受講可能な形式
趣旨
これまでの講師の経験に基づき、ポリウレタンフォームの成形技術の入門講座を開催します。内容としては、原材料・製造方法・設備・性能・用途・トラブル対策など全般にわたって詳しく解説します。即ち、入門から応用まで幅広く解説します。特に、高機能化、高難燃化、新用途展開、新しい技術動向などに焦点を当てて進めたいと思います。ポリウレタン関連の技術者・関係者のご参加を期待します。
受講対象者
日時 | 2015年12月10日12:30~16:30 |
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講師 | 岩崎技術士事務所 所長 技術士(化学部門) 岩崎和男 |
講師略歴 | |
受講料 | 【早期割引価格:1名または2名の場合】43,200円(税込、テキスト費用を含む) ⇒11月26日以降のお申込は46,440円(税込、テキスト費用を含む) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | AndTech |
配布方法 | |
お申込み |
プログラム
0.はじめに
0-1 ポリウレタン(PUR)とは
0-2 ポリウレタンの歴史
0-3 PURフォームの分類
0-4 PURフォームの需要動向
1.ポリウレタン(PUR)の化学
1-1 イソシアナートの化学
1-2 PURの生成反応
1-3 PURの化学量論の考え方
2.PURの原料
2-1 ポリイソシアナート類
2-2 ポリオール類
2-3 発泡剤
2-4 触媒
2-5 その他の原料
3.PURフォームの製造方法、製造設備
3-1 発泡成形方法(製造方法)とフォームの分類
3-2 スラブ法
3-3 モールド法
3-4 連続ラミネート法
3-5 現場発泡法
3-6 その他
4.PURフォームの高機能性/高難燃化と応用事例
4-1 PURフォームの性能
4-2 PURフォームの用途
4-3 PURフォームの代替材料の可能性
4-4 軟質フォームの高機能性・・・クッション性の改善、低破発性、黄変対策など
4-5 硬質フォームの高機能性・・・高断熱性、高強度対策など
4-6 高難燃化のための技術開発のポイント
5.PURフォームの課題と対応
5-1 化学物質関連の法規制動向
5-2 地球環境保全上の課題と対応(地球温暖化対策、ノンフロン対策)
5-3 循環社会形成に基づく課題と対応(スクラップ低減対策、リサイクル対策)
5-4 労働安全衛生上の課題と対応
5-5 新技術・新製品開発への対応
5-6 植物由来の高分子材料の動向
5-7 新しい規格の改正動向
6.品質トラブル対策
6-1 トラブル対策の考え方(キーコンセプト、発泡成形を支配する物理的法則)
6-2 トラブル対策前の確認事項
6-3 軟質フォームのトラブル対策(スラブ発泡法、モールド発泡法)
6-4 硬質フォームのトラブル対策(連続ラミネート法、現場発泡法、サンドイッチパネル法)
6-5 その他の対策(変色、スコーチなど)
7.まとめ(総括)
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。