ゴムタイムス社 三井化学の橋本専務が新社長に 成長領域分野に注力 2020年2月7日 7時 三井化学は2月5日、同日開催の取締役会で、代表取締役・社長執行役員に橋本修取締役・専務執行役員(56歳)が就任する人事を内定したと発表し、都内で記者会見を開催した。4月1日付で就任する。なお、淡輪敏代表取締役・社長執行役員(68歳)は代表権のある会長に就く。 淡輪社長は6年ぶりとなった社長交代につい……
ゴムタイムス社 年頭所感 三井化学 淡輪敏社長 2020年1月9日 12時 新年明けましておめでとうございます。 残念ながら一昨年に続いて昨年も事故・トラブルが発生し、撲滅には至っていません。言うまでもなく、安全は当社グループの全ての事業活動の原点であり大前提です。年頭にあたり、今一度「安全は全てに優先する」方針を社員一人ひとりが心に刻み、今年こそ徹底して事故ゼロを目……
ゴムタイムス社 取材メモ 選ぶものではなく、育てるもの 2019年12月6日 11時 「後継者は選ぶものではなく、育てるもの」とは、三井化学淡輪敏代表取締役社長の言葉。11月15日に開催された経営概況説明会において後継者についての質問に答えたもの。 淡輪社長は、「後継者へどのようにバトンを渡していくの
ゴムタイムス社 成長3領域が着実に成長 三井化学が経営概況説明会 2019年11月19日 19時 三井化学は11月15日、東京都港区の本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が今年度の業績と見通し、各事業のトピックスを説明した。 20年3月期上期は、営業利益が345億円で前年同期比152億円減、経常利益が326億円で同258億円減、純利益が118億円で同300億円減となり、「市況の悪化や事故など……
ゴムタイムス社 廃プラのマテリアル試験 三井化学 軟包材で実証開始 2019年11月18日 10時 三井化学は11月15日、食品包装に代表される軟包材を対象に、廃プラスチック削減に向けたマテリアルリサイクルの実証試験を開始したと発表した。 プラスチック循環利用協会が2017年に発表したプラスチックのマテリアルフロー図によると、日本における廃プラスチックの総排出量は年間約900万tあるとみられ、そ……
ゴムタイムス社 三井化学 新素材フォルティモ エレコムスマホケースに採用 2019年11月13日 10時 三井化学は11月11日、同社の新規熱可塑性ポリウレタン「フォルティモ」が、エレコムの最新スマートフォンケース「極み」シリーズに採用されたと発表した。経年劣化による黄変を防ぎ、美しい透明感を持続させる特性が高く評価された。 フォルティモは、従来、技術的に難しいとされ実現できなかった「無黄変性」と「高……
ゴムタイムス社 台風被災に500万円寄付 三井化学 物資も支援 2019年11月6日 13時 三井化学は11月5日、台風15号と19号の被災者および被災地の支援のため、日本赤十字社を通じて、義援金500万円を寄付すると発表した。また、会社と社員有志による共同CSR活動「ちびっとワンコイン」からも日本赤十字社に寄付する。 なお、同社グループでは、市原市や緊急災害対応アライアンス「シーマ」の要請……
ゴムタイムス社 三井化学 海外販売 期初予想下回る 差別化製品 自動車部品で評価 2019年11月5日 9時 三井化学(東京都港区、淡輪敏社長)が製造・販売するエチレン・プロピレンゴム(EPDM)「三井EPT」。足元の需要環境について、エラストマー事業部の水川修一EPTグループリーダーは「取引先の部品メーカーやコンパウンダーからの引き合いがかなりスローダウンしている」と説明する。 千葉県の市原工場(公……
ゴムタイムス社 三井化学がK2019出展 ミラストマーなど訴求 2019年10月16日 15時 三井化学は10月15日、独デュッセルドルフで10月16~23日に開催される欧州最大規模のプラスチック展「K2019」に、同社グループとして出展すると発表した。 循環掲示に貢献するイノベーティブな材料や、自動車、包装材料を中心に、欧州市場に高機能製品・技術を紹介する。 展示する主な製品は、 オレフィン系熱……
ゴムタイムス社 環境省の実証事業に採択 三井化学のバイオPP 2019年9月27日 13時 三井化学は9月26日、環境省がGHG削減施策の一環として実施する「令和元年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」において、同社のバイオポリプロピレン(バイオPP)実証事業が採択されたと発表した。 今後、同社は世界初となるバイオPPの工業化実証試験を行い、技術面、品質面、……
ゴムタイムス社 三井化学 車内装の高級化に対応 TPSで光透過表皮材開発 2019年9月24日 10時 三井化学(東京都港区、淡輪敏社長)の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」事業は、成長基調が続くものの、今年度上期は、中国を筆頭に世界的に自動車生産が低調なことで、対前年度比では大きな販売増は困難な状況だ。同社は「自動車生産の減少と同程度の販売減はやむを得ない」(機能性コンパウンド事業部ミラストマ……
ゴムタイムス社 三井化学 九州北部を支援 マットレス製品などを提供 2019年9月9日 13時 三井化学は9月5日、九州北部大雨の被災者及び被災地の支援のため、緊急災害対応アライアンス「シーマ」の要請により、同社関連製品の物資を佐賀県杵島郡大町町に提供したと発表した。 提供内容はウレタンマットレス200枚、ブルーシート200枚。大町町の総合福祉保健センターと大町町公民館に提供された。 ま……
ゴムタイムス社 新ロボカーのシートに採用 三井化学のバイオプラ原料 2019年7月24日 11時 三井化学は7月23日、同社と韓国の三井化学SKCポリウレタンが、環境負荷低減に貢献する植物由来のバイオマスプラスチック原料であるバイオポリオール「エコニコール」が、株式会社ZMPが販売する自動運転車両ロボカー・シリーズの新モデル「ロボカー・ウォーク」に採用されたと発表した。 ロボカー・ウォークは……
ゴムタイムス社 ペリクルで蘭企業と契約 三井化学、岩国に新設備 2019年6月3日 14時 三井化学は5月31日、半導体露光機のグローバルトップメーカーであるオランダのASML社と、EUV対応ペリクル事業の独占ライセンス契約を締結したと発表した。同日開催の経営概況説明会で淡輪敏社長が明らかにした。 これにより、EUVペリクルの生産権と生産販売権を取得し、同社は山口県の岩国大竹工場内に生……
ゴムタイムス社 PPコンパウンドを能増 三井化学、タイで1・3万t 2019年6月3日 14時 三井化学は5月31日、ポリプロピレン(PP)コンパウンドのグローバルでの需要拡大に対応するため、タイのグランド・サイアム・コンポジッツ社に生産設備を増設すると発表した。同日開催の経営概況説明会で淡輪敏社長が明らかにした。 能力増強は2020年5月に完工し、同年6月に営業運転を開始する計画で、増強……
ゴムタイムス社 3年で4300億円投資 三井化学が経営説明会 2019年6月3日 14時 三井化学は5月31日、東京・汐留の本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が18年度決算と19年度の見通し、各事業やESGのトピックスを説明した。 18年度決算は、売上高が1兆4829億円で前期比12%増、営業利益は934億円で同10%減となり、淡輪社長は「大阪工場の火災、台風、アンモニアのトラブルにより……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 差別化グレードで需要拡大 海外市場の販売体制強化 2019年5月10日 13時 エチレン・プロピレンゴム(EPDM)の「三井EPT」を製造・販売する三井化学のエラストマー事業部は、競合メーカーの能力増強が相次ぐ中、差別化製品に注力して、市況変動の影響を受け難い事業体質を構築する方針だ。 EPDMをめぐっては、ダウの米国プラントが昨年本格稼働し、住友化学の中東プラントが19年……
ゴムタイムス社 三井化学が新プラント起工式 ルーカント事業の強化目的 2019年5月7日 16時 三井化学は市原工場(千葉県市原市)において、炭化水素系合成油ルーカントを製造する新プラントの起工式を25日に執り行ったと発表した。新プラントは2021年2月に営業運転を開始する予定としている。 ルーカントは同社が世界で初めて商品化した高性能炭化水素系合成油。粘度の温度依存性が小さく、剪断安定性・……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 米のTPV工場 10月に稼働 車内装、表皮材需要が拡大 2019年4月8日 16時 三井化学の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」事業の19年3月期は、中国への輸出が秋口に一時減速した影響を受けたものの、前年度比で約10%の販売増を達成する見込みだ。 一昨年に旭化成のTPS事業を買収しスチレン系の架橋型製品を拡充したほか、TPVは日、中、独の3拠点に加え、北米で年産6000t規模……
ゴムタイムス社 三井化学が化学技術賞 新型ポリマー開発と実用化で 2019年3月28日 18時 三井化学は3月19日、このほど日本化学会より平成30年度日本化学会の「化学技術賞」を受賞し、同月17日に表彰を受けたと発表した。 化学技術賞は、日本の化学工業技術に関して、創造性と成果が特に顕著な者に対して授与されるもの。 今回の受賞は、同社が持つ独自の触媒・合成技術を活用したポリオレフィンとシリコ……
ゴムタイムス社 三井化学、中国に新拠点 長繊維GFPPを生産 2019年3月7日 12時 三井化学は3月5日、同社グループの中国の製造拠点である三井化学複合塑料(中山)有限公司にガラス長繊維強化ポリプロピレンの生産設備を新設すると発表した。 生産設備新設は、2020年に完工、同年9月に営業運転の開始予定、生産能力は年産3500tとなっている。 長繊維GFPPの製造拠点は、日本、米国……
ゴムタイムス社 三井化学のシンガ子会社 αメチルスチレン生産開始 2019年1月17日 10時 三井化学は1月15日、シンガポールにある子会社の三井・フェノール・シンガポールが「αーメチルスチレン」の生産を開始すると発表した。 αーメチルスチレンは、フェノールを生産する際に副生する芳香族化合物で、精製することにより樹脂や添加剤などの原料に使用される。需要は世界経済の成長を背景に堅調に伸びてお……
ゴムタイムス社 プライムポリマー 新社長に藤本健介取締役が就任へ 2018年11月15日 15時 三井化学は11月15日、プライムポリマーの代表取締役社長に藤本健介氏が就任すると発表した。就任予定日は2019年1月1日。 藤本氏は現在、三井化学理事兼プライムポリマー取締役企画管理部長で、社長就任後もいずれも継続する。 プライムポリマー現社長の浜田直士氏は、三井化学執行役員基盤素材事業本部に就任……
ゴムタイムス社 三井化学 経営概況説明会を開催 3年で3600億円投資へ 2018年11月15日 13時 三井化学は11月15日、本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が18年度決算見通し及び各事業領域のトピックスについて説明を行った。 19年3月期上期実績は営業利益497億円、経常利益584億円、当期純利益418億円となり、「いずれも上期の利益項目で過去最高となった」(淡輪敏社長)とし、これを受けて通……
ゴムタイムス社 日本ゴム協会関東支部 第41回総合紹介講演会開催 講演と展示で新製品・技術を紹介 2018年10月24日 16時 日本ゴム協会関東支部は10月22日、東京都大田区産業プラザ(PiO)小展示ホールで第41回総合紹介講演会「新しい製品と技術の紹介」を開催した。午前と午後に分かれた講演会にはユーザーや協会関係者など110人が来場し、ゴム関連企業14社の担当者が最新の製品と技術を説明した。 午前の部では、ブッス・ジャパン……
ゴムタイムス社 三井化学 エラストマー・機能性コンパウンド製品を値上げ 2018年10月18日 14時 三井化学は10月18日、同社エラストマー製品および機能性コンパウンド製品を11月1日納入分より10円/kg以上値上げすると発表した。 エラストマー製品はタフマー、三井EPT、ビューロン、機能性コンパウンド製品はアドマー、ミラストマーが対象となっている。 主原料であるナフサ価格の高騰に加え、副資材やユー……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 ミラストマー6万t体制へ ラインアップ拡充で事業拡大 2018年8月31日 10時 三井化学の機能性コンパウンド事業部では、熱可塑性エラストマー「ミラストマー」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進め、2021年までに生産能力を6万tまで拡大する方針だ。 同事業部の18年度の需給動向は計画通りに推移し、上期は前年度比10%超の販売増となる見通しで、各製品……
ゴムタイムス社 三井化学 超高分子量PEを能増 15%増の年産8500tに 2018年8月30日 10時 三井化学は8月29日、自動車用及び産業用バッテリーの需要拡大に対応するため、山口県にある岩国大竹工場の超高分子量ポリエチレン「ハイゼックスミリオン」の生産設備を増強し、8月7日より営業運転を開始したと発表した。 同社の同製品の生産能力は7500t/年から約15%増強され、8500t/年となった。 ……
ゴムタイムス社 三井化学 タフマー2・5万t能増へ シンガポールで20年目途 2018年8月27日 10時 三井化学は8月24日、シンガポールの子会社、三井エラストマーズシンガポール社の高機能エラストマー「タフマー」の生産能力を増強すると発表した。 同国ジュロン島内の工場の生産能力を年産20万tから22万5000tに増強する計画で、2020年7月に完工する予定。 タフマーは世界トップシェアを有する樹脂改質……
ゴムタイムス社 三井化学 印の新拠点が稼働開始 PUシステム年産1万5000t 2018年8月9日 17時 三井化学は8月9日、三井化学SKCポリウレタン(MCNS)がインドに設立したシステムハウス拠点、MCNSポリウレタンインド(MCNS―IN)が、7月から新工場の営業運転を開始し、8月8日に竣工式を行ったと発表した。 新工場は、インドのアンドラ・プラデシュ州に位置し、ポリウレタンシステム製品を年間……
ゴムタイムス社 三井化学 大阪工場用役プラントで火災 2018年6月22日 15時 三井化学は6月21日、同日午後4時40分頃、同社大阪工場(大阪府高石市高砂)で火災事故が発生したと発表し、翌22日にわたり状況を公表した。 発生場所は同工場の用役プラントで、21日午後4時40分ごろ煙突から炎が確認され、消防へ通報し、消火活動が開始され、22日午前0時ごろ火災が沈静化し、午前8時30分に鎮圧……
ゴムタイムス社 三井化学 EPDMを7月から スチレン系TPEは第2次 2018年6月15日 10時 原料値上げラッシュ エラストマーの主原料である国産ナフサ価格の高騰やユーティリティコスト、物流費の上昇に対応した合成ゴムはじめ熱可塑性ェラストマー、汎用樹脂の値上げ発表が相次いでいる。三井化学が同社の合成ゴム「三井EPT」の製品価格を7月2日納入分より5円/㎏以上値上げするほか、クラレ、クレイ……
ゴムタイムス社 三井化学 「フォルティモ」開発で「日本ゴム協会賞」を受賞 2018年6月4日 17時 三井化学は6月4日、一般社団法人日本ゴム協会が5月30日に開いた第7回定時社員総会において、同社が世界で初めて開発した高弾性脂環式ポリウレタンエラストマー「フォルティモ」が同協会の「日本ゴム協会賞」を受賞したと発表した。 コーティング、接着剤、シーラント及びエラストマーなどに使用されるポリウレタ……
ゴムタイムス社 三井化学 蘭に欧州初のコンパウンド拠点 2018年5月31日 13時 三井化学とプライムポリマーは5月30日、三井物産と3社共同で自動車の軽量化に貢献するポリプロピレン(PP)コンパウンドのグローバルでの需要拡大に対応するため、オランダChemelot工業区内に欧州初の自社生産拠点「ミツイ・プライム・アドバンスド・コンポジット・ヨーロッパB.V.」を設立し、2020……
ゴムタイムス社 三井化学 経営概況説明会を開催 ミラストマー6万t体制へ 2018年5月31日 13時 三井化学は5月30日、東京・汐留の本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が17年度決算と18年度予算、各事業領域やESGのトピックスについて説明を行った。 17年度通期の実績は、営業利益が1035億円、経常利益は1102億円、当期純利益は716億円となり、いずれも前期に続き過去最高益を更新した。 18……
ゴムタイムス社 プライムポリマー GFPPを量産化へ 19年9月に年産3500t 車軽量化で需要見込む 2018年5月23日 12時 三井化学とプライムポリマーは5月22日、プライムポリマーがガラス長繊維強化ポリプロピレン(GFPP)「モストロン―L」の生産設備を新設すると発表した。 新設場所はプライムポリマー姉崎工場(千葉県市原市)で、新設備能力は3500t/年。2019年9月に営業運転を開始する予定。 モストロン―Lは、プ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 差別化EPTを量産化 アクリル、シリコーン代替で 2018年4月13日 10時 三井化学のエラストマー事業部は競合メーカーの相次ぐプラント建設で販売競争が激化する中、同社が開発したEPT(エチレン・プロピレン・ジ エン共重合ゴム)の差別化商品の拡販により、市況の大きな下落の影響を受けない事業体質を構築する方針だ。 同社が開発した超耐熱性グレード「メタロセンVNB―EPT」及……
ゴムタイムス社 三井化学 米製造拠点で「ミラストマー」生産設備新設 2018年3月26日 16時 三井化学は3月26日、同社グループの米国の製造拠点であるアドバンスド・コンポジット・オハイオ工場内にオレフィン系熱可塑性エラストマー「ミラストマー」の生産設備を新設すると発表した。 新設備能力は1ライン・6000t/年。2019年1月着工、6月完工、10月営業運転開始予定。 ミラストマーは、オレフ……
ゴムタイムス社 三井化学 モビリティ事業を拡大 2017年11月16日 13時 自動車の音響対策に新提案 三井化学は11月15日、本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が17年度決算見通し及び今年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画(17~19年度)での対処すべき経営課題を明らかにした。 18年3月期上期実績は営業利益482億円、経常利益499億円、当期純利益382億円となり、これ……
ゴムタイムス社 三井化学 旭化成のTPS事業買収へ 2017年11月13日 16時 三井化学は11月13日、旭化成のスチレン系架橋型熱可塑性エラストマー(TPS、製品名称「サンヴィーオ」)事業を12月1日を目途に買収すると発表した。 三井化学の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」はこれまで、自動車向けでは架橋型(TPV)で内装表皮やウェザーストリップ、ステアリングブーツなど、非架橋……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 国内、中国工場は高稼働を維持 差別化商品で事業基盤強化 2017年10月13日 13時 三井化学のEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)は、ウェザーストリップや各種ホース類などの自動車部品(7割)を中心に使われているほか、一般工業向け(3割)としてOAロールや建材などでも使用されている。 今上期の需給動向については、自動車生産の増加に支えられ、国内市原工場(年産9万500……
ゴムタイムス社 三井化学 熱可塑性エラストマー増産設備の運転開始 2017年10月6日 12時 三井化学は10月5日、熱可塑性エラストマーの需要拡大に対応するため、子会社のサンアロイで増設を進めてきた「ミラストマー」生産設備1系列(年産能力5000t)が、1日から営業運転を開始したと発表した。 これにより、同社のミラストマー国内年産能力は2万tから2万5000tに増強されたことになる。 ミ……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 TPOを世界7拠点で生産 ラインアップ拡充で事業拡大 2017年9月29日 15時 三井化学の機能性コンパウンド事業部ではオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)「ミラストマー®」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進める一方、新グレードとして新架橋システムを導入した「Aシリーズ」(TPV)はじめ、新たに非架橋のエアバッグカバーケース専用グレード「T……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 環境規制が追い風に 2017年8月7日 9時 旭化成と三井化学が相次いで海外拠点の能力増強に関する発表を行った。いずれも世界的な環境規制の強化により、製品需要が高まったことに対応するものだ。今後、環境規制はますます強まっていくと考えられ、技術力のある日本企業にとって、こうした状況は追い風になると言える。 旭化成は7月24日、シンガポールの低……
ゴムタイムス社 三井化学の4~6月期 経常利益が2割増加 2017年8月3日 16時 三井化学の2018年3月期第1四半期連結決算は、売上高が3090億円で前年同期比5・2%増、営業利益は273億円で同6・8%増、経常利益は283億円で同21・4%増、四半期純利益は、227億円で同40・1%増となった。 売上高については、ナフサなどの原燃料価格上昇と為替変動に伴う販売価格上昇の影響……
ゴムタイムス社 三井化学 市原工場・茂原分工場で火災発生 2017年7月31日 14時 三井化学は7月27日、市原工場・茂原分工場で同日11時4分ごろ火災事故が発生したと発表した。 同事故で、協力会社の男性社員3人、女性社員1人が負傷したが、いずれも軽症。火災発生場所は茂原分工場トナー用バインダー樹脂製造設備で、物的被害は調査中だ。
ゴムタイムス社 三井化学 3拠点でPPコンパウンドの生産能力を増強 2017年7月26日 12時 三井化学は7月25日、同社とプライムポリマーが、ポリプロピレン(PP)自動車材のグローバルでの需要拡大に対応するため、米国・メキシコ・インドの3拠点で行っていたPPコンパウンドの生産能力増強工事が完了し、いずれも営業運転を開始したと発表した。 環境規制の強化により軽量化ニーズが高まる中で、今後も……
ゴムタイムス社 取材メモ ミラストマー事業を社長表彰 2017年6月26日 9時 今年度を初年度とする新中計を発表した三井化学の淡輪敏社長は、モビリティ事業に関する説明の中で、4月にミラストマー事業に対し社長賞の表彰を行ったことを紹介した。 同事業は2008~10年ごろは赤字だった。しかし、従来の自動車内装表皮材やガラスのシール材などの採用拡大に加え、エアバッグカバーやステア……
ゴムタイムス社 物質・材料研と化学4社がオープンイノベーション推進へ 2017年6月20日 14時 物質・材料研究機構(NIMS)と三菱ケミカル・住友化学・旭化成・三井化学の4社は6月19日、化学業界におけるオープンイノベーションを推進するため、NIMSを中核としたオープンプラットフォーム(MOP:Materials Open Platform)の運用に関する覚書に同日、調印したと発表した。 ……