ゴムタイムス社 合成ゴムの種類と用途|合成ゴムの基礎知識 2017年8月9日 13時 合成ゴムの原料 ~合成ゴムは石油から作られる~ 合成ゴムはナフサを分解してできる、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどの石油化学基礎製品から作られる石油化学誘導品の一つ。天然ゴム(NR)に対して、人工的に合成されたゴム状物質あるいはゴム弾性体、およびそれらの原料である合成高分子化合物の総称を言う。……
ゴムタイムス社 宇部興産の4~6月期 合成ゴム市況是正で大幅増益 2017年8月2日 18時 宇部興産の2018年第1四半期連結決算は売上高が1596億1100万円で前年同期比15・6%増、営業利益は90億9800万円で同458・8%増、経常利益は101億8200万円(前年同期8億6100万円)となり営業利益は5・6倍の大幅増益となった。 親会社株主に帰属する四半期純利益は65億7600万円……
ゴムタイムス社 天然ゴムと合成ゴム需給|合成ゴムの基礎知識 2017年7月23日 15時 新ゴム消費量 日本は世界第4位にダウン 自動車タイヤ、各種産業用ゴム製品(ベルト、ホース、自動車用部品)、医療用製品などのゴム製品を作る原料には、天然ゴムと合成ゴムが使用されれる。合成ゴムはナフサを分解してできる、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどの石油化学基礎製品から作られる石油化学誘導品……
ゴムタイムス社 17年5月の合成ゴム生産 4ヵ月連続で増加 NBRとEPTは2桁増 2017年7月21日 11時 合成ゴム工業会がまとめた5月の合成ゴム生産量は、合計13万8900tで前年同月比7・1%増となり、4ヵ月連続で増加した。 SBRは5万3412tで同1・4%減、SBRソリッドは4万1255tで同2・2%減、SBRノンオイルは1万9977tで同2・7%減、SBRオイルは2万1278tで同1・7%減……
ゴムタイムス社 17年4月の合成ゴム生産 3ヵ月連続で増加 SBR・CRは7%の伸び 2017年6月22日 13時 合成ゴム工業会まとめによる4月の合成ゴム生産量は、合計13万4225tで前年同月比6・8%増となり、3ヵ月連続で増加した。 SBRは4万6658tで同7・4%増、SBRソリッドは3万4422tで同9・3%増、SBRノンオイルは1万9729tで同11・7%減、SBRオイルは1万4693tで同60・4%……
ゴムタイムス社 17年1~3月の合成ゴム品種別出荷 37万tで4・3%増 国内・輸出ともプラスに 2017年6月12日 16時 日本ゴム工業会がこのほどまとめた1~3月の合成ゴム品種別出荷実績によると、37万4394tで前年同期比4・3%増となった。 国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが同5・9%増、BRソリッドは同1・7%増、工業用品向けのNBRソリッドが同7・6%増、NBRラテックスは同20・5%増、EP……
ゴムタイムス社 原料メーカー11社の17年3月期 製品価格上昇で期後半に利益増 2017年6月7日 15時 合成ゴム・化学メーカーの2017年3月期決算から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。期後半からの原料であるブタジエン価格の上昇を背景とした製品価格上昇により期の後半で採算が改善し、概ね営業利益は前期を上回った。 ◆JSR 国内タイヤ向けが不調だったが、輸出が増加したこと及びタ……
ゴムタイムス社 17年1~3月の合成ゴム生産 SBR減少もBR・NBR伸びほぼ横ばいに 2017年5月25日 14時 合成ゴム工業会がこのほどまとめた1~3月の合成ゴム品種別生産実績よると、累計の生産量は全体で38万8217t、前年比0・1%減となった。 品種別生産量をみると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは13万2803tで同2・2%減、同じく汎用のBRは8万4829tで同14・7%増となった。 SBRのうち……
ゴムタイムス社 17年3月の合成ゴム生産 2ヵ月連続で増加 BRとEPTは2割増 2017年5月24日 12時 合成ゴム工業会まとめによる3月の合成ゴム生産量は、合計10万6909tで前年同月比4・6%増となり、2ヵ月連続で増加した。 SBRは2万4082tで同1・2%増、SBRソリッドは1万2723tで同9・0%減、SBRノンオイルは9894tで同10・0%減、SBRオイルは2829tで同5・3%減、SB……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 インド合成ゴム市場への期待 2017年5月1日 10時 インドの合成ゴム市場では、自動車部品向けや公共工事、インフラ整備にかかわるCR(クロロプレンゴム)とEPDMの需要が活発化している。 CRは耐熱性・耐疲労性・耐オゾン性・耐炎性・耐油性・耐化学薬品性などの特徴を有する合成ゴムで、主に各種自動車部品・電線・ベルト・ホースといった工業用ゴム製品や接……
ゴムタイムス社 16年の合成ゴム生産能力 IRが6000t増加 SBRとBRは減少 2017年4月26日 11時 経済産業省はこのほど、昨年12月末時点の化学メーカー各社の合成ゴム(ソリッド:SBR、BR、IR)の生産能力をまとめ、発表した。 それによると、JSRはSBRが27万8000t/年、BRが6万3000t/年、IRが4万t/年で、SBRは前年同期に比べ5000t減少、BRは同1000t減少、IRは同……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴムへの強い価格圧力 2017年4月24日 9時 ランクセスの2017年度の活動に関する記者説明会で、辻英男社長は独ランクセスの16年度の業績に触れ、その中で合成ゴム部門の「アランセオ」の現状について「強い価格プレッシャーを受けている」と述べた。 16年度の売上高は前年比3%減だった。その要因として、辻社長は「一昨年から続いているナフサと原油価格……
ゴムタイムス社 17年2月の合成ゴム生産 2ヵ月ぶりに増加 ほぼ全品目でプラスに 2017年4月19日 16時 合成ゴム工業会まとめによる2月の合成ゴム生産量は、合計13万5404tで前年同月比2・5%増となり、前月の5ヵ月ぶり減少から増加に転じた。 タイヤの生産は依然として前年実績を下回っているが、2月の工業用ゴム製品の生産が7ヵ月連続で増加したこと、その他のゴムホースが同33・2%増、高圧用ゴムホースは1……
ゴムタイムス社 合成ゴム各社の品種別生産能力 S-SBRは4社合計で57万3000t体制(17年3月現在) 2017年4月19日 11時 本紙ではこのほど2017年3月末現在の合成ゴム各社の品種別生産能力をまとめた。 低燃費タイヤ向けSーSBRは海外工場を含め,JSRが16万t、日本ゼオンが12万5000t、旭化成が24万t、住友化学が4万8000tの計57万3000。 旭化成は川崎工場(16万5000t。うち10万5000tがS―SBRと……
ゴムタイムス社 17年1月の合成ゴム生産 5ヵ月ぶりに減少 SBRの不調響く 2017年3月24日 14時 合成ゴム工業会まとめによる1月の合成ゴム生産量は、合計14万5904tで前年同月比5・4%減となり、5ヵ月ぶりに減少した。 品種別では、工業用ゴム製品が6ヵ月連続で増加していることから、NBRやCR、BRは好調だった。しかし、タイヤの生産が伸び悩んでいるため、ボリュームの大きな
ゴムタイムス社 旭化成 合成ゴムや熱可塑性エラストマーなど値上げ 2017年2月27日 12時 旭化成は2月27日、合成ゴムや熱可塑性エラストマーなどを3月15日出荷分から値上げすると発表した。 対象製品はBR、SBR(油展・非油展、ジエン・タフデン・アサプレン)、スチレン系特殊透明樹脂(アサフレックス)、スチレン系熱可塑性エラストマー(タフプレン・アサプレンTなど)、水添スチレン系熱可塑性……
ゴムタイムス社 16年1~12月の合成ゴム生産 EPT除き前年割れに 全体では6%減少 2017年2月21日 13時 合成ゴム工業会がこのほどまとめた16年の合成ゴム品種別生産実績よると、累計の生産量は全体で156万5655t、前年比6・2%減となった。 品種別生産量をみると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは59万9679tで同7・6%減、同じく汎用のBRは28万8649tで同7・1%減となった。 SBRのうち……
ゴムタイムス社 16年12月の合成ゴム生産 4ヵ月ぶりに増加 SBRなど伸びる 2017年2月21日 13時 合成ゴム工業会まとめによる昨年12月の合成ゴム生産量は、合計15万3497tで前年同月比0・7%増となり、4ヵ月ぶりの増加となった。 品種別では、ボリュームの大きいSBR・SBRソリッド・SBRノンオイルが増加したほか、CR・EPTもプラスとなった。自動車の生産が回復傾向にあることから、
ゴムタイムス社 原料メーカー11社の4~12月期 為替、売値低下が色濃く反映 2017年2月20日 6時 合成ゴム・化学メーカーの2017年3月期第3四半期決算から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。各事業部の売上高にエラストマーの売上が含まれている。 ◆JSR 合成ゴムの販売については、販売数量はタイの合弁会社JSR BST Elastomer Co.,Ltd.(JBE)での溶……
ゴムタイムス社 16年11月の合成ゴム生産 3ヵ月連続で減少 EPTは2桁増 2017年1月26日 13時 合成ゴム工業会まとめによる昨年11月の合成ゴム生産量は、合計13万2287tで前年同月比5・7%減となり、3ヵ月連続の減少となった。 品種別では、SBRノンオイル・NBR・CR・EPTが増加したほかは全て減少となった。11月の四輪車の生産が同6・6%増となったことに加え、インフラ整備も進んでいること……
ゴムタイムス社 JSR 合成ゴム・エマルジョン製品を値上げ 2017年1月25日 11時 JSRは1月24日、合成ゴム・エマルジョン製品を2月1日納入分から値上げすると発表した。 価格改定幅は、合成ゴムはSBRノンオイルが65円/kg以上、SBRオイル入りが55円/kg以上、BRノンオイルが75円/kg以上、HSRが50円/kg以上、NBR高ニトリルが50円/kg以上、NBR中高ニトリルが55円……
ゴムタイムス社 16年10月の合成ゴム生産 2ヵ月連続で減少 EPTは大幅増 2017年1月11日 12時 合成ゴム工業会まとめによる昨年10月の合成ゴム生産量は、合計10万6285tで前年同月比22・9%減となり、2ヵ月連続の減少となった。 品種別では、CRとEPTが増加した以外はいずれも大幅減となった。自動車生産が3ヵ月ぶりに減少に転じたことで、
ゴムタイムス社 1~9月期の合成ゴム出荷 輸出微増も国内出荷マイナス 2016年12月20日 10時 日本ゴム工業会がこのほどまとめた1~9月の合成ゴム品種別出荷実績によると、前年同期と同様、輸出出荷は微増となったものの、国内出荷がマイナスとなったことにより、104万7079tで前年同期比1・2%減となった。 国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが同5・0%減、BRソリッドは同5・……
ゴムタイムス社 16年1~9月の合成ゴム生産 EPT微増以外は前年下回る 2016年12月1日 11時 合成ゴム工業会がこのほどまとめた1~9月の合成ゴム品種別生産実績よると、累計の生産量は全体で117万3586t、前年同期比5・2%減となった。 品種別生産量をみると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは
ゴムタイムス社 16年9月の合成ゴム生産 2ヵ月ぶりに減少 SBRはプラスに 2016年11月28日 12時 合成ゴム工業会まとめによる9月の合成ゴム生産量は、合計12万8830tで前年同月比9・6%減となり、前年同月が18・5%増と大幅に伸びた反動もあって、7ヵ月ぶりに前年実績を上回った8月から一転して2桁近い減少となった。 品種別でSBRとSBRソリッド、SBRオイルが増加し、それ以外はいずれもマイナス……
ゴムタイムス社 原料メーカー11社の4~9月期 原料価格低下、円高響く 2016年11月28日 9時 合成ゴム・化学メーカーの2017年3月期第2四半期決算から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。各事業部の売上高にエラストマーの売上が含まれている。 ◆JSR 合成ゴムの販売については、販売数量はタイの
ゴムタイムス社 16年8月の合成ゴム生産 7ヵ月ぶりに前年実績上回る BRは3割増加 2016年10月25日 9時 合成ゴム工業会まとめによる8月の合成ゴム生産量は、合計14万547tで前年同期比0・7%増となり、7ヵ月ぶりに前年実績を上回った。 品種別ではNBRとBR、EPTが増加し、それ以外はいずれもマイナスとなった。3品種の増加は、8月の
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 気がかりな海外の2つの動き 2016年10月24日 10時 海外から大きなニュースが相次いで入ってきた。いずれもゴム企業の業績に影響を与える可能性があり、その行方が気がかりだ。 一つは、石油輸出国機構(OPEC)が9月28日の臨時総会で、加盟14ヵ国の原油生産量を現在の3324万バレルから、3250万~3300万バレルに制限することで合意したことである。 ……
ゴムタイムス社 創刊70周年特別企画 合成ゴム業界の現況 2016年10月24日 9時 15年は過去2番目の水準 海外市場見込み生産を拡大 15年の合成ゴム生産はプラスとなったが、1~3月は前年実績割れとなった。合成ゴムを取り巻く需要環境は大きく変化しており、主力需要先であるタイヤ生産を始め、各種工業用ゴム製品の需要の減少、供給過剰や販売競争激化に伴う海外市況の軟化に加え、年初からの為替……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】宇部興産 マレーシア能増は来年意思決定 2016年10月17日 7時 宇部興産の合成ゴム事業は、コバルト触媒で重合するハイシスBRの製造・販売が中心。標準グレードの「UBEPOL BR150」の他、省燃費性などの物性に優れた「同BR150L」や、省燃費性に加え軽量化・薄肉化が特長の「同VCR」など、高機能グレードをラインナップする。 BRの主な需要先は自動車用タ……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】大阪ソーダ 海外事業のさらなる拡大へ 2016年10月17日 7時 大阪ソーダ(佐藤存社長、大阪市西区)は、各種自動車部品に欠かせない世界トップシェアの特殊ゴム「エピクロルヒドリンゴム」を中心に、合成ゴム事業を展開している。 同社のエピクロルヒドリンゴムは、独自に開発したプロセスで生産され、耐熱性・耐油性・低温特性などの物性バランスに優れていることが特長。 そ……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】日本ゼオン S―SBR 18万t体制に 2016年10月17日 7時 日本ゼオンは先に住友化学と溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)事業の統合に向けた検討を開始することで基本合意、統合効果の調査・検討を経て、12月末に最終契約を締結する予定だ。計画では両社の子会社を含めたS―SBR事業の合弁会社を設立、新会社の営業開始を来年4月としている。 S―SBR事業で……
ゴムタイムス社 16年7月の合成ゴム生産 6ヵ月連続で減少 EPTは3割増加 2016年9月23日 16時 合成ゴム工業会まとめによる7月の合成ゴム生産量は、合計13万625tで前年同期比4・3%減、6ヵ月連続で減少となった。 品種別ではBRとEPTが増加したものの、それ以外はいずれもマイナスとなった。BRとEPTの増加は、
ゴムタイムス社 原料メーカー11社の4~6月期 原料安、円高が色濃く反映 2016年9月12日 9時 省燃費対応ゴムの出荷堅調 合成ゴム・化学メーカーの2017年3月期第1四半期決算から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。各事業部の売上高にエラストマーの売上が含まれている。 ◆JSR 合成ゴムの販売については、国内タイヤ需要の不調に伴い国内販売が低調だったが、タイの
ゴムタイムス社 1~6月期の合成ゴム出荷 輸出微増も2・2%減 2016年9月8日 17時 日本ゴム工業会がこのほどまとめた1〜6月の合成ゴム品種別出荷実績によると、前年同期と同様、輸出出荷は微増となったものの、国内出荷がマイナスとなったことにより、70万695tで前年同期比2・2%減となった。 国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが同7・8%減、BRソリッドは
ゴムタイムス社 16年6月の合成ゴム生産 生産量合計が5%減 2016年8月24日 10時 合成ゴム工業会まとめによる6月の合成ゴム生産量は、合計12万9580tで前年同期比5・1%減、5ヵ月連続で減少となった。 1~6月の累計では合計77
ゴムタイムス社 16年1~6月の合成ゴム生産 SBR生産量6%減少 2016年8月23日 12時 合成ゴム工業会はこのほど2016年1~6月の合成ゴム品種別生産実績をまとめたが、それによると累計の生産量は全体で77万3584t、前年同期比5・6%減となった。 品種別生産量をみると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは
ゴムタイムス社 16年5月の合成ゴム生産 生産量11%減少 2016年7月27日 12時 合成ゴム工業会まとめによる5月の合成ゴム生産量は、合計12万9731tで前年同期比10・9%減、4ヵ月連続で減少となった。 1~5月の累計では合計64
ゴムタイムス社 16年4月の合成ゴム生産 生産量3ヵ月連続減少 2016年6月28日 12時 合成ゴム工業会まとめによる4月の合成ゴム生産量は、合計12万5700tで前年同期比4・6%減、3ヵ月連続で減少となった。 1~4月の累計では合計51
ゴムタイムス社 16年1~3月の合成ゴム品種別出荷 国内EPDMは2割増加 2016年6月15日 15時 日本ゴム工業会がこのほどまとめた1~3月の合成ゴム品種別出荷実績によると、国内向け出荷の減少に加え、昨年は2桁増だった輸出も減少に転じたことから、35万8987tで前年同期比3・0%減となった。 国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが同8・2%減、BRソリッドは同8・4%減、工業用品……
ゴムタイムス社 原料メーカー11社の16年3月期 汎用ゴムは売上高減少 2016年6月9日 16時 特殊ゴムは海外市場で堅調推移 合成ゴム・化学メーカーの2016年3月期決算から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。汎用ゴムは製品価格の低下および販売量が減少、特殊ゴムは昨年12月末までの円安により海外市場で堅調推移した。各事業部の売上高にエラストマーの売上が含まれている。 ◆……
ゴムタイムス社 取材メモ 差別化・特殊化を一層強化 2016年5月30日 8時 宇部興産の山本謙社長は5月18日に発表した新中期経営計画の中で、合成ゴムに関しては、従来から進めている「差別化・特殊化」を一層強化していく方針を示した。 これまでも大手タイヤメーカーとの共同開発を行ってきたが、今後は
ゴムタイムス社 16年1~3月の合成ゴム生産 累計生産量4%減少 2016年5月23日 14時 合成ゴム工業会はこのほど2016年1~3月の合成ゴム品種別生産実績をまとめたが、それによると累計の生産量は全体で38万8573t、前年同期比4・2%減となった。 品種別生産量をみると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】大阪ソーダ 中国、タイで販売会社統合 2016年5月16日 8時 ㈱大阪ソーダ(佐藤存社長、大阪市西区)は現在推進中の中期経営計画「NEXT FRONTIER-100」で創業事業であるクロール・アルカリ事業をベースに合成ゴム、合成樹脂、医薬品関連、エネルギー・環境等の事業再構築・再強化を進めている。 合成ゴム事業ではエピクロルヒドリンを主原料とした「エピクロ……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】日本ゼオン 第2期プラントが完工 2016年5月16日 7時 日本ゼオンはシンガポールの溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)の製造プラント(年産3万5000t)の第1期に続き、第2期の建設を進めていたがこのほど完成、4月6日、現地で竣工式が行なわれた。第2期の生産量は3万5000t、第1期の3万5000tと合わせ、合計7万t体制となる。 同社では今後……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】旭化成 S-SBRは順調に拡大 2016年5月16日 7時 旭化成は4月1日付けて旭化成ケミカルズなど子会社 を吸収合併した。併せて高機能ポリマー事業本部を立ち上げ、合成ゴムについてはその一事業部として事業を行っていくことになった。 同社の15年度の合成ゴム事業は「景況感としては良くないが、ボリュームとしては当初思い描いていた通り、市場を上回る伸びを達成で……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】三井化学 超耐熱・耐寒グレードを開発 2016年5月16日 7時 三井化学(淡輪敏社長、東京都港区)のエラストマー事業部はEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)の新グレードとして、超耐熱性グレード「メタロセンVNBーEPT」(アクリルゴム代替)と、超耐寒性グレード「メタロセンEBT」(シリコーンゴム代替)の2種を開発、顧客でのサンプル評価も順調で、本……
ゴムタイムス社 15年の合成ゴム生産能力 SBRは3000t増加 2016年5月10日 10時 経済産業省はこのほど、昨年12月末時点の化学メーカー各社の合成ゴム(ソリッド:SBR、BR、IR)の生産能力をまとめ、発表した。 それによると、JSRはSBRが28万3000t/年、BRが6万4000t/年、IRが3万9000t/年で、SBRは
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】生産上向くも出荷ダウン 2016年5月2日 7時 S─SBR 需要拡大も成長率鈍化 合成ゴムを取り巻く需要環境が大きく変化してきた。主力需要先であるタイヤ生産はじめ各種工業用ゴム製品の需要ダウン、供給過剰や販売競争激化に伴う海外市況の軟化に加え、年初からの為替円高により合成ゴム事業の更なる収益圧迫が懸念される。合成ゴム各社の現況を追った。 合成……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】東ソー 接着剤用途拡販に注力 2016年5月1日 10時 東ソー(東京都港区、山本寿宣社長)のポリマー事業部・合成ゴムグループは、クロロプレンゴム(CR)「スカイプレン®」および、クロロスルホン化ポリエチレン「TOSO-CSM®」を手がけている。 15年度のCR需要はグローバルでも微減で推移。同社でも特に南米では自動車減産の影響や接着剤低迷で需要が落ち込……