~基本技術と最近の進歩およびトラブル対策から見た考察~
受講可能な形式
趣旨
ゴムは弾性に富みしかも強度と耐久性に優れた数少ない高分子材料であり、熱可塑性樹脂とは異なった流動特性を示す。材料的には、原料ゴムに加硫剤、補強剤を添加、混合、分散して金型の中で加熱加硫すると粘土のように柔らかいものが高強度品に変化する。
本セミナーではこれらゴム材料の特徴と配合技術、混練技術、加硫および加工技術のポイントをトラブル対策も交えながらわかりやすく解説したい。
〈キーワード〉
高分子材料の物性、成形加工技術、振動減衰材料、高分子難燃化技術
受講対象者
◎ゴム成形加工、混練、金型に携わる初級から中堅クラスの技術者
◎ゴム製品の研究・開発・材料設計に携わっている技術者
◎ゴム成形加工、混練、金型をより理解しようとされている営業担当者
日時 | 2021年7月16日10:30~16:30 |
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講師 | 西澤 仁(西澤技術研究所 代表) |
講師略歴 | 新潟大学工学部応用化学科卒、昭和電線ホールデング入社、ゴム、プラスチックス材料の物性、加工性の研究開発、製品設計、製造部門の業務に従事、芝浦工大客員教授、JICA海外技術指導員、日本ゴム協会技術委員会、MLS学会等のメンバーとして活躍(各種技術有功賞受賞)。その他、日本難燃材料研究会会長、学会役員として活躍。 |
受講料 | 45000円/1人(税別) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | ゴムタイムス社 |
配布方法 | |
お申込み | このセミナーに申込む |
プログラム
(1)ゴム技術の最近の進歩
自動車タイヤ、防振ゴム、合成ムの開発技術、免震積層ゴム
(2)ゴム弾性と配合(加硫系、補強剤、加工助剤、老防等)技術
ゴム弾性および配合剤による特性改良の秘密
(3)ゴムの混練技術の基本と進歩
(4)未加硫ゴムの流動性と混練技術との関係
(5)加工性(流動性、金型加硫、押出加工性)
設備及び金型設計の改良と進歩およびトラブル対策
(6)代表的な製品開発例
防振ゴム、振動減衰材料、耐熱性ゴム、高強度耐摩耗性材料
(7)今後のゴム技術に望まれる開発項目
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。