長鎖系ポリアミド樹脂(PA610、PA612)を国内で50円/kg、海外では450USドル/t値上げを行……
ゴムタイムス社 旭化成組織・人事 (11月1日付) 2017年10月27日 11時 旭化成 〈組織改正〉 (11月1日付) 「高機能ポリマー事業本部関係」 ▽C&M事業部にコンパウンド製造統括部を新設する。 〈人事異動〉 「高機能ポリマー事業本部関係」 ▽機能樹脂事業部レオナ樹脂・原料工場長(愛宕事業場長)出口陵司 ▽C&M事業部コンパウンド製造統括部長(機能樹脂事業部レオナ樹脂・原料……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 旭化成 S-SBR 供給体制の拡充進む 第5世代製品でトップシェア維持 2017年10月20日 9時 旭化成は需要拡大が続く低燃費タイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム「S―SBR」のシンガポール工場の生産能力を年3万t増強することとし、2019年1月の稼働をめざしこのほど建設に着手した。 これによりシンガポール工場は2系列で合計13万t/年となり、国内の川崎工場10万5000t、大分工場3万5……
ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 SEBS等の新規需要掘起こし 自動車用で耐寒性、制振機能付与 2017年9月8日 13時 旭化成の高機能ポリマー事業本部は、水添スチレン系エラストマー(SEBS等)「タフテック」「S.O.E.」と、スチレン系エラストマー(SBS)「タフプレン」「アサプレンT」の2つのカテゴリーでTPE事業を展開している。 SBSの「タフプレン」「アサプレン」は、スチレンとブタジエンのブロックコポ……
ゴムタイムス社 旭化成 中国で樹脂コンパウンド工場建設へ 2017年8月25日 11時 旭化成は8月23日、子会社の旭化成(中国)投資有限公司(本社:上海市、椋野貴司総経理)が、樹脂コンパウンド製造工場を中国江蘇省常熟市で建設することを決定したと発表した。 社名は旭化成塑料(常熟)有限公司、代表者は利光伊知朗氏。出資は旭化成(中国)投資有限公司が100%。生産能力は2万8000t/……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 環境規制が追い風に 2017年8月7日 9時 旭化成と三井化学が相次いで海外拠点の能力増強に関する発表を行った。いずれも世界的な環境規制の強化により、製品需要が高まったことに対応するものだ。今後、環境規制はますます強まっていくと考えられ、技術力のある日本企業にとって、こうした状況は追い風になると言える。 旭化成は7月24日、シンガポールの低……
ゴムタイムス社 【人事】旭化成(8月1日付) 2017年7月26日 12時 旭化成 〈人事異動〉 (8月1日付) ▽石油化学事業本部企画管理部人事室長兼高機能ポリマー事業本部企画管理部人事室長兼消費財事業本部企画管理部人事室長(人事部人事室)後藤綾孝
ゴムタイムス社 旭化成 シンガポールでS―SBR生産能増 2017年7月24日 15時 旭化成は7月24日、シンガポールの低燃費タイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)の生産能力を約3万t/年増強し、2系列で合計13万t/年とすることを決定したと発表した。 シンガポールでは2013年から生産を開始し、新開発の高性能銘柄を投入するなど市場の要求に応えてきたが、さらなる需要……
ゴムタイムス社 物質・材料研と化学4社がオープンイノベーション推進へ 2017年6月20日 14時 物質・材料研究機構(NIMS)と三菱ケミカル・住友化学・旭化成・三井化学の4社は6月19日、化学業界におけるオープンイノベーションを推進するため、NIMSを中核としたオープンプラットフォーム(MOP:Materials Open Platform)の運用に関する覚書に同日、調印したと発表した。 ……
ゴムタイムス社 「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」開催 ゴム関連企業も最新技術・製品を紹介 2017年5月29日 8時 自動車業界の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」が5月24~26日、横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜で開催された。ゴム関連企業も多数出展した中から、6社の展示を紹介する。 ◆住友理工 住友理工は住友電気工業・住友電装と3社共同でブースを出展。住……
ゴムタイムス社 2017年1~4月値上げ〈原材料〉合成ゴム、TPEなど複数回改定も 2017年5月1日 9時 17年1~4月には、原料メーカー各社が価格改訂を実施した。昨年秋以降、ナフサやブタジエンなど原料価格が軒並み高騰し、需給もタイトになっている。このような状況を受け、原料メーカー各社は合成ゴム、TPE、カーボンブラックなど原材料の値上げに踏み切ったもの。品目によっては、複数回の価格改定を実施したもの……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】旭化成 シンガポールでの能増検討 2017年4月10日 6時 国内、海外ともにフル稼働 第5世代製品を開発中 旭化成はナフサやブタジエン、スチレンモノマーなどの市況上昇を受け、同社のBR、SBR(油展・非油展、ジエン・タフデン・アサプレン)製品を3月15日出荷分から値上げした。値上げ幅はBRが110円/kg以上、SBR(油展)が65円/kg以上、SBR(非油……
ゴムタイムス社 【人事・組織】旭化成(4月1日付) 2017年3月30日 12時 旭化成・高機能ポリマー事業本部関連 〈組織改正〉 〈4月1日〉 ▽合成ゴム品質保証部と機能樹脂品質保証部を統合し、環境安全・品質保証部を新設する。 ▽技術開発総部において以下のとおり組織を位置付ける。機能樹脂技術部を廃止し、ザイロン技術部、テナック技術部を新設する。機能樹脂技術開発部を廃止し、レオナ樹脂……
ゴムタイムス社 【TPE特集】旭化成 スチレン系TPE再値上げへ 2017年3月6日 7時 旭化成はナフサやブタジエン、スチレンモノマーなどの市況の上昇に対応し、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等製品の価格改定を打ち出した。改訂額はBRが+110円/Kg以上、SBR(非油展)が+80円/Kg以上、SBR(油展)が+65円/Kg以上、スチレン系熱可塑性エラストマー(SBS)「タフプレン」「アサ……
ゴムタイムス社 旭化成 合成ゴムや熱可塑性エラストマーなど値上げ 2017年2月27日 12時 旭化成は2月27日、合成ゴムや熱可塑性エラストマーなどを3月15日出荷分から値上げすると発表した。 対象製品はBR、SBR(油展・非油展、ジエン・タフデン・アサプレン)、スチレン系特殊透明樹脂(アサフレックス)、スチレン系熱可塑性エラストマー(タフプレン・アサプレンTなど)、水添スチレン系熱可塑性……
ゴムタイムス社 旭化成 中国藍星と変性PPE樹脂事業の合弁契約を締結 2017年2月16日 11時 旭化成は2月5日、中国化工集団公司(ケムチャイナ)傘下の中国藍星(集団)股份有限公司(藍星)との間で、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂「ザイロン」と、その原料であるPPEモノマー、ポリマーを一貫して中国国内で製造・販売する共同事業化に向け、合弁契約を締結したと発表した。 今後、関連する各……
ゴムタイムス社 2016年下半期値上げ〈原材料〉 カー黒、TPEなどで価格改定 2017年1月23日 10時 2016年下半期には、次のとおり原材料の価格改定が行われた。各メーカーの値上げアナウンスは別表の通り。 東海カーボンは8月1日納入分より、カーボンブラック全品種(国内取引対象)を、6・5円/kg値上げすると発表した。また、同社は年内2度目の価格改定として、11月1日納入分よりカーボンブラック全品……
ゴムタイムス社 旭化成 スチレン系熱可塑性エラストマーなど値上げ 2016年11月28日 16時 旭化成は11月28日、スチレン系特殊透明樹脂やスチレン系熱可塑性エラストマーなどを、12月1日出荷分から値上げすると発表した。 スチレン系特殊透明樹脂(アサフレックス)は15円/kg以上、スチレン系熱可塑性エラストマー(タフプレン、アサプレンTなど)は25円/kg以上、水添スチレン系熱可塑性エラストマー……
ゴムタイムス社 11年ぶり日本でゴム・エラストマー技術展が開幕(上) 2016年11月7日 9時 ゴム・エラストマー技術展が10月25~28日の4日間、福岡県北九州市の西日本総合展示場新館で開催された。 同展は世界中のゴム・エラストマー分野の関係者が一堂に会する「2016年国際ゴム技術会議(IRC2016北九州)」と併催された技術展示会。日本で開かれるのは11年ぶり5度目。「未来へつなげるイノベー……
ゴムタイムス社 IRC2016 北九州技術展 国際ゴム技術会議 2016年10月17日 9時 IRC 2016 Kitakyushu 日本ゴム協会は、2016年国際ゴム技術会議(IRC2016北九州)を10月24日から28日にわたって、北九州国際会議場および西日本総合展示場(福岡県北九州市)で開催する。 「国際ゴム技術会議」は、世界中のゴム・エラストマー分野の関係者が一堂に会し、科学技術の進歩と発展に向けた国際的交流を……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】旭化成 国内、海外3拠点で能増 2016年10月17日 7時 旭化成は同社の高機能ポリマー事業本部で省燃費型高性能タイヤ用スチレンブタジエン(S―SBR)及びBRの合成ゴム事業を展開している。同社のS-SBRは連続重合工法による耐摩耗性やグリップ性などをバランス良く達成。同業他社とは異なるプロセス、アプローチ面での優位性を活かし、変性効果をさらに高めた高性……
ゴムタイムス社 【IRC2016北九州技術展】旭化成 タフテックなど最新製品を紹介 2016年10月16日 7時 旭化成は独自のポリマー設計技術により、常に最先端を行く新製品の開発を進めてきた。 今回の展示会では、シリカ分散性を向上させて、省燃費性とグリップ性能を飛躍的に改良させたエコタイヤ向けS―SBRなどの合成ゴムや、各種樹脂の改質材・相容化材、粘接着剤などの幅広い用途に対応できる、エラストマーの製品と……
ゴムタイムス社 【IRC2016北九州技術展】旭化成、宇部興産、クラレなど5社が出展 2016年10月16日 7時 日本ゴム協会は、2016年国際ゴム技術会議(IRC2016北九州)を10月24日から28日にわたって、北九州国際会議場および西日本総合展示場(福岡県北九州市)で開催する。 「国際ゴム技術会議」は、世界中のゴム・エラストマー分野の関係者が一堂に会し、科学技術の進歩と発展に向けた国際的交流を図ることを目的に、世……
ゴムタイムス社 【TPE特集】旭化成 「タフテック」の30%能増完了 2016年9月26日 5時 旭化成の高機能ポリマー事業部では水添スチレン系エラストマー(SEBS等)「タフテック」「S.O.E.」の需要増に対応するため、川崎製造所の同製品の生産能力の30%増強を進めていたが本年5月末に完了した。 ポリプロピレン樹脂の透明性を維持しつつ軟質化を可能とする改質剤などの需要が、欧州や中国を中心……
ゴムタイムス社 旭化成 記者懇談会開催 信頼回復の努力継続 2016年7月14日 14時 旭化成は7月13日、東京・帝国ホテルで記者懇談会を開催し、伊藤一郎会長および小堀秀毅社長はじめ、同社各グループの役員らが出席した。 冒頭、伊藤会長は、出席した120名の記者に向かって「同社は4月から新しい経営体制となり、懇談会も昨年と違って事業本部、事業会社ごとにテーブルを設置した。記者の皆さま……
ゴムタイムス社 語録 人材育成の施策について 2016年5月19日 8時 「これまでは事業会社の壁があり、人材を移動させたくても、事業会社で人材を抱え込む傾向にあった。4月から3事業領域制・事業持株会社制に移行したことで、事業部間の連携強化が進み、人材交流がしやすくなった。今後は旭化成グループに貢献できるかという視点で人材を育てていく」(旭化成小堀秀毅社長、新中計の記……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】旭化成 S-SBRは順調に拡大 2016年5月16日 7時 旭化成は4月1日付けて旭化成ケミカルズなど子会社 を吸収合併した。併せて高機能ポリマー事業本部を立ち上げ、合成ゴムについてはその一事業部として事業を行っていくことになった。 同社の15年度の合成ゴム事業は「景況感としては良くないが、ボリュームとしては当初思い描いていた通り、市場を上回る伸びを達成で……
ゴムタイムス社 旭化成 米アセンズ工場が本格稼働、開業式を開催 2016年4月28日 11時 旭化成は4月27日、米国の子会社である旭化成プラスチックスノースアメリカ(APNA)において、アセンズ工場が本格稼働を開始し、4月26日、開業式典を現地にて行ったと発表した。 開業式典には、米国アラバマ州通商局長、アセンズ市長ならびに同社関係者らが出席した。同工場はアラバマ州での樹脂コンパウンド第……
ゴムタイムス社 旭化成 新中計「CT2018」を発表 売上高2兆2000億円目指す 2016年4月26日 16時 旭化成は25日、18年度を最終年度とする3ヵ年の新中期経営計画「Cs for Tomorrow 2018(CT2018)」を発表、4月1日に就任した小堀秀毅社長が説明を行った。 同社は4月に従来の「ケミカル・繊維」「住宅・建材」「エレクトロニクス」「ヘルスケア」の4領域を、「マテリアル」「住宅」「……
ゴムタイムス社 旭化成 高機能ポリマー事業本部を新設 2016年4月6日 13時 旭化成は、旭化成ケミカルズ、旭化成せんい、旭化成イーマテリアルズと合併し、持ち株会社として4月1日より新体制となることを発表した。 新設された高機能ポリマー事業本部は、企画管理部、合成ゴム事業部、機能樹脂事業部、C&M事業部、技術開発総部の4つの事業部から構成されており、同事業本部長には吉田浩……
ゴムタイムス社 旭化成 記者懇談会を開催 2015年7月24日 16時 旭化成は7月14日、東京・帝国ホテルで記者懇談会を開催した。 同会には、伊藤一郎会長および浅野敏雄社長はじめ、同社各グループの役員らが出席。 冒頭、伊藤会長は、出席した
ゴムタイムス社 取材メモ 2兆円企業を支えるこだわり 2015年6月22日 10時 少し前になるが、旭化成が開催した経営説明会で気づいたことがある。同社は、次期中計で予定している組織再編の目的を、「企業価値の向上を目指し、挑戦・創造を更に加速するため、『ナレッジ・技術』と『人財』の高度化・融合を図り、競争力を強化」するためとしている。 浅野敏雄社長は、質疑応答の中で「例えば、……
ゴムタイムス社 旭化成 経営説明会を開催 収益基盤を固め多角化追求へ 2015年5月27日 18時 旭化成は5月27日、都内で経営説明会を開催し、浅野敏雄社長が中計「For Tomorrow 2015」の進捗状況、および次期中計策定に向けた考え方を発表した。 2015年3月期の連結売上高は1兆9864億円、前期比4・7%増、営業利益は1579億円、同10・2%増の増収増益で、2年連続で過去最高と……
ゴムタイムス社 原料メーカー11社の15年4~12月期 合成ゴム・エラストマー動向 2015年3月2日 10時 合成ゴム・化学メーカー11社の2015年3月期第3四半期決算から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。汎用合成ゴムの海外市況悪化が浮き彫りとなった。各事業部の売上高にエラストマーの売上が含まれている。 ◆JSR 合成ゴムの販売量は、期前半の落ち込みから回復傾向にあるが、9ヵ月累計は……
ゴムタイムス社 【人事】旭化成、組織改正と役員人事を発表 2014年3月5日 14時 旭化成は3月5日、組織改正を4月1日付で次の通り実施すると発表した。 (1)先端電池材料開発センター、先端エネルギー材料開発センターおよび医療新事業プロジェクトの廃止。(2)次世代部品開発センターをUVCプロジェクトに改称。(3)新事業本部を研究・開発本部に改称し、その内部組織を次の通り再編。①先……