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≪新たな機能発現を目指して!≫ 高分子の高次構造制御と解析・評価技術

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

■はじめに:
 高分子材料の構造と物性の相関について講述します。また、高分子構造の各種解析技術、高分子材料の各種物性評価技術を解説します。さらに、これらの解析手法によって得られた結果を、新たな機能発現を目指して材料設計する上でどのように活用すればよいかを講述致します。

■受講対象者:
 本テーマに興味のある方でしたら、どなたでも受講可能です。

■必要な予備知識:
 高校卒業レベルの化学の知識。
 さらには、大学の熱力学、物理化学の基礎知識があることが望ましい。

■本セミナーで習得できること(一例):
 ・高分子の一次構造
 ・高分子集合体の階層構造
 ・高分子の構造にかかわる実験法と解析法
 ・高分子の相転移現象(ポリマーブレンド)
 ・高分子の力学物性・熱物性
 ・高分子の結晶化現象
 ・ブロック共重合体のミクロ相分離構造
 ・小角散乱、広角散乱、広角回折、放射光X線散乱、中性子散乱
 ・繊維、フィルム

受講対象者

日時 2016年2月8日10:30~16:30
講師 京都工芸繊維大学 大学院 バイオベースマテリアル学専攻 教授 櫻井 伸一
講師略歴
受講料 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円       *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 情報機構
配布方法
お申込み

プログラム

1.高分子の構造とその解析技術
 1-1 高分子の化学構造
 1-2 高分子の一次構造とその解析技術
   (高分子溶液、高分子メルト、高分子ゲル、X線散乱、中性子散乱)
 1-3 高分子の高次構造とその解析技術(結晶性高分子固体、架橋ゴム)
 1-4 高分子凝集構造とその解析技術(ポリマーブレンド、ブロック共重合体)

2.高分子の熱物性とその解析技術
 2-1 ガラス転移、融解、冷結晶化 
 2-2 ガラス転移の分子論的理解(自由体積論)
 2-3 高分子の結晶化の速度論(Avramiの理論)
 2-4 高分子固体の体積の温度変化と熱物性(比熱、エンタルピー)の関係
 2-5 示差走査熱量(DSC)測定

3.高分子の力学物性とその解析技術
 3-1 応力-ひずみ測定(弾性率、強度、伸度)
 3-2 ゴム弾性
 3-3 高分子の粘弾性の基礎
 3-4 動的粘弾性測定

4.X線散乱法によるナノ構造解析
 4-1 高輝度放射光施設
 4-2 散乱の基礎(電磁波の散乱とフーリエ変換)
 4-3 ナノ構造のサイズを測る(ギニエの法則)、ナノ構造のぶあつい界面を測る(厚みの定量評価)
 4-4 ナノ構造の配列規則性を調べる(繰り返し配列の周期の定量評価)
 4-5 ナノ構造の配向を調べる(2次元散乱パターンの測定)

5.おわりに~新たな機能発現を目指して!(材料設計のヒント)~
 5-1 外場による配向制御
 5-2 ミクロ相分離構造のモルホロジー制御

≪質疑応答・個別質問・名刺交換≫

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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