シリコーンを自由自在に使いこなし、あなたの強い味方にするための時間
受講可能な形式
趣旨
初夏の定番講座「なるほど 納得 シリコーン」は、今年で 6 年目を迎えます。それぞれの分野で活躍される技術のプロが、「シリコーン」を基礎から正確に学ぶための時間としても利用されており、既に多くの方々から感謝の言葉をいただいています。 全ての産業と何らかの接点を有するシリコーンは、広い視点と深い化学的理解が求められる化合物です。日本のシリコーンメーカー技術者は、レジン・オイル・カップリング剤・シーラント・ゴムなどの狭い領域だけを担当しています。ですから、シリコーンメーカーと接点があったとしても、全てに亘るシリコーン技術を学ぶ機会は永遠に訪れません。
本講座はほとんどのシリコーン領域について、技術と活用法、誤用例などをユーザーの視点と共に解説いたします。この年に 1 度だけの“希少な機会”を、是非ご活用ください。
受講対象者
日時 | 2017年7月7日10:30~16:30 |
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講師 | 材料技術研究所 技術コンサルタント 技術士(化学部門) 渡辺聡志氏 |
講師略歴 | |
受講料 | 48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | サイエンス&テクノロジー<S&T> |
配布方法 | |
お申込み |
プログラム
1. 教養としての基本的情報
1.1 シリコーン 誕生と工業材料の歴史
1.2 類似用語を明快解説
シリル・シラン・シラザン・シリカ・シロキシ・
シリコン・シロキサン・シラノール・シルセスキオキサン ・ ・
1.3 製造法と原価の構成 シリコーンの弱点を整理する
2. シリコーンの化学的理解
2.1 全ての性質が[分子間力の弱さ]に基因するという事実
2.2 多様な架橋方式とその特徴
2.3 シランカップリング剤の理論機構と現実挙動
2.4 ローボラタイルの本質と対応策
3. シリコーンゴムの配合設計 基礎入門
3.1 基本的な配合設計情報の開示
3.2 シリカが演ずる界面のナノ化学
3.3 混練と加工に必要な技術
3.4 耐熱性・難燃性・導電性・熱伝導性・透明性付与の着眼点
4. 使いこなすための実践知識
4.1 シリコーンに材料変更する場合の典型的失敗例
4.2 シリコーン系接着剤の選択定石
4.3 フッ素ゴム vs. シリコーンゴム どちらを選ぶか
4.4 シリコーンの安全性が保障できる範囲
□質疑応答・名刺交換□
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。