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『プラスチック発火防止・難燃化技術の基礎と対策』

~プラスチックの燃焼を防ぐには?耐久性・難燃性規格で要点を抑えるべきポイント~ ★安全規格の発火対策の考え方とは?大電流等のデバイスに対応するための電気的特性試験とは?  ★プラスチックの燃焼の定義、プラスチックが炎で燃焼するメカニズム、難燃剤の機能とは?

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

複写機、プリンタ、パソコン、TV等の電気製品、スイッチ、リレー、半導体、コネクタ等の電気部品にはプラスチックの使用が欠かせない。プラスチックは成形しやすく、絶縁物、軽い等の特性から多用されている。プラスチックの原料はもともと石油であり本質的に燃えやすく、またアーク等の電気的な現象で発火しやすいので、プラスチックの使い方には基本的な知識が不可欠である。当セミナーではプラスチックを電気製品、電気部品に使う場合の原理原則を学ぶ。

受講対象者

日時 2016年3月29日13:30~16:30
講師 (株)テクノクオリティー 代表取締役 渡部 利範 工学博士 技術士(電気 電子)、労働安全コンサルタント(電気) (元キヤノン 製品安全技術開発部長)
講師略歴
受講料 【早期割引価格:1名または2名の場合】43,200円(税込、テキスト費用を含む) ⇒3月15日以降のお申込は46,440円(税込、テキスト費用を含む) となります 【3名の場合】64,800円(税込、テキスト費用を含む)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 AndTech
配布方法
お申込み

プログラム

1.電気製品に使われるプラスチック
 1.1 加湿器、複写機 
 1.2 電気部品とプラスチックが近接

2.電気部品の発火事例
 2.1 インレット
 2.2 スィッチ
 2.3 高圧電気部品
 2.4 プリント基板
 2.5 バリスタ
 2.6 ネジ締結部

3.電気製品・電気部品の故障のまとめ
 3.1 プラスチックの燃焼を要因別に考えてみる

4.プラスチックの燃焼
 4.1 燃焼の定義
 4.2 プラスチックが炎で燃焼するメカニズム
 4.3 難燃剤の機能
 4.4 着火開始の指標はないのだろうか?

5. プラスチックの難燃性のUL規格
 5.1 使用対象の可燃性要求事項
 5.2 IEC60950-1cl,1.2.12、HB,V、V2、V0

6.プラスチックの電気的特性試験
 6.1 耐アーク性試験
 6.2 高電圧アークトラッキング
 6.3 大電流アーク発火性
 6.4 耐トラッキング

7.プラスチックの耐久性の安全規格
 7.1 UL476CのRTI
 7.2 ボールプレッシャ試験

8.電気製品・電気部品の発火防止対策
 8.1 大切なのは、発火した時の現象
 8.2 プラスチックの安全性に係わる課題
 8.3 大切なのは、発火した時の現象 
 8.4 電化製品・電子機器の発火対策の原点に帰る
 8.5 安全規格の発火対策の考え方  
 8.6 発火防止の設計思想、電気的対策で電気・電子部品から炎を出さない
 8.7 機械的手法で電気・電子部品からの炎を遮断する
 8.8 バランスのとれた設計思想を目指す

【質疑応答 名刺交換】

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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